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明細書 :コースガイド

発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 特許公報(B2)
特許番号 特許第4644855号 (P4644855)
公開番号 特開2006-304996 (P2006-304996A)
登録日 平成22年12月17日(2010.12.17)
発行日 平成23年3月9日(2011.3.9)
公開日 平成18年11月9日(2006.11.9)
発明の名称または考案の名称 コースガイド
国際特許分類 A63B  69/12        (2006.01)
FI A63B 69/12
請求項の数または発明の数 8
全頁数 11
出願番号 特願2005-130243 (P2005-130243)
出願日 平成17年4月27日(2005.4.27)
審査請求日 平成20年4月8日(2008.4.8)
特許権者または実用新案権者 【識別番号】899000079
【氏名又は名称】学校法人慶應義塾
発明者または考案者 【氏名】仰木 裕嗣
個別代理人の代理人 【識別番号】100105647、【弁理士】、【氏名又は名称】小栗 昌平
【識別番号】100105474、【弁理士】、【氏名又は名称】本多 弘徳
【識別番号】100108589、【弁理士】、【氏名又は名称】市川 利光
審査官 【審査官】篠崎 正
参考文献・文献 特開平02-202439(JP,A)
特表2002-515095(JP,A)
特開平11-221373(JP,A)
調査した分野 A63B 69/12
特許請求の範囲 【請求項1】
コースロープに沿って水泳をする際の水泳方向をガイドするコースガイドであって、
前記コースロープの側方に配置される、水に浮く軟質素材で形成された帯状の軟質浮力体と、
帯状の前記軟質浮力体の長手方向における一側辺を前記コースロープに固定する固定部材と、
を備え、前記軟質浮力体に泳者の手が当たると、前記軟質浮力体の長手方向における他側辺の側が変形して水中に沈むことを特徴とするコースガイド。
【請求項2】
請求項1記載のコースガイドであって、
前記軟質浮力体は、前記コースロープの全長と同一の長さを有するコースガイド。
【請求項3】
請求項記載のコースガイドであって、
前記軟質浮力体は、前記コースロープの全長のN分の1(Nは2以上の整数)の長さを有するコースガイド。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項記載のコースガイドであって、
前記軟質浮力体は、前記コースロープの側方両側に配置されるコースガイド。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項記載のコースガイドであって、
前記固定部材は、前記軟質浮力体と一体化され、コースロープのフロートに固定されるベルト部材であるコースガイド。
【請求項6】
請求項1ないしのいずれか1項記載のコースガイドであって、
前記固定部材は、前記軟質浮力体と一体化され、前記コースロープのワイヤに固定されるフック、テープ、又は紐の少なくとも1つを含むコースガイド。
【請求項7】
請求項1ないしのいずれか1項記載のコースガイドであって、
前記コースロープを覆うカバー部材をさらに備えるコースガイド。
【請求項8】
請求項記載のコースガイドであって、
前記カバー部材は、前記浮力体と一体化されているコースガイド。
発明の詳細な説明 【技術分野】
【0001】
本発明は、コースロープに沿って水泳をする際の泳者をガイドするコースガイドに関する。
【背景技術】
【0002】
水泳用プールで水泳を行う場合、水泳用プールをコースロープで仕切ることにより泳者が泳ぐコースが形成される。このコースは、コースロープで仕切られているため、泳者は、コースロープに沿って泳ぐことにより、コースを直進することができる。特に、視角障害者は、コースロープに手が当たる感覚を基に泳ぐことによりコースを直進している。すなわち、コースの右端を泳ぎ、ストロークの度に手の一部をコースロープに接触させ、その感覚をたどって進むことで直進を維持するようにしている。
【0003】
しかし、コースロープは、ワイヤに複数のフロートを通したものであるため、身体をフロートに激しく接触した場合には、身体に傷害を負うことがあり得る。特に、視覚障害者の競技では、手を激しくコースロープに打ち付けて打撲や裂傷等を負う場合があった。このため、このような傷害の発生に対する対策の実用化が望まれている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、コースロープに沿って泳ぐ際に、コースロープへの接触の前に泳ぐ方向を変更することを可能とし、身体に傷害を負わないように泳ぐことができるコースガイドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のコースガイドは、コースロープに沿って水泳をする際の水泳方向をガイドするコースガイドであって、前記コースロープの側方に配置される、水に浮く軟質素材で形成された帯状の軟質浮力体と、帯状の前記軟質浮力体の長手方向における一側辺を前記コースロープに固定する固定部材と、を備え、前記軟質浮力体に泳者の手が当たると、前記軟質浮力体の長手方向における他側辺の側が変形して水中に沈むことを特徴とする
【0006】
コースロープの側方に軟質浮力体を固定部材で配置することで、コースロープに沿って泳ぐ際に、泳者は、軟質浮力体に手等の身体が当たる感覚をたよりに泳ぐことで、コースロープに接触する前に泳ぐ方向を変更することができる。また、軟質浮力体は、水泳中に、泳者の手等が接触した場合に、水中に沈む程度に変形するので、接触しても手等の身体に傷害を負うことはない。
【0007】
また、前記軟質浮力体が、帯状の形状であるため、収納する際に、コンパクトに纏めることが可能になり、着脱の際の運搬が容易になり、小さな収納スペースに収納できる。
【0008】
本発明のコースガイドは、前記軟質浮力体が、前記コースロープの全長と同一の長さを有するものを含む。軟質浮力体をコースロープの全長と同一の長さにすることで、軟質浮力体の両端をプール壁に固定することが可能になり、軟質浮力体がコースロープの長手方向に沿って移動することを防ぐことができる。
【0009】
本発明のコースガイドは、前記軟質浮力体が、前記コースロープの全長のN分の1(Nは2以上の整数)の長さを有するものを含む。軟質浮力体の長さを、コースロープの全長N分の1とすることで、軟質浮力体を短くすることが可能になり、コースロープへの取り付けを含む取り扱いを簡単におこなうことができる。
【0010】
本発明のコースガイドは、前記軟質浮力体が、前記コースロープの側方両側に配置されるものを含む。
【0011】
本発明のコースガイドは、前記固定部材が、前記軟質浮力体と一体化され、コースロープのフロートに固定されるベルト部材であるものを含む。
【0012】
本発明のコースガイドは、前記固定部材が、前記軟質浮力体と一体化され、前記コースロープのワイヤに固定されるフック、テープ、又は紐の少なくとも1つを含むものを含む。
【0013】
本発明のコースガイドは、前記コースロープを覆うカバー部材をさらに備えるものを含む。
【0014】
本発明のコースガイドは、前記カバー部材が、前記浮力体と一体化されているものを含む。カバー部材を浮力体と一体化することにより、浮力体とコースロープとの間の隙間をなくすことができ、誤って手が隙間にはいることがなくなる。
【発明の効果】
【0015】
以上説明したように、本発明によれば、コースロープに沿って泳ぐ際に、コースロープへの接触の前に泳ぐ方向を変更することを可能とし、身体に傷害を負わないように泳ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図であり、図2はその部分分解斜視図である。図1及び図2に示すコースガイド10は、コースロープ11の側方両側に配置する軟質浮力体12と、側方両側に配置した軟質浮力体12をコースロープ11に固定する固定部材13とを備え、軟質浮力体12に手等の身体が当たる感覚をたよりに泳ぐことで、コースロープ11に沿って水泳をする際の水泳方向(進行方向)をガイドするものである。
【0018】
コースロープ11は、ワイヤ15にフロート16が同軸上に取り付けられたものである。フロート16は、外径Dが100~150mmに形成された浮きである。
【0019】
軟質浮力体12は、長さL1がコースロープ11の全長のN分の1(Nは2以上の整数)で、幅W1が100~150mmで、厚さTが5mmの帯状の形状であり、ネオプレンやハイパロンなどの軟質材で比重が0.3に形成されたものである。軟質浮力体12の長さL1は、例えば2mに形成される。
【0020】
軟質浮力体12は、ネオプレンやハイパロンなどの軟質材で形成されているので、水泳中に、泳者の手等の身体が軟質浮力体12に接触した場合に、軟質浮力体12が水中に沈む程度に変形する。したがって、水泳中に、泳者の手等の身体が軟質浮力体12に接触しても、泳者の身体に傷害を負うことがない。
【0021】
また、軟質浮力体12は、帯状の形状であるので、収納する際にコンパクトに纏めることが可能になり、着脱の際の運搬が容易になり、小さな収納スペースに収納できる。
【0022】
さらに、軟質浮力体12の長さL1を、コースロープ11の全長のN分の1としているので、N個のコースガイドを用いることによりコースロープの全長にガイドを取り付けることができる。また、軟質浮力体12を短くすることが可能になり、コースロープ11への取り付けを含む取り扱いを簡単におこなうことができる。
【0023】
なお、軟質浮力体12の軟質材は、ネオプレンやハイパロンに限るものではなく、その他の軟質材を使用することが可能であることは言及するまでもない。
【0024】
固定部材13は、軟質浮力体12をコースロープ11のフロート16に固定するベルト部材であり、上側ベルト部材18及び下側ベルト部材19を備える。上側ベルト部材18はバックル部材21とタング部材22とからなり、下側ベルト部材19は、バックル部材21とタング部材22とからなる。
【0025】
上側ベルト部材18のバックル部材21は、バックルベルト24の基端部24Aが一方の軟質浮力体12の上面に縫い付けられ、先端部24Bを折り曲げた状態に縫い合わせて、折り曲げた部位にバックル25が取り付けられている。基端部24Aの縫付け距離S1は、例えば50mmである。
【0026】
上側ベルト部材18のタング部材22は、タングベルト27の基端部27Aが他方の軟質浮力体12の上面に縫い付けられ、先端部27Bの折り曲げた部位がタング28に取り付けられ、自由端となる先端が二重に折り曲げられた状態に縫い合わせることで抜止部27Cが形成されている。基端部27Aの縫付け距離S1は、例えば50mmである。
【0027】
先端部27Bの折り曲げた部位は縫い合わされていないので、タング28の位置を調整することができる。さらに、先端に抜止部27Cを形成することで、先端部27Bの折り曲げた部位が縫い合わされていなくても、タングベルト27からタング28が抜け出すことを阻止する。
【0028】
図3にバックルベルト及びバックル部材を示す。図3(A)に示すように、バックルベルト24は、帯状のポリプロピレン(PP)テープ(バルク材)31から形成される。この、バックルベルト24は、例えば長さL2が200mm、幅W2が30mmに形成され、さらに折り曲げた部位の長さL3が25mmに形成されている。そして、図3(B)に示すように、折り曲げた部位にバックル25が取り付けられる。
【0029】
図4にコースガイドのタングベルト及びタング部材を示す。図4(A)に示すように、タングベルト27は、帯状のポリプロピレン(PP)テープ(バルク材)32から形成される。このタングベルト27は、例えば長さL4が330mm、幅W2が30mmに形成され、さらに先端の抜止部27Cの長さL5が10mmに形成されている。そして、図4(B)に示すように、先端部27Bの折り曲げた部位に端具28が取り付けられる。
【0030】
下側ベルト部材19のバックル部材21は、バックルベルト24の基端部24Aが他方の軟質浮力体12の下面に縫い付けられ、タングベルト27の基端部27Aが一方の軟質浮力体12の下面に縫い付けられている。
【0031】
このような上側ベルト部材18及び下側ベルト部材19を用いて軟質浮力体12をコースロープ11のフロート16に固定する場合、上側ベルト部材18をコースロープ11の上側に延ばして、上側ベルト部材18のバックル25にタング28を差し込んで、バックル25にタング28を連結する。また、下側ベルト部材19をコースロープ11の下側に延ばして、下側ベルト部材19のバックル25にタング28を差し込んで、バックル25にタング28を連結する。これにより、上側ベルト部材18及び下側ベルト部材19でコースロープ11の側方両側に軟質浮力体12を配置(固定)できる。
【0032】
図1に示すように、固定部材13は、距離L6をおいて設けられ、軟質浮力体12の端部から距離L7をおいて設けられている。例えば、距離L6は60mmであり、距離L7は20mmである。
【0033】
図5は、本発明の第1の実施の形態のコースガイドの使用例を説明する図である。図5に示すように、コースロープ11の側方両側に軟質浮力体12を配置して固定部材13で固定することにより、コースロープ11に沿って泳ぐ際に、泳者30は、軟質浮力体12に手31等の身体が当たる感覚をたよりに泳ぐことで、コースロープ11に接触する前に泳ぐ方向を変更することができる。軟質浮力体12は、泳者31の手31等の身体が接触した場合には、水中33に沈む程度に変形するので、手31等の身体に傷害を負うことはない。
【0034】
また、複数の軟質浮力体12の表面を滑らかなものや、凹凸のあるものを、例えば交互に配置することで、泳者30の手31が触れた際に、表面の感触に基づいてコースの位置を確認することも可能である。
【0035】
なお、以上の説明では、固定部材13としてバックル25及びタング28を用いたが、バックル25及びタング28に代えて面状ファスナーを用いることも可能である。また、軟質浮力体12をコースロープの側方両側に設けたが、コースロープの一方にのみ設けてもよい。
【0036】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図である。図6に示すコースガイド40は、コースロープ11の上半分を覆うカバー部材41を備える点を除いて第1の実施形態のコースガイド10と同様であるので、カバー部材41について説明し、他の部分については説明を省略する。
【0037】
カバー部材41は、フロート16の上半分を覆うように、ハイパロン、ネオプレンやナイロン地で厚さ5mmの半円弧状に形成されている。カバー部材41の両側縁は、コースロープ11の側方両側に配置された一対の軟質浮力体12と縫い合わすことにより、一対の軟質浮力体12と一体化されている。なお、カバー部材41をメッシュ生地で形成することも可能である。
【0038】
このように、第2の実施形態のコースガイド40は、コースロープ11の上半分をカバー部材41で覆っているので、固定部材が露出せず外観性に優れる。また、カバー部材41と軟質浮力体12が一体化しているので、軟質浮力体12とコースロープ11との間の隙間をなくすことができ、誤って手が隙間にはいることを防止できる。
【0039】
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図である。図7に示すコースガイド45は、コースロープ11の上半分を覆うカバー部材46の略中央に開口部47を備える点を除いて第2の実施形態のコースガイド40と同様である。
【0040】
第3の実施形態のコースガイド45は、カバー部材46の略中央に開口部47を備えているので、カバー部材46内に泡(空気)が侵入した場合でも、侵入した泡を開口部47から外部に逃がすことができる。
【0041】
(第4の実施の形態)
図8は、本発明の第4の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図である。図8に示すコースガイド50は、軟質浮力体12をコースロープ11に固定する固定部材51を備える点を除いて第2の実施形態のコースガイド40と同様であるので、固定部材51について説明し、他の部分については説明を省略する。
【0042】
固定部材51は、テープ52の基端部52Aを軟質浮力体12の下面に取り付け、先端部52Bにフック53を取り付け、フック53をコースロープ11のワイヤ15にかけることで、コースロープ11の側方両側に軟質浮力体12を配置(固定)するものである。テープ52は、例えばPP樹脂製で幅30mmの帯状に形成したものである。なお、テープ52に代えて紐を使用することも可能である。
【0043】
第4の実施形態のコースガイド50は、固定部材51として、フック53、テープ52、紐などを用いることにより、固定部材51を簡単に構成でき、コースロープ11への取り付けを含む取り扱いを簡単におこなうことができる。
【0044】
(第5の実施の形態)
図9は、本発明の第5の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図である。図9に示すコースガイド55は、第4の実施形態のコースガイド50からカバー部材41を除去したもので、その他の構成は第4の実施形態のコースガイド50と同様である。
【0045】
第5の実施形態のコースガイド55は、カバー部材41を除去することにより、コースガイド55を簡単な構成にできる。
【0046】
(第6の実施の形態)
図10は、本発明の第6の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図である。図10に示すコースガイド60は、軟質浮力体12をコースロープ11に固定する固定部材61を備える点を除いて第1の実施形態のコースガイド40と同様であるので、固定部材61について説明し、他の部分については説明を省略する。
【0047】
固定部材61は、1本の紐であり、紐61の一端部61Aを一方の軟質浮力体12に取り付け、紐61の他端部61Bを他方の軟質浮力体12に取り付けたものである。
【0048】
第6の実施の形態のコースガイド60は、固定部材61を1本の紐とすることで、コースガイド60を一層簡単な構成にできる。
【0049】
なお、第2ないし第6の実施の形態の説明では、軟質浮力体12をコースロープの側方両側に設けたが、コースロープの一方にのみ設けてもよい。
【0050】
(第7の実施の形態)
図11は、本発明の第7の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図である。図11に示すコースガイド65は、第4の実施の形態のコースガイド50から一方の軟質浮力体12を除去したもので、その他の構成は第4の実施の形態のコースガイド50と類似する。
【0051】
すなわち、第7の実施の形態のコースガイド65は、質浮力体12をコースロープ11に固定する固定部材66を備えている。固定部材66は、一方のテープ52の基端部52Aを他方の軟質浮力体12の下面に取り付け、先端部52Bにフック53を取り付け、フック53をコースロープ11のワイヤ15にかけ、他方のテープ52の基端部52Aをカバー部材41の端部に取り付け、先端部52Bにフック53を取り付け、フック53をコースロープ11のワイヤ15にかけることで、コースロープ11の側方片側に軟質浮力体12を配置(固定)するものである。なお、テープ52に代えて紐を使用することも可能である。
【0052】
第7の実施の形態のコースガイド65は、コースロープ11の側方片側にのみ軟質浮力体12を配置(固定)した場合でも、コースロープを覆うカバー部材41を設けることができる。
【0053】
(第8の実施の形態)
図12は、本発明の第8の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図である。図12に示すコースガイド70は、第7の実施の形態の固定部材66を固定部材71に代えたもので、その他の構成は第7の実施の形態のコースガイド65と同様である。
【0054】
固定部材71は、1本の紐であり、紐71の一端部71Aを他方の軟質浮力体12に取り付け、紐71の他端部71Bをカバー部材41の端部に取り付けたものである。
【0055】
第8の実施形態のコースガイド70は、固定部材71を1本の紐とすることで、コースガイド70を一層簡単な構成にできる。
【0056】
また、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
【0057】
以上の説明では、軟質浮力体12の長さL1をコースロープ11の全長N分の1(Nは2以上の整数)に形成した例について説明したが、これに限らないで、軟質浮力体12をコースロープ11の全長と同一の長さを有することも可能である。軟質浮力体12をコースロープ11の全長と同一の長さにすることで、軟質浮力体12の両端をプール壁に固定することが可能になり、軟質浮力体12がコースロープ11の長手方向に沿って移動することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の第1の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図
【図2】本発明の第1の実施の形態のコースガイドの部分分解斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態のコースガイドのバックルベルト及びバックル部材を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態のコースガイドのタングベルト及びタング部材を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態のコースガイドの使用例を説明する図
【図6】本発明の第2の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図
【図7】本発明の第3の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す斜視図
【図8】本発明の第4の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図
【図9】本発明の第5の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図
【図10】本発明の第6の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図
【図11】本発明の第7の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図
【図12】本発明の第8の実施の形態のコースガイドの概略構成を示す断面図
【符号の説明】
【0059】
10、40、45、50、55、60、65、70 コースガイド
11 コースロープ
12 軟質浮力体
13、51、61、66、71 固定部材
15 ワイヤ
16 フロート
52 テープ
53 フック
61、71 紐
L1 軟質浮力体の長さ
図面
【図1】
0
【図2】
1
【図3】
2
【図4】
3
【図5】
4
【図6】
5
【図7】
6
【図8】
7
【図9】
8
【図10】
9
【図11】
10
【図12】
11