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明細書 :裁断屑均しユニット及びシュレッダー装置

発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 特許公報(B2)
特許番号 特許第5279082号 (P5279082)
公開番号 特開2010-284606 (P2010-284606A)
登録日 平成25年5月31日(2013.5.31)
発行日 平成25年9月4日(2013.9.4)
公開日 平成22年12月24日(2010.12.24)
発明の名称または考案の名称 裁断屑均しユニット及びシュレッダー装置
国際特許分類 B02C  18/22        (2006.01)
B02C  18/06        (2006.01)
FI B02C 18/22
B02C 18/06 A
請求項の数または発明の数 7
全頁数 10
出願番号 特願2009-141255 (P2009-141255)
出願日 平成21年6月12日(2009.6.12)
審査請求日 平成23年8月29日(2011.8.29)
特許権者または実用新案権者 【識別番号】599016431
【氏名又は名称】学校法人 芝浦工業大学
発明者または考案者 【氏名】佐伯 暢人
【氏名】柳原 隆司
個別代理人の代理人 【識別番号】100144048、【弁理士】、【氏名又は名称】坂本 智弘
審査官 【審査官】加藤 昌人
参考文献・文献 特開平06-215890(JP,A)
特開昭62-160698(JP,A)
特開2010-089039(JP,A)
特開2004-351273(JP,A)
特開2007-106584(JP,A)
特開2001-029823(JP,A)
特開2002-085994(JP,A)
実開昭63-141647(JP,U)
実開昭62-202344(JP,U)
実開平03-075843(JP,U)
実開昭48-111064(JP,U)
実公昭56-014381(JP,Y2)
実公昭51-040774(JP,Y2)
調査した分野 B02C 18/00-18/38
H05F 3/00- 3/06
特許請求の範囲 【請求項1】
裁断ユニットと、前記裁断ユニットの下方に配置され、前記裁断ユニットによって裁断された裁断屑を収容する裁断屑収容容器との間に配置された裁断屑均しユニットであって、
ユニット本体と、
前記ユニット本体に復動可能に取付けられ、前記裁断屑収容容器内にたまった前記裁断屑の偏りを均す均し具と、
前記均し具を復動させる駆動部と、を備え、
前記均し具は、カバー体に覆われている事を特徴とする裁断屑均しユニット。
【請求項2】
前記均し具に取付けられ、前記裁断屑にたまった電荷を除電する除電部材を備え、
前記カバー体は、前記均し具と前記除電部材とを覆っている事を特徴とする請求項1 に記載の裁断屑均しユニット。
【請求項3】
前記カバー体には、前記除電部材を露出させる貫通孔が少なくとも1つ以上設けられ、前記カバー体は、紙からなることを特徴とする請求項2に記載の裁断屑均しユニット。
【請求項4】
前記ユニット本体の内側に設けられ、前記裁断屑にたまった電荷を除電する除電部材を備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の裁断屑均しユニット。
【請求項5】
前記除電部材は、ブラシ状であることを特徴とする、請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の裁断屑均しユニット。
【請求項6】
前記除電部材は、シート状であることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の裁断屑均しユニット。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の裁断屑均しユニットを備える事を特徴とするシュレッダー装置。
発明の詳細な説明 【技術分野】
【0001】
本発明は、シュレッダー装置の内部に収容されている裁断屑を均して、裁断屑の高さをほぼ均一にする裁断屑均しユニット及びシュレッダー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シュレッダー装置に内蔵されている裁断ユニットにより裁断された裁断屑は、裁断ユニットの下方に配置される裁断屑収容容器内に落下する。
【0003】
通常、シュレッダー装置には裁断屑検知センサが設けられており、裁断屑収容容器が裁断屑で満杯になると、裁断屑検知センサがその状態を検知し、裁断ユニットの動作を強制的に停止するとともに、裁断層収容容器が裁断層で満杯であることを知らせるアラームを発する(例えば、赤色灯を点滅させる)。そして、シュレッダー装置の管理者が裁断層収容容器から裁断屑を取り出し、裁断屑収容容器を空にすると、裁断ユニットは動作可能の状態に復帰する。
【0004】
また、裁断屑を単に収容する場合、裁断屑の容積は裁断前のシートの容積よりも格段に大きくなる。そのため、裁断屑検知センサが裁断屑の高さが所定の高さに達した事を検知すると、裁断屑収容容器内の裁断屑を均して、更に裁断屑を裁断屑容器内に収容可能にする技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0005】

【特許文献1】特開平9-47681号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、非導電性物質である紙は、裁断ユニット内の導電性物質からなるカッターと擦れ合って裁断されるため、裁断屑は多量の静電気を帯びる。そのため、裁断ユニットから裁断屑収容容器に落下する裁断屑は、裁断屑収容容器に収容された裁断屑からのクーロン力により、容易に落下する事が出来ない。
【0007】
また、裁断屑収容容器に収容される裁断屑が多くなればなるほど、裁断屑収容容器に収容された裁断屑からのクーロン力は大きくなるため、裁断ユニットから落下する裁断屑は、裁断屑収容容器に収容されず、ユニット本体、均し具に付着する。そのため、図示しない裁断屑検知センサが裁断屑収容容器が裁断屑で満杯になったと誤認し、裁断ユニットの動作を停止することがあった。また、裁断屑の廃棄時に、帯電した裁断屑をユニット本体や、均し具から取り除く手間がかかっていた。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、裁断屑の付着を防ぎ、安定した動作が可能でメンテナンス性を向上させた裁断屑均しユニット、及びシュレッダー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明に係る裁断屑均しユニットは、裁断ユニットと、前記裁断ユニットの下方に配置され、前記裁断ユニットによって裁断された裁断屑を収容する裁断屑収容容器との間に配置された裁断屑均しユニットであって、ユニット本体と、前記ユニット本体に復動可能に取付けられ、前記裁断屑収容容器内にたまった前記裁断屑の偏りを均す均し具と、前記均し具を復動させる駆動部と、を備え、前記均し具は、カバー体に覆われている事を特徴とする。
【0010】
本発明によれば、除電部材が裁断屑と直接触れないように、均し具がカバー体で覆われているため、均し具への裁断屑の付着を防ぐことができる。
【0011】
また、本発明の裁断屑均しユニットにおいては、前記均し具に取付けられ、前記裁断屑にたまった電荷を除電する除電部材を備え、前記カバー体は、前記均し具と前記除電部材とを覆っている事を特徴とする。
【0012】
これにより、均し具に除電部材を設けたため、裁断屑の除電が可能になり、均し具やユニット本体への裁断屑の付着を防ぐことができる。
【0013】
また、本発明の裁断屑均しユニットにおいては、前記カバー体には、前記除電部材を露出させる貫通孔が少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする。
【0014】
これにより、カバー体による均し具への裁断屑の付着を抑えつつ、除電部材による裁断屑の除電を行うことができる。
【0015】
さらに、本発明の裁断屑均しユニットは、前記カバー体は紙からなることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の裁断屑均しユニットにおいては、前記ユニット本体の内側に設けられ、前記裁断屑にたまった電荷を除電する除電部材を備えたことを特徴とする。
【0017】
これにより、ユニット本体への裁断屑の付着を防ぐことができる。また、除電部材の設置量が増えるため、より裁断屑の除電をする事ができるようになり、ユニット本体だけでなく均し具やカバー体などに裁断屑が付着することを防ぐことができる。
【0018】
また、本発明の裁断屑均しユニットにおいては、前記除電部材は、ブラシ状であることが好ましい。
【0019】
また、本発明の裁断屑均しユニットにおいては、前記除電部材は、シート状であることが好ましい。
【0020】
本発明に係るシュレッダー装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の裁断屑均しユニットを備える事を特徴とする。
【0021】
本発明によれば、均し具やユニット本体に除電部材を設けたため、裁断屑の除電が可能になり、均し具やユニット本体への裁断屑の付着を防ぐことができる。更に、除電部材が裁断屑と直接触れないように、均し具と除電部材が絶縁体からなるカバーで覆われているため、均し具への裁断屑の付着を効果的に防ぐことができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明に係る裁断屑均しユニット、及びシュレッダー装置によれば、裁断屑の付着を防ぎ、安定した動作が可能でメンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係るシュレッダー装置と、本発明に係る裁断屑均しユニットの配置関係を示す断面図である。
【図2】本発明に係る裁断屑均しユニットの第1実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る裁断屑均しユニットを上面から見た場合の平面図である。
【図4】本発明に係る裁断屑均しユニットをプレート部材側から見た平面図である。
【図5】本発明に係る均し具、除電ブラシ、及びカバー体を説明する説明図である。
【図6】本発明に係る均し具の縦断面図である。
【図7】本発明に係る均し具の駆動部の概略図である。
【図8】本発明に係る均し具ユニットの駆動系統を示す概略図である。
【図9】本発明に係る裁断屑均しユニットの第2実施形態を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る裁断屑均しユニットの第2実施形態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る裁断屑均しユニットの第3実施形態を示す斜視図である。

【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】
図1は、シュレッダー装置40と、本発明に係る裁断屑均しユニットとしての裁断屑均しユニット1の配置関係を示す断面図である。シュレッダー装置40は、箱状の本体41と、本体41の内部に配置されシート投入口44から投入された紙Pを裁断する裁断ユニット46と、裁断ユニット46の下方に配置され裁断屑Qを収容する裁断屑収容容器45とからなる。また、本体41の前面には扉43が設けられ、本体41の内部は仕切り板42で上部空間と下部空間に仕切られている。ここで、裁断ユニット46と裁断屑均しユニット1は上部空間に配置され、裁断屑収容容器45は下部空間に配置されている。そして、裁断屑均しユニット1は、裁断ユニット46の下方に配置され、裁断ユニット46と裁断ユニット46によって裁断された裁断屑Qを収容する裁断屑収容容器45との間に配置されている。
【0026】
図2は、本発明に係るシュレッダー装置用の裁断屑均しユニットの第1実施形態を示す斜視図である。尚、図2は、裁断屑均しユニット1の動作状態における上下方向が逆になるように示している。裁断屑均しユニット1は、ユニット本体2と、ユニット本体2に復動可能に取付けられ、裁断屑収容容器45内にたまった裁断屑Qの偏りを均す均し具5と、均し具5を復動させる駆動部10と、を備え、均し具5は、絶縁体からなるカバー体7に覆われている。
【0027】
モーター18は裁断屑均しユニット1のユニット本体2の内壁に取付けられ、ユニット本体2の内部に、一対のプレート部材4A、4Bに保持される7枚の均し具5が設けられている。そして、プレート部材4の端部にはモーター18の動作により回動する支持軸16、17が貫通している。支持軸16、17は一方をモーター18の動力を受ける駆動部10に固定され、他方は取付金具8の端部に固定されている。
【0028】
取付金具8は、一方の端部に支持軸17、18を固定し、他方の端部は回動自在にユニット本体2に取付けられる。これにより、モーター18の駆動によって、支持軸17、18が回動し、均し具ユニット3が、ユニット本体2の上方(裁断ユニット46側)と下方(裁断屑収容容器45側)とに復動して、ユニット本体2の下方にある裁断屑を均す。
【0029】
図3は、裁断屑均しユニット1を上面から見た場合の平面図である。図4は裁断屑均しユニット1をプレート部材4A側から見た平面図である。図3、図4に示すように、ユニット本体2のモーター18が取付けられる枠体の外側には、外装ケース9が取付けられている。尚、外装ケース9の内側には、後述するようにモーター18のシャフトに取付けられた駆動プーリー11、プレート部材4と均し具5を駆動させる被動プーリー13、14等が配置されている。
【0030】
図4は、均し具ユニット3がユニット本体2から最も下がっている状態を示している。この状態では、後述する支持軸16、17(図8参照)が下方に向いており、プレート部材4と均し具5がユニット本体2の底面よりも下方に位置している。また、プレート部材4の下方に向けて均し具5の先端部が突き出ているため、モーター18の駆動により支持軸16、17を回転し、均し具5が回動することで、均し具5の先端部が裁断屑収容容器内の裁断屑を均す。
【0031】
図5は、均し具5、除電ブラシ6、及びカバー体7を説明する説明図である。均し具5は、裁断屑Qにたまった電荷を除電するブラシ状の除電部材として除電ブラシ6を備え、カバー体7は均し具5と除電ブラシ6とを覆っている。均し具5には、除電ブラシ6が均し具5と電気的に接するように、粘着テープ6a(例えばアルミテープ)で取付けられている。尚、除電ブラシ6の取付方法としては、金属板を均し具5にネジ等で固定し、金属板と均し具5で除電ブラシを挟持するように取付けてもいいし、導電性接着剤等を用いて取付けてもよい。また、均し具5は、プレート部材4とユニット本体2を介して、シュレッダー装置40の金属部分に電気的に接続され、接地(アース)されている。そのため、均し具5に取付けられる除電ブラシ6も接地(アース)され、裁断屑を除電出来る。
【0032】
また、カバー体7は、除電ブラシ6を露出させる貫通孔7aが少なくとも1つ以上設けられている。ここではカバー体7は絶縁体である紙(例えば、スノーマット等のコーティング紙)からなる。そして、裁断屑Qはカバー体7の複数の貫通孔7aを介して除電ブラシ6により除電される。これにより裁断屑Qの除電を行え、更にカバー体7による裁断屑Qの均し具5へ接触を防ぐことができるため、裁断屑Qの均し具5やユニット本体2への付着を防ぐことができる。
【0033】
図6は、本発明に係る均し具5の縦断面図である。図6に示すように、各均し具5は厚みT(プレート部材4の長さ方向における長さ)が上方から下方に向かって小さくなるテーパ形状をなす縦断面を有している。そして、先述のように均し具5の側面には除電ブラシ6が取付けられている。ここでは、除電ブラシ6の上端部6aは、均し具5の中間部付近に設定されているが、より上方に設定してもよい。
【0034】
図7は、本発明に係る均し具の駆動部10の概略図である。均し具の駆動部10は、ユニット本体2の側壁の外側に取付けられる外装ケース9の内側に配置されている。
【0035】
図7に示すように、モーター18のシャフトに駆動プーリー11が取付けられ、駆動プーリー11は駆動ベルト12を介して、モーター18の動力を支持軸16、17を駆動させる二つの被動プーリー13、14に伝える。さらに、適当な箇所にテンションローラー15が取り付けられており、テンションローラーl5は駆動ベルト12の張力を適度な値に維持している。
【0036】
図8は均し具ユニット3の駆動系統を示す概略図である。ここでは、プレート部材4と均し具5が、上がっている状態を示している。プレート部材4A、4Bには、両端に貫通孔4a、4bが形成されている。貫通孔4a、4bの各々には支持軸16、17の一端が貫通しており支持軸16、17の他端はそれぞれ被動プーリー13、14に取り付けられている。
【0037】
支持軸16は、プレート部材4A、4Bを貫通する第1直線部分16aと、第1直線部分16aに対して直角に屈曲している第2直線部分16bと、第2直線部分16b対して直角に屈曲し、第1直線部分16aと平行に延び、被動プーリー13に取り付けられている第3直線部分16cと、からなっている。
【0038】
同様に、支持軸17は、プレート部材4A、4Bを貫通する第1直線部分17aと、第1直線部分17aに対して直角に屈曲している第2直線部分17bと、第2直線部分17b対して直角に屈曲し、第1直線部分17aと平行に延び、被動プーリー14に取り付けられている第3直線部分17cと、からなっている。
【0039】
モーター18の駆動により駆動プーリー11が回転すると、駆動ベルト12を介して被動プーリー13、14が回転する。そして、被動プーリー13、14にそれぞれ固定された支持軸16、17が回転する。ここで支持軸16、17には第1直線部分16a、17aと、第1直線部分16a、17aと平行している第3直線部分16c、17cと、第1直線部分16a、17aと第3直線部分16c、17cの間に、これらに対して垂直に屈曲する第2直線部分16b、17bが設けられている。そのため、被動プーリー13、14の回転を受けて支持軸16、17が回転すると、第1直線部分16a、17aは第3直線部分16c、17cを中心軸とするように回動し、均し具ユニット3が上方から下方へ回動するように往復駆動する。
【0040】
また、プレート部材4Bは取付金具8で回動可能に固定されているため、均し具ユニット3はモーター18の駆動に合わせて上方から下方に回動するように容易に往復駆動できる。これにより、モーター18を駆動させると、均し具5が回動駆動し、裁断屑収容容器内に積層する裁断屑を均すことが出来る。尚、ここでは、プレート部材4を貫通する支持軸16、17が被動プーリー13、14に取付けられる構造としたが、プレート部材4A側にも取付金具8を備え、該取付金具8が被動プーリー13、14の回転に応じて回動するように固定されるようにしてもよい。
【0041】
図9、図10は、本発明に係るシュレッダー装置用の裁断屑均しユニットの第2実施形態を示す斜視図である。本実施形態に係る裁断屑均しユニット21は、ユニット本体22の内側に、裁断屑Qにたまった電荷を除電する除電ブラシ29を備えている。尚、裁断屑均しユニット21は、第1実施形態の裁断屑均しユニット1と同様に、均し具25には除電ブラシ26が取付けられ、均し具25と除電ブラシ26は、カバー体27に覆われている。
【0042】
ユニット本体22に取付けられている除電ブラシ29Aと除電ブラシ29Cは、粘着テープ29aなどでユニット本体22の内側に電気的に接続するように取付けられている。また、除電ブラシ29Bは、均し具25と平行になるようにユニット本体22の内側に設けられる橋架部22aに電気的に接続するように取付けられている。ここで、橋架部22aは、金属等の導電体からなり、ユニット本体22と電気的に接するように固定されている。そのため、各除電ブラシ29は、ユニット本体22を介してシュレッダー装置の金属部に接地(アース)されている。
【0043】
そして、除電ブラシ29は、裁断屑収容容器45内に積層する裁断屑を均す際に、積層する裁断屑に接するように設定されている。そのため、裁断屑収容容器45内に積層する裁断屑を除電でき、裁断ユニット46で裁断されて裁断屑収容容器45に落下してくる裁断屑が、クーロン力によりカバー体27や、ユニット本体22に付着することを防止できる。
【0044】
ここでは、除電ブラシ29を3カ所に取付けたが、ユニット本体22のモーター20側に裁断屑が付着する場合は、この場所にも取付けてもよい。逆に、裁断屑が付着しにくい場所には、除電ブラシ29を取付けないようにしてもよい。
【0045】
図11は、本発明に係るシュレッダー装置用の裁断屑均しユニットの第3実施形態を示す斜視図である。本実施形態に係る裁断屑均しユニット31は、均し具ユニット33の周囲に、シート状の除電部材として除電シート39を設けている事を特徴とする。尚、裁断屑均しユニット31は、第1実施形態の裁断屑均しユニット1と同様に、均し具35には除電ブラシ36が取付けられ、均し具35と除電ブラシ36がカバー体37に覆われている。尚、ここでは均し具35に取付けられる除電部材はブラシ状としたが、シート状の除電部材にしてもよい。
【0046】
除電シート39は、粘着テープでユニット本体32や、ユニット本体32に橋架される橋架部32aに電気的に接するように取付けられている。そして、除電シート39は、除電ブラシ36と同様に導電性素子からなり、ここではカーボン繊維からなる。
【0047】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。ここでは、除電部材が均し具やユニット本体を介してシュレッダー装置40の金属部分に接地している構成としたが、本発明はこれに限定されず、除電部材がシュレッダー装置の金属部分等に直接電気的に接続される構成としてもよい。そのため、ユニット本体と均し具は必要に応じて各種導電材料や絶縁材料で構成することができる。また、均し具や除電ブラシ、除電シートはカーボン繊維からなる構成としたが、本発明はこれに限定されず、導電性フィラーを用いた各種合成樹脂、金属等であってもよい。
【符号の説明】
【0048】
1・・・裁断屑均しユニット
2・・・ユニット本体
3・・・均し具ユニット
4・・・プレート部材
5・・・均し具
6・・・除電ブラシ
7・・・カバー体
8・・・取付金具
9・・・外装ケース
10・・・均し具駆動部
16、17・・・支持軸
18・・・モーター
22a・・・橋架部
40・・・シュレッダー装置
45・・・裁断屑収容容器
46・・・裁断ユニット
図面
【図1】
0
【図2】
1
【図3】
2
【図4】
3
【図5】
4
【図6】
5
【図7】
6
【図8】
7
【図9】
8
【図10】
9
【図11】
10