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明細書 :保健指導システム

発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 特許公報(B2)
特許番号 特許第5445830号 (P5445830)
公開番号 特開2010-277476 (P2010-277476A)
登録日 平成26年1月10日(2014.1.10)
発行日 平成26年3月19日(2014.3.19)
公開日 平成22年12月9日(2010.12.9)
発明の名称または考案の名称 保健指導システム
国際特許分類 G06Q  50/22        (2012.01)
FI G06Q 50/22 130
請求項の数または発明の数 6
全頁数 25
出願番号 特願2009-131445 (P2009-131445)
出願日 平成21年5月29日(2009.5.29)
審査請求日 平成24年5月11日(2012.5.11)
特許権者または実用新案権者 【識別番号】504132272
【氏名又は名称】国立大学法人京都大学
発明者または考案者 【氏名】安藤 昌彦
個別代理人の代理人 【識別番号】100084375、【弁理士】、【氏名又は名称】板谷 康夫
【識別番号】100121692、【弁理士】、【氏名又は名称】田口 勝美
【識別番号】100125221、【弁理士】、【氏名又は名称】水田 愼一
審査官 【審査官】山内 裕史
参考文献・文献 特開平11-332845(JP,A)
特開2005-353088(JP,A)
特開2006-099301(JP,A)
特開2008-033909(JP,A)
特開2002-032486(JP,A)
特開2002-149828(JP,A)
特開2003-085293(JP,A)
調査した分野 G06Q 50/22
特許請求の範囲 【請求項1】
電気通信回線を介して互いに接続される少なくとも3台のコンピュータを備えた保健指導システムにおいて、
サーバと、参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとを備え、
前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部と、該サーバ全体を制御するサーバ用制御手段とを備え、
前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段と、該指導者用コンピュータ全体を制御する指導者用制御手段とを備え、
前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段と、該参加者用コンピュータ全体を制御する参加者用制御手段とを備え、
前記記憶部は、
参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、
参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、
参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶し、
前記サーバ用制御手段は、
前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行い、
該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させ、
該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させ
該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定し、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成し、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出し、
さらに、該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出し、
該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた前記グループナンバーを特定し、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定し、
前記参加者用制御手段は、
前記参加者用表示手段に、前記変移グラフと前記増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された前記日付及び前記体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された前記参加者コメントまたは前記指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を表示させ、
該参加者用表示手段に、特定された全ての前記参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を表示させ、
該参加者データ表示画面に、該体重数値を表示させないことを特徴とした保健指導システム。
【請求項2】
前記記憶部は、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶し、
前記参加者用コンピュータは、前記食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、
前記参加者用制御手段は、
前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させ、
前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面は、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えることを特徴とした請求項に記載の保健指導システム。
【請求項3】
前記指導者用制御手段は、前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に該個人データ表示画面または該参加者データ表示画面を表示させることを特徴とした請求項1又は請求項に記載の保健指導システム。
【請求項4】
参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとに電気通信回線を介して接続されるサーバを用いて保健指導を行う保健指導プログラムにおいて、
前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部を備え、
前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段とを備え、
前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段とを備え、
前記記憶部に、参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶させるステップと、
前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行わせるステップと、
該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させるステップと、
該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させるステップと、
該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定させ、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成させ、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出させるステップと、
該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出させるステップと、
該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、該変移グラフと該増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された該日付及び該体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された該参加者コメントまたは該指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、
該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた該グループナンバーを特定させ、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定させるステップと、
該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、特定された全ての該参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、
該参加者データ表示画面に該体重数値を表示させないステップと、を前記サーバに実行させることを特徴とした保健指導プログラム。
【請求項5】
前記参加者用コンピュータは、食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、
前記記憶部に、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、前記食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶させるステップと、
前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させるステップと、
前記参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面に、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えさせるステップと、を前記サーバに実行させることを特徴とした請求項に記載の保健指導プログラム。
【請求項6】
前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に該個人データ表示画面または該参加者データ表示画面を表示させるステップを前記サーバに実行させることを特徴とした請求項4又は請求項に記載の保健指導プログラム。
発明の詳細な説明 【技術分野】
【0001】
本発明は、指導者が参加者の体重数値、参加者が摂取した食事の写真、及び参加者コメントに基づいて保健指導を行うことができ、参加者は、他の参加者についての保健指導の内容を参照することができる保健指導システムに関する。
【背景技術】
【0002】
我が国では、肥満がもたらす心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病対策が問題視された結果、2008年4月から保健指導が義務化された。保健指導は、指導を受ける参加者に対して継続的に実施されるため、場所や時間などの制約を受けるという問題があった。そこで、保健指導は、場所や時間などの制約を受けにくい電子メールを用いて実施されることが多い。しかしながら、指導者は、電子メールを用いて複数の参加者を指導すると、電子メールのやり取りが頻繁になされるため、電子メールの管理が煩雑になるという問題があった。指導者は、電子メールの送受信や管理に手間がかかるため、複数の参加者に対して効率良くかつ適切に保健指導を行うことができない場合があった。
【0003】
そこで、健診データや生活習慣データに基づいて、予め用意された保健指導の内容が選択されることにより、保健指導の質を保つ技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、所定のタイミングで測定された体重、摂取エネルギー、または消費エネルギーに基づいて行われる保健指導を支援する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、電子メールによる保健指導においては、参加者は、他の参加者の指導内容を参照にすることができなかった。そこで、参加者が、他の参加者の体重、体脂肪、または血圧等を参照することにより、健康の維持に努めることができる技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1に示される技術においては、指導者から指導を受ける者に対する保健指導の内容が選択されるものであり、指導者と指導を受ける者が互いにコメントをやり取りすることはできなかった。また、特許文献2に示される技術においては、体重、摂取エネルギー、または消費エネルギーに基づいて行われる保健指導を支援することができるが、指導を受ける者が摂取した食事の写真を保健指導に利用することができなかった。さらに、特許文献3に示される技術においては、参加者は、他の参加者に、自己の体重、体脂肪、または血圧等の具体的なデータを知られるという問題があった。
【先行技術文献】
【0005】

【特許文献1】特開2009-31900号公報
【特許文献2】特開2008-33909号公報
【特許文献3】特開2006-99301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、指導者及び参加者は、互いにコメントを書込むことができ、指導者は、参加者の体重数値、参加者が摂取した食事の写真、及び参加者コメントに基づいて保健指導を行うことができ、さらには、参加者は、体重数値を除く他の参加者についての保健指導の内容を参照することができる保健指導システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、電気通信回線を介して互いに接続される少なくとも3台のコンピュータを備えた保健指導システムにおいて、サーバと、参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとを備え、前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部と、該サーバ全体を制御するサーバ用制御手段とを備え、前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段と、該指導者用コンピュータ全体を制御する指導者用制御手段とを備え、前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段と、該参加者用コンピュータ全体を制御する参加者用制御手段とを備え、前記記憶部は、参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶し、前記サーバ用制御手段は、前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行い、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させ、該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させ、該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定し、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成し、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出し、さらに、該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出し、該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた前記グループナンバーを特定し、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定し、前記参加者用制御手段は、前記参加者用表示手段に、前記変移グラフと前記増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された前記日付及び前記体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された前記参加者コメントまたは前記指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を表示させ、該参加者用表示手段に、特定された全ての前記参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を表示させ、該参加者データ表示画面に、該体重数値を表示させないものである。

【0011】
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記記憶部は、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶し、前記参加者用コンピュータは、前記食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、前記参加者用制御手段は、前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させ、前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面は、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えるものである。

【0012】
請求項の発明は、請求項1又は請求項に記載の発明において、前記指導者用制御手段は、前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させるものである。

【0013】
請求項の発明は、参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータと、参加者に使用される参加者用コンピュータとに電気通信回線を介して接続されるサーバを用いて保健指導を行う保健指導プログラムにおいて、前記サーバは、参加者の体重を体重数値として記憶する記憶部を備え、前記指導者用コンピュータは、データまたは命令が入力される指導者用入力手段と、データを表示する指導者用表示手段とを備え、前記参加者用コンピュータは、データまたは命令が入力される参加者用入力手段と、データを表示する参加者用表示手段とを備え、前記記憶部に、参加者に割り当てられた参加者IDと、指導者に割り当てられた指導者IDと、該参加者ID及び該指導者IDをグループとして管理するグループナンバーとを関連付けて記憶するユーザIDテーブルと、参加者の参加者IDと、該参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、該体重数値が測定された日付とを関連付けて記憶する体重データテーブルと、参加者によるコメントを参加者コメントとし、参加者に対する指導者によるコメントを指導者コメントとして、該参加者コメント及び該指導者コメントを該参加者IDと関連付けて記憶するコメントデータテーブルとを記憶させるステップと、前記参加者用入力手段または前記指導者用入力手段に前記参加者IDまたは前記指導者IDが入力されたことに応じて、前記ユーザIDテーブルを参照することにより該参加者IDまたは該指導者IDの認証を行わせるステップと、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記体重数値が入力されたとき、該参加者ID、前記日付、及び該体重数値を関連付けて前記体重データテーブルに記憶させ、該参加者IDが認証された状態であって、該参加者用入力手段に前記参加者コメントが入力されたとき、該参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて前記コメントデータテーブルに記憶させるステップと、該指導者IDが認証された状態であって、該指導者用入力手段に前記指導者コメントが入力されたことに応じて、該指導者ID及び該指導者コメントを関連付けて該コメントデータテーブルに記憶させるステップと、該体重データテーブル及び該コメントデータテーブルに記憶されている該参加者IDから、認証した該参加者IDを特定させ、該体重データテーブルにおいて、特定された該参加者IDに関連付けられた該日付及び該体重数値に基づいて、該体重数値の日々の変化を示す変移グラフを作成させ、最も古い該日付に関連付けられた該体重数値を基準値として、全ての該体重数値について該基準値との差分を増減値として算出させるステップと、該コメントデータテーブルから特定された該参加者IDに関連付けられた該参加者コメントまたは該指導者コメントを抽出させるステップと、該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、該変移グラフと該増減値を表示するグラフ表示窓と、抽出された該日付及び該体重数値を表示する体重数値表示窓と、抽出された該参加者コメントまたは該指導者コメントを表示するコメント表示窓とを備える個人データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、該ユーザIDテーブルから、認証した該参加者IDに関連付けられた該グループナンバーを特定させ、さらに、特定された該グループナンバーに関連付けられた全ての該参加者IDを特定させるステップと、該参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、特定された全ての該参加者IDについての該グラフ表示窓及び該コメント表示窓を備える参加者データ表示画面を該参加者用表示手段に表示させるステップと、該参加者データ表示画面に該体重数値を表示させないステップと、を前記サーバに実行させるものである。

【0017】
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記参加者用コンピュータは、食事写真を取込む写真取込手段をさらに備え、前記記憶部に、前記参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、前記食事写真とを関連付けて記憶する食事データテーブルをさらに記憶させるステップと、前記指導者IDが認証された状態であって、前記写真取込手段に前記食事写真が取込まれ、さらに前記参加者用入力手段に前記食事種別が入力されたことに応じて、前記食事テーブルに該参加者IDと、該食事写真が取込まれた日付と、該食事種別と、該食事写真とを関連付けて記憶させるステップと、前記参加者用入力手段に所定の命令が入力されたことに応じて、前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面に、前記食事テーブルにおいて前記参加者IDに関連付けられた前記食事種別及び前記食事写真を表示する食事データ表示窓をさらに備えさせるステップと、を前記サーバに実行させるものである。

【0018】
請求項の発明は、請求項4又は請求項に記載の発明において、前記指導者IDが認証された状態であって、前記指導者用入力手段に前記個人データ表示画面または前記参加者データ表示画面を表示させる命令が入力されたことに応じて、前記指導者用表示手段に該個人データ表示画面または該参加者データ表示画面を表示させるステップを前記サーバに実行させるものである。

【発明の効果】
【0019】
請求項1の発明によれば、保健指導システムは、参加者用コンピュータに入力された参加者の体重数値や参加者コメント等及び指導者用コンピュータに入力された指導者コメントを、参加者IDと関連付けてサーバ上のデータベースに記憶させる。これにより、指導者及び参加者は、任意のタイミングでコメントを書込むことができる。指導者は、参加者の体重数値及び参加者コメントを時系列に参照することができるため、電子メールを用いて保健指導を行う場合に比べて、簡便かつ効率良く保健指導を行うことができる。また、参加者用コンピュータは、参加者IDが認証された参加者の体重数値やその変移グラフ、増減値、参加者コメント及び指導者コメントを参加者用表示手段に表示させるので、参加者は、自己の体重数値の変移や指導者からの指導内容を知ることができる。また、参加者用コンピュータは、自己と同グループに属する他の参加者についての体重の変移、参加者コメント及び指導者コメントを参加者用表示手段に表示させるので、参加者は、他の参加者の状況や他の参加者に対する指導者コメントを参照することができる。これにより、参加者は、互いに刺激しあいながら健康管理に取り組むことができる。さらに、参加者データ表示画面は、参加者の体重数値を表示しない。これにより、参加者は、他の参加者に自己の体重数値を知られることなく、他の参加者のデータや他の参加者に対する指導者コメントを参照することができる。

【0023】
請求項の発明によれば、保健指導システムは、参加者用コンピュータに入力された参加者の食事写真や食事種別等を、参加者IDと関連付けてサーバ上のデータベースに記憶させる。参加者用コンピュータは、食事写真や食事種別等を参加者用表示手段に表示させるので、参加者は、食事についての具体的なデータに基づいた保健指導を受けることができる。

【0024】
請求項の発明によれば、指導者用コンピュータは、参加者の体重数値やその変移グラフ、増減値、参加者コメント及び指導者コメントを指導者用表示手段に表示させるので、指導者は、参加者に対して具体的なデータに基づいた保健指導を効率良く行うことができる。

【0025】
請求項の発明によれば、サーバは、参加者用コンピュータに入力された参加者の体重数値や参加者コメント等及び指導者用コンピュータに入力された指導者コメントを、参加者IDと関連付けてサーバ上のデータベースに記憶させることができる。また、サーバは、参加者IDが認証された参加者の体重数値やその変移グラフ、増減値、参加者コメント及び指導者コメントを参加者用表示手段に表示させることができる。さらに、サーバは、参加者と同グループに属する他の参加者についての体重の変移、参加者コメント及び指導者コメントを参加者用表示手段に表示させることができる。

【0029】
請求項の発明によれば、サーバは、参加者用コンピュータに入力された参加者の食事写真や食事種別等を、参加者IDと関連付けてサーバ上のデータベースに記憶させ、食事写真や食事種別等を参加者用表示手段に表示させることができる。

【0030】
請求項の発明によれば、サーバは、参加者の体重数値やその変移グラフ、増減値、参加者コメント及び指導者コメントを指導者用表示手段に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施形態に係る保健指導システムの構成図。
【図2】上記保健指導システムのサーバに保持されるユーザIDテーブルの構成図。
【図3】上記サーバに保持される体重テーブルの構成図。
【図4】上記サーバに保持されるコメントデータテーブルの構成図。
【図5】上記サーバに保持される食事データテーブルの構成図。
【図6】上記保健指導システムの参加者用コンピュータに表示されるスタート画面の一例を示す図。
【図7】上記参加者用コンピュータに表示される参加者データ表示画面の一例を示す図。
【図8】上記参加者用コンピュータに表示される個人データ表示画面の一例を示す図。
【図9】上記保健指導システムの指導者用コンピュータに表示されるスタート画面の一例を示す図。
【図10】上記指導者用コンピュータに表示される参加者データ表示画面の一例を示す図。
【図11】上記保健指導システムにおける参加者用コンピュータによる各種動作処理のフローチャート。
【図12】上記保健指導システムにおける指導者用コンピュータによる各種動作処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本発明の実施形態に係る保健指導システムについて図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る保健指導システム1の構成を示す。保健指導システム1は、サーバ2と、参加者に対して保健指導を行う指導者に使用される指導者用コンピュータ3及び4と、参加者に使用される参加者用コンピュータ5乃至8とを備え、それぞれケーブルLを介してインターネットNに接続されている。

【0033】
サーバ2は、データまたは命令が入力されるキーボード2aと、データを表示するモニタ2bと、データを送受信するためにインターネットNに接続する接続装置2cと、サーバ2全体を制御するCPU2d(サーバ用制御手段)と、データベース9を記憶する記憶部2eとを備える。データベース9は、参加者及び指導者を識別するためのデータを保持するユーザIDテーブル91と、参加者の体重についてのデータを保持する体重データテーブル92と、参加者及び指導者によるコメントについてのデータを保持するコメントデータテーブル93と、参加者の食事についてのデータを保持する食事データテーブル94とで構成される。

【0034】
指導者用コンピュータ3は、データまたは命令が入力されるキーボード3a(指導者用入力手段)と、データを表示するモニタ3b(指導者用表示手段)と、データを送受信するためにインターネットNに接続する接続装置3cと、指導者用コンピュータ3全体を制御するCPU3d(指導者用制御手段)とを備える。指導者用コンピュータ4は、指導者用コンピュータ3と同じ構成である。ここに、指導者用コンピュータ3は、指導者IDとして「I01」が割り当てられた指導者Aに使用され、指導者用コンピュータ4は、指導者IDとして「I02」が割り当てられた指導者Bに使用されるものとする。

【0035】
参加者用コンピュータ5は、データまたは命令が入力されるキーボード5a(参加者用入力手段)と、データを表示するモニタ5b(参加者用表示手段)と、データを送受信するためにインターネットNに接続する接続装置5cと、参加者用コンピュータ5全体を制御するCPU5d(参加者用制御手段)とを備える。また、参加者用コンピュータ5は、参加者が摂取した食事の写真を食事写真として記憶するSDカードやメモリスティック等から、食事写真を取込むためのメモリカードスロット5e(写真取込手段)を備える。参加者用コンピュータ6乃至8は、参加者用コンピュータ5と同じ構成である。ここに、参加者用コンピュータ5は、参加者IDとして「C01」が割り当てられた参加者Aに使用され、参加者用コンピュータ6は、参加者IDとして「C02」が割り当てられた参加者Bに使用され、参加者用コンピュータ7は、参加者IDとして「C03」が割り当てられた参加者Cに使用され、参加者用コンピュータ8は、参加者IDとして「C04」が割り当てられた参加者Dに使用されるものとする。本システム1は、例えば、参加者IDとして「C05」が割り当てられた参加者Eや、「C06」が割り当てられた参加者F等に使用される参加者用コンピュータをさらに備えていてもよい。

【0036】
また、各参加者IDは、所定のグループナンバーと関連付けられており、このグループナンバーによりグループ単位で管理される。ここに、参加者Aの参加者ID「C01」、参加者Bの参加者ID「C02」、及び参加者Cの参加者ID「C03」は、グループナンバーとして「G01」と関連付けられており、参加者Dの参加者ID「C04」は、グループナンバーとして「G02」と関連付けられている。また、各指導者IDについても、参加者IDと同様に、所定のグループナンバーと関連付けられており、このグループナンバーによりグループ単位で管理される。ここに、指導者Aの指導者ID「I01」は、グループナンバーとして「G01」と関連付けられており、指導者Bの指導者ID「I02」は、グループナンバーとして「G02」と関連付けられている。これより、グループナンバー「G01」には、指導者ID「I01」、参加者ID「C01」、参加者ID「C02」、及び参加者ID「C03」が属する。これは、参加者ID「C01」乃至「C03」が割り当てられた参加者A乃至Cは、指導者ID「I01」が割り当てられた指導者Aによって保健指導がなされることを示す。

【0037】
次に、サーバ2、指導者用コンピュータ3及び4、参加者用コンピュータ5乃至8の各制御構成について説明する。本実施形態において、指導者用コンピュータ3及び4についてはそれぞれ同構成であり、同様に、参加者用コンピュータ5乃至8ついてはそれぞれ同構成であるため、以後、指導者用コンピュータ3と参加者用コンピュータ5を例に説明する。サーバ2のCPU2dは、指導者用コンピュータ3のキーボード3aに指導者ID及びパスワードが入力されたことに応じて、ユーザIDテーブル91を参照することにより該指導者IDの認証を行う。同様に、CPU2dは、参加者用コンピュータ5のキーボード5aに参加者ID及びパスワードが入力されたことに応じて、ユーザIDテーブル91を参照することにより該参加者IDの認証を行う。

【0038】
CPU2dは、例えば、指導者Aの指導者IDが認証されているときに、指導者用コンピュータ3のキーボード3aに参加者Aに対して指導者コメントが入力されると、参加者Aの参加者IDと該指導者コメントを関連付けてコメントデータテーブル93に記憶させる。このとき、指導者用コンピュータ3を使用する指導者Aは、モニタ3bに表示された参加者Aの体重数値及び参加者Aの参加者コメントを参照することにより、参加者Aに対して指導者コメントを入力する。これにより、指導者Aは、時系列に表示された参加者Aについての具体的なデータに基づいて、簡便かつ適切に保健指導を行うことができる。

【0039】
CPU2dは、例えば、参加者Aの参加者IDが認証されているときに、参加者用コンピュータ5のキーボード5aに参加者Aの体重数値が入力されると、参加者Aの参加者ID、体重数値が入力された日付、及び該体重数値を関連付けて、体重データテーブル92に記憶させる。また、CPU2dは、例えば、参加者Aの参加者IDが認証されているときに、キーボード5aに参加者Aによる参加者コメントが入力されると、参加者Aの参加者ID及び該参加者コメントを関連付けて、コメントデータテーブル93に記憶させる。これにより、参加者Aは、指導者Aによって参照される体重数値及び参加者コメントを体重データテーブル92及びコメントデータテーブル93に記憶させることができる。

【0040】
図2はユーザIDテーブル91の構成を示す。ユーザIDテーブル91は、各参加者に割り当てられた参加者IDと、各指導者に割り当てられた指導者IDと、参加者ID及び指導者IDが属するグループナンバーとを関連付けて記憶するテーブルである。ユーザIDテーブル91は、グループナンバーを保持するグループナンバー項目91aと、指導者IDを保持する指導者ID項目92bと、指導者により設定される指導者パスワードを保持する指導者パスワード項目91cと、参加者IDを保持する参加者ID項目91dと、参加者により設定される参加者パスワードを保持する参加者パスワード項目91eとを有する。例えば、グループナンバー項目91aに保持されるグループナンバー「G01」は、指導者ID「I01」と、参加者ID「C01」、「C02」、及び「C03」と関連付けられている。また、指導者ID「I01」は、指導者パスワード「ABC0723」と関連付けられ、参加者ID「C01」、「C02」、及び「C03」は、それぞれ参加者パスワード「XYZ」、「102030」、及び「abab」と関連付けられている。これにより、グループナンバー「G01」には、指導者ID「I01」が割り当てられた指導者Aと、参加者ID「C01」、「C02」、及び「C03」が割り当てられた参加者A、参加者B、及び参加者Cが属することがわかる。これは、参加者A、参加者B、及び参加者Cは、本システム1を利用することにより指導者Aによって保健指導されることを示す。

【0041】
図3は体重データテーブル92の構成を示す。体重データテーブル92は、参加者IDと、参加者IDが割り当てられた参加者の体重数値と、参加者が体重数値を測定した日付とを関連付けて記憶するテーブルである。体重データテーブル92は、参加者IDを保持する参加者ID項目92aと、上記の日付を保持する日付項目92bと、体重数値を保持する体重数値項目92cとを有している。例えば、参加者ID項目92aに保持される参加者ID「C01」は、日付「2009/1/14」及び体重数値「64.5」と関連付けられている。ここで、日付「2009/1/14」は、2009年1月14日であることを示し、体重数値「64.5」は、64.5kgであることを示す。これにより、参加者ID「C01」が割り当てられた参加者Aは、2009年1月14日における体重が64.5kgであったことがわかる。

【0042】
図4はコメントデータテーブル93の構成を示す。コメントデータテーブル93は、参加者によるコメントを参加者コメントとし、指導者による参加者に対するコメントを指導者コメントとして、参加者IDと関連付けて記憶するテーブルである。コメントデータテーブル93は、参加者IDを保持する参加者ID項目93aと、参加者コメント及び指導者コメントを保持するコメント項目93bとを有している。例えば、参加者ID項目93aに保持される参加者ID「C01」は、参加者コメントとして「<ストック 2009/01/19 9:43:17> 最近、夕食に揚げ物や肉類が増えた(子供の強い要望で)せいか体重の・・・」、指導者コメントとして「<今中 2009/01/05 9:28:55>あけましておめでとうございます。・・・」と関連付けられている。ここで、参加者コメントの「ストック」とは、参加者ID「C01」が割り当てられた参加者Aのハンドルネームであり、「2009/01/19 9:43:17」は、参加者コメントが2009年1月19日の午前9時43分17秒に書き込まれたことを示す。また、指導者コメントの「今中」とは、参加者Aと同じグループに属する指導者Aの苗字であり、「2009/01/05 9:28:55」は、指導者コメントが2009年1月5日の午前9時28分55秒に書き込まれたことを示す。このように、コメントデータテーブル93は、参加者ID毎に、参加者コメントと指導者コメントを時系列に記憶するため、例えば、参加者A及び指導者Aは、簡便に過去の参加者コメントと指導者コメントを時系列に参照することができる。

【0043】
図5は食事データテーブル94の構成を示す。食事データテーブル94は、参加者IDと、日付と、朝食、昼食、または夕食の種別を示す食事種別と、食事写真とを関連付けて記憶するテーブルである。食事データテーブル94は、参加者が食事を摂った日付を保持する日付項目94aと、参加者IDを保持する参加者ID項目94bと、食事種別を保持する食事種目項目94cと、食事写真を保持する食事写真項目94dとを記憶する。食事写真項目94dに保持される食事写真は、例えば、JPEG形式、GIF形式、PNG形式等の画像データである。例えば、日付項目94aに保持される日付「2009/1/19」は、2009年1月19日であることを示し、参加者ID「C01」、「C02」、及び「C03」が「朝食」、「昼食」、及び「夕食」として摂取した食事写真が、日付、参加者ID、及び食事種別と関連付けられている。ここで、CPU5dは、メモリカードスロット5eを介して取り込んだ食事写真を、例えば、画像データのサイズに関わらず縦450×横600ピクセルの画像サイズに加工して食事データテーブル94に記憶させる。これにより、指導者用コンピュータ3のモニタ3bまたは参加者用コンピュータ5のモニタ5bは、均一サイズで食事写真を表示することができる。

【0044】
参加者用コンピュータ5のモニタ5bに表示される各種画面について説明する。図6はモニタ5bに表示されるスタート画面10を示す。スタート画面10は、サーバ2によって参加者IDが認証された後に表示される参加者用の初期画面である。スタート画面10は、指導者コメントを表示するコメント表示窓10aと、認証された参加者IDに関連付けられたグループに属する全ての参加者IDのデータを一覧表示させるための一覧表ボタン10bと、本画面10を終了させるための終了ボタン10cと、同じグループに属するいずれかの参加者によって新たに書き込まれた参加者コメントの件数を表示する窓10dと、同じグループに属する指導者によって新たに書き込まれた指導者コメントの件数を表示する窓10eと、本画面10を上下にスクロールさせるためのスクロールバー10fとを備える。コメント表示窓10aに表示されるコメントは、指導者による参加者全員に向けてのコメントであって、本コメントは、指導者用コンピュータ3のキーボード3aより入力された後に、サーバ2のコメントデータテーブル93に記憶される。

【0045】
図7は参加者用コンピュータ5のモニタ5bに表示される参加者データ表示画面11を示す。参加者データ表示画面11は、図6におけるスタート画面10の一覧表ボタン10bが押下されることにより、モニタ5bに表示される。参加者データ表示画面11は、サーバ2のCPU2dにより特定されたグループに属する参加者IDを、予め設定されたハンドルネームで表示するネーム欄11aと、参加者コメント及び指導者コメントを表示するコメント表示窓11bと、参加者の体重数値の変移をグラフにより表示するグラフ表示窓11cと、参加者の体重数値の変移を数値で表示する変移数値表示窓11dと、直近2日分の食事写真を表示する食事データ表示窓11eとを備える。参加者データ表示画面11においては、所定のグループの属する参加者ID毎に、ネーム欄11a、コメント表示窓11b、グラフ表示窓11c、変移数値表示窓11d、及び食事データ表示窓11eがそれぞれ区分けされて表示される。また、参加者データ表示画面11は、サーバ2に認証された自己のデータのみを表示させるための個人画面ボタン11fと、本画面11を終了するための終了ボタン11gと、本画面11を上下にスクロールさせるためのスクロールバー11hとを備える。ここで、ネーム欄11aに表示されるハンドルネーム(例えば、「ストック」)は、本システム1の使用開始時に参加者より設定される。また、グラフ表示窓11c及び変移数値表示窓11dは、例えば、体重数値の基準値に対する増減が2週間間隔で表示される。

【0046】
グラフ表示窓11cは、それぞれの参加者IDに関連付けられた日付及び体重数値に基づいて作成された日々の体重数値の変化を示すグラフを変移グラフ11iとして表示する。変移グラフ11iは、サーバ2のCPU2dによって、体重データテーブル92に記憶される体重数値に基づいて作成される。また、グラフ表示窓11cは、体重データテーブル92において、最も古い日付に関連付けられた体重数値を基準値として基準線11jを表示し、参加者によって目標値として予め設定された値を目標線11kとして表示する。さらに、グラフ表示窓11cは、CPU2dによって算出された日々の体重数値と基準線11jとの差分を増減値として表示する。変移数値表示窓11dは、CPU2dによって算出された増減値を表示する。グラフ表示窓11cは、変移グラフ11i、基準線11j、目標線11k、及び増減値を表示するが、参加者についての具体的な体重を示す体重数値は表示しない。同様に、変移数値表示窓11dは、増減値を表示するが、参加者についての具体的な体重を示す体重数値は表示しない。これにより、参加者データ表示画面11は、他の参加者に対して、具体的な体重を示す体重数値を示すことなく体重の変移を表示することができる。

【0047】
図8は参加者用コンピュータ5のモニタ5bに表示される個人データ表示画面12を示す。ここでは、サーバ2により参加者IDが認証された参加者(ハンドルネーム「ストック」)が、上記の参加者データ表示画面11の個人画面ボタン11fを押下したときに表示される画面を示している。個人データ表示画面12は、認証された参加者IDをハンドルネームで表示するネーム欄12aと、該参加者IDに関連付けられた参加者コメント及び指導者コメントを表示するコメント表示窓12bと、該参加者IDについてのグラフ表示窓12cと、体重データテーブル92において参加者IDに関連付けられた体重数値を表示する体重数値表示窓12dとを備える。また、個人データ表示画面12は、参加者の身長を表示する身長表示欄12eと、参加者がコメントを入力するためのコメント欄12fと、コメント欄12fへのデータ入力を確定するためのデータ固定ボタン12gと、上述した参加者データ表示画面11を表示させるための一覧表ボタン12hと、本画面12を終了するための終了ボタン12iと、本画面12を上下にスクロールさせるためのスクロールバー12jとを備える。ここで、身長表示欄12eに表示される身長(図における「160.1」)は、本システム1の使用開始時に参加者より設定される。また、グラフ表示窓12cは、体重数値の基準値に対する増減が2週間間隔で表示されている。

【0048】
体重数値表示窓12dの左側には、体重数値表示窓12dに表示されている体重数値に対応する日付を示す日付欄12kが表示される。日付欄12kは、体重データテーブル92において該体重数値と関連付けられている日付を表示する。また、体重数値表示窓12dは、参加者によって現時点における体重数値が入力される構成となっている。参加者は、体重数値表示窓12dに体重数値を入力後、データ固定ボタン12gを押下することにより、日付及び体重数量を体重データテーブル92に記録させることができる。グラフ表示窓12cは、CPU2dによって、体重データテーブル92において認証された参加者IDに関連付けられた日付及び体重数値に基づいて作成された体重数値の変化を示すグラフを変移グラフ12lとして表示する。また、グラフ表示窓12cは、上記同様に、体重数値を基準値として基準線12mを表示し、目標値として予め設定された値を目標線12nとして表示し、日々の体重数値と基準線12mとの差分を増減値として表示する。これにより、個人データ表示画面12は、サーバ2によって認証された参加者IDが割り当てられた参加者に対し、参加者コメント、指導者コメント、変移グラフ12l、及び具体的な体重を示す体重数値を表示することができる。

【0049】
図9は指導者用コンピュータ3のモニタ3bに表示されるスタート画面13を示す。このスタート画面13は、サーバ2によって指導者IDが認証された後に表示される指導者用の初期画面である。スタート画面13は、指導者コメントを表示するコメント表示窓13aと、認証された指導者IDに関連付けられたグループに属する全ての参加者IDのデータを一覧表示させるための一覧表ボタン13bと、本画面13を終了させるための終了ボタン13cと、同じグループに属するいずれかの参加者によって新たに書き込まれた参加者コメントの件数を表示する窓13dと、指導者自身によって新たに書き込まれた指導者コメントの件数を表示する窓13eと、本画面13を上下にスクロールさせるためのスクロールバー13fとを備える。また、スタート画面13は、指導者がコメントを入力するためのコメント欄13gを備える。コメント欄13gに入力されたコメントは、参加者用のスタート画面10のコメント表示窓10a及び本画面13のコメント表示窓13aに表示される。

【0050】
図10は指導者用コンピュータ3のモニタ3bに表示される参加者データ表示画面14を示す。参加者データ表示画面14は、サーバ2のCPU2dにより特定されたグループに属する参加者IDを、予め設定されたハンドルネームで表示するネーム欄14aと、参加者コメント及び指導者コメントを表示するコメント表示窓14bと、参加者の体重数値の変移をグラフにより表示するグラフ表示窓14cと、参加者の体重数値の変移を数値で表示する変移数値表示窓14dと、直近2日分の食事写真を表示する食事データ表示窓14eと、所望する参加者についてのデータを表示させるための個人画面ボタン14fとを備える。参加者データ表示画面14においては、所定のグループの属する参加者毎に、ネーム欄14a、コメント表示窓14b、グラフ表示窓14c、変移数値表示窓14d、及び食事データ表示窓14e、個人画面ボタン14fがそれぞれ区分けされて表示される。ここで、個人画面ボタン14fが押下されると、該ボタン14fに対応する参加者IDが割り当てられた参加者のデータを表示する個人データ表示画面12がモニタ3bに表示される。モニタ3bに表示される個人データ表示画面12は、参加者用コンピュータ5のモニタ5bに表示される個人データ表示画面12と同等の画面構成である。このように、指導者は、モニタ3bに参加者データ表示画面14を表示させることにより、グループに属する全ての参加者の状況を一度に把握することができる。また、指導者は、モニタ3bに所望する参加者についての個人データ表示画面12を表示させることにより、具体的な体重数値や身長に基づいて適切に保健指導を行うことができる。

【0051】
次に、保健指導システム1の動作フローについて説明する。図11は参加者用コンピュータにより実行される各種動作処理のフローチャートを示す。参加者用コンピュータ5のCPU5dは、キーボード5aに参加者ID及びパスワードが入力されると、接続装置5cに参加者ID及びパスワードをサーバ2に送信させる(S101)。サーバ2のCPU2dは、接続装置2cが参加者用コンピュータ5からの参加者ID及びパスワードを受信したことに応じて、ユーザIDテーブル91を参照することにより認証処理を行う(S102)。CPU2dは、受信した参加者ID及びパスワードがユーザIDテーブル91に記憶されていることに応じて、参加者用コンピュータ5を認証する(S103)。これにより、参加者用コンピュータ5は、本システム1を利用することが可能となる。次に、CPU2dは、コメントデータテーブル93を参照し、認証した参加者IDに関連付けられた参加者コメント及び指導者コメントを確認する(S104)。CPU2dは、コメントデータテーブル93において認証した参加者IDに関連付けられたコメントから、新たに書き込まれた参加者コメントと指導者コメントの件数をそれぞれ取得し(S105)、参加者用コンピュータ5に取得した件数を送信する。

【0052】
CPU5dは、サーバ2から参加者コメントと指導者コメントの件数を受信すると、モニタ5bにスタート画面10を表示させる(S106)。このとき、スタート画面10は、新たに書き込まれた参加者コメントの件数を窓10dに表示し、指導者コメントの件数を窓10eに表示する。参加者Aによって一覧表ボタン10bが押下されると(S107)、CPU5dは、一覧表ボタン10bが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、参加者用コンピュータ5からの通知を受けると、ユーザIDテーブル91、コメントデータテーブル93、体重データテーブル92、及び食事データテーブル94を参照する(S108)。ここで、CPU2dは、ユーザIDテーブル91を参照することにより、ステップS103において認証した参加者IDが属するグループを特定する。CPU2dは、特定したグループに属する全ての参加者IDについて、変移グラフ11i、基準線11j、目標線11k、及び増減値を算出し、参加者用コンピュータ5に送信する。また、CPU2は、全ての参加者IDについての参加者コメント、指導者コメント、食事写真、及び食事種別を参加者用コンピュータ5に送信する。

【0053】
CPU5dは、サーバ2からデータを受信すると、モニタ5bに参加者データ表示画面11を表示させる(S109)。参加者データ表示画面11は、具体的な体重数値を表示することなく、特定されたグループに属する全ての参加者IDについてのデータを表示する。参加者Aは、参加者データ表示画面11を参照することにより、参加者B及び参加者Cが摂った食事や体重の変移、さらには参加者B及び参加者Cに対する指導者コメントを知ることができる。これにより、他の参加者の事例を参考にすることができるとともに、食事制限などの生活改善に取り組む意欲が刺激される。

【0054】
参加者Aによって個人画面ボタン11fが押下されると(S110)、CPU5dは個人画面ボタン11fが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、参加者用コンピュータ5からの通知を受けると、ユーザIDテーブル91、コメントデータテーブル93、体重データテーブル92、及び食事データテーブル94を参照する(S111)。CPU2dは、認証した参加者IDについて、変移グラフ11i、基準線11j、目標線11k、及び増減値を算出し、体重数値とともに参加者用コンピュータ5に送信する。また、CPU2dは、認証した参加者IDについての参加者コメント、指導者コメント、食事写真、及び食事種別を参加者用コンピュータ5に送信する。CPU5dは、サーバ2からデータを受信すると、モニタ5bに個人データ表示画面12を表示させる(S112)。参加者Aは、個人データ表示画面12を参照することにより、自己が摂った食事や体重の変移、及び自己の参加者コメントに対する指導者コメントを知ることができる。

【0055】
CPU5dは、参加者Aによって個人データ表示画面12に体重数値、参加者コメント、または食事写真が入力されたことに応じて(S113)、入力されたデータをサーバ2に送信する。CPU2は、参加者用コンピュータ5からデータを受信したこと応じて、コメントデータテーブル93、体重データテーブル92、または食事データテーブル94にデータを記憶させる(S114)。これにより、サーバ2は、参加者Aの日々のデータを蓄積することができる。参加者Aによって終了ボタン12iが押下されると(S115)、CPU5dは終了ボタン12iが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、参加者用コンピュータ5からの通知を受けると、認証した参加者IDを解除し、参加者用コンピュータ5による本システム1の利用を終了する(S116)。

【0056】
図12は指導者用コンピュータにより実行される各種動作処理のフローチャートを示す。指導者用コンピュータ3のCPU3dは、キーボード3aに指導者ID及びパスワードが入力されると、接続装置3cに指導者ID及びパスワードをサーバ2に送信させる(S201)。サーバ2のCPU2dは、接続装置2cが指導者用コンピュータ3からの指導者ID及びパスワードを受信したことに応じて、ユーザIDテーブル91を参照することにより認証処理を行う(S202)。CPU2dは、受信した指導者ID及びパスワードがユーザIDテーブル91に記憶されていることに応じて、指導者用コンピュータ3を認証する(S203)。これにより、指導者用コンピュータ3は、本システム1を利用することが可能となる。次に、CPU2dは、コメントデータテーブル93を参照し、認証した指導者IDに関連付けられた参加者コメント及び指導者コメントを確認する(S204)。CPU2dは、コメントデータテーブル93において認証した指導者IDに関連付けられたコメントから、新たに書き込まれた参加者コメントと指導者コメントの件数をそれぞれ取得し(S205)、指導者用コンピュータ3に取得した件数を送信する。

【0057】
CPU3dは、サーバ2から参加者コメントと指導者コメントの件数を受信すると、モニタ3bにスタート画面13を表示させる(S206)。このとき、スタート画面13は、新たに書き込まれた参加者コメントの件数を窓13dに表示し、指導者コメントの件数を窓13eに表示する。指導者Aによって一覧表ボタン13bが押下されると(S207)、CPU3dは、一覧表ボタン13bが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、指導者用コンピュータ3からの通知を受けると、ユーザIDテーブル91、コメントデータテーブル93、体重データテーブル92、及び食事データテーブル94を参照する(S208)。ここで、CPU2dは、ユーザIDテーブル91を参照することにより、ステップS203において認証した指導者IDが属するグループを特定する。CPU2dは、特定したグループに属する全ての参加者IDについて、変移グラフ14i、基準線14j、目標線14k、及び増減値を算出し、指導者用コンピュータ3に送信する。また、CPU2は、全ての参加者IDについての参加者コメント、指導者コメント、食事写真、及び食事種別を指導者用コンピュータ3に送信する。

【0058】
CPU3dは、サーバ2からデータを受信すると、モニタ3bに参加者データ表示画面14を表示させる(S209)。参加者データ表示画面14は、具体的な体重数値を表示することなく、特定されたグループに属する全ての参加者IDについてのデータを表示する。指導者Aは、参加者データ表示画面14を参照することにより、参加者A乃至参加者Cが摂った食事や体重の変移、さらには参加者A乃至参加者Cからの参加者コメントを知ることができる。

【0059】
指導者Aによって個人画面ボタン14fが押下されると(S210)、CPU3dは個人画面ボタン14fが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、指導者用コンピュータ3からの通知を受けると、ユーザIDテーブル91、コメントデータテーブル93、体重データテーブル92、及び食事データテーブル94を参照する(S211)。CPU2dは、押下された個人画面ボタン14fに対応付けられた参加者IDについて、変移グラフ14i、基準線14j、目標線14k、及び増減値を算出し、体重数値とともに指導者用コンピュータ3に送信する。また、CPU2dは、対応付けられた参加者IDについての参加者コメント、指導者コメント、食事写真、及び食事種別を指導者用コンピュータ3に送信する。CPU3dは、サーバ2からデータを受信すると、モニタ3bに個人データ表示画面12を表示させる(S212)。指導者Aは、この個人データ表示画面を参照することにより、参加者が摂った食事や体重の変移、及び参加者コメントを知ることができる。

【0060】
CPU3dは、指導者Aによって個人データ表示画面12に指導者コメントが入力されたことに応じて(S213)、入力されたデータをサーバ2に送信する。CPU2は、指導者用コンピュータ3からデータを受信したことに応じて、コメントデータテーブル93にデータを記憶させる(S214)。これにより、サーバ2は、指導者Aによる保健指導の内容を指導者コメントとして蓄積することができる。指導者Aによって終了ボタン12iが押下されると(S215)、CPU3dは終了ボタン12iが押下されたことをサーバ2に通知する。CPU2dは、指導者用コンピュータ3からの通知を受けると、認証した指導者IDを解除し、指導者用コンピュータ3による本システム1の利用を終了する(S216)。

【0061】
このように本実施形態に係る保健指導システム1によれば、参加者用コンピュータ5乃至8から入力された参加者の体重数値や参加者コメント等及び指導者用コンピュータ3及び4に入力された指導者コメントを、参加者IDと関連付けてサーバ2上のデータベース9に記憶させるので、指導者及び参加者は任意のタイミングで本システム1を利用することができる。また、指導者及び参加者は、過去のメールの管理が煩雑となる電子メールを用いることなく、互いにコメントの書込み及び閲覧を行うことができる。これにより、指導者は、複数の参加者に対して効率良く保健指導を行うことができる。

【0062】
また、参加者用コンピュータ5乃至8は、参加者IDが認証された参加者の体重数値やその変移グラフ、増減値、参加者コメント及び指導者コメントを表示するので、参加者に対して該参加者本人の体重の変移や、具体的な体重を示す体重数値、これら情報に基づき指導者により作成される保健指導の内容等を示すことができる。また、参加者用コンピュータ5乃至8は、体重数値を示すことなく、認証された参加者と同グループに属する他の参加者についての体重の変移、参加者コメント及び指導者コメントを表示する。これにより、参加者は、自己だけでなく他の参加者の保健指導の内容を参考にすることができる。また、参加者は、他の参加者の体重の変移を参照することにより、食事制限などの生活改善に取り組む意欲が刺激される。さらに、参加者は、他の参加者に体重数値を知られることを心配することなく本システム1を利用することができる。

【0063】
また、本システム1は、参加者用コンピュータ5乃至8から入力された参加者の食事写真や食事種別等を、参加者IDと関連付けてサーバ2上のデータベース9に記憶させ、これら記憶されたデータをコンピュータ上に表示するので、指導者は、参加者が摂取した食事の写真に基づいて適切に保健指導を行うことができる。また、参加者は、食事写真とともに指導者コメントを参照することにより、保健指導の内容を具体的に理解することができる。

【0064】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、参加者用コンピュータ5は、食事写真を取込むためにメモリカードスロット5eを備える構成ではなく、他の機器に接続することにより食事写真を取込むUSBケーブルコネクタやLANケーブルコネクタを備える構成であっても構わない。また、サーバ2、指導者用コンピュータ3、または参加者用コンピュータ5等は、有線のケーブルLを介してインターネットNに接続する構成ではなく、無線によってインターネットNに接続する構成であっても構わない。
【符号の説明】
【0065】
1 保健指導システム
2 サーバ
2a 記憶部
2d CPU(サーバ用制御手段)
3、4 指導者用コンピュータ
3a、4a キーボード(指導者用入力手段)
3b、4b モニタ(指導者用表示手段)
3d、4d CPU(指導者用制御手段)
5、6、7、8 参加者用コンピュータ
5a、6a、7a、8a キーボード(指導者用入力手段)
5b、6b、7b、8b モニタ(指導者用表示手段)
5d、6d、7d、8d CPU(指導者用制御手段)
5e、6e、7e、8e メモリカードスロット(写真取込手段)
91 ユーザIDテーブル
92 体重データテーブル
93 コメントデータテーブル
94 食事データテーブル
12 個人データ表示画面
11、14 参加者データ表示画面
11i、12l 変移グラフ
11c、12c、14c グラフ表示窓
12d 体重数値表示窓
10a、11b、12b、13a、14b コメント表示窓
11e、14e食事データ表示窓
図面
【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図11】
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【図12】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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