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電力系統事故の選択方法およびその装置

国内特許コード P150011595
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願1998-198775
公開番号 特開2000-032660
登録番号 特許第3703970号
出願日 平成10年7月14日(1998.7.14)
公開日 平成12年1月28日(2000.1.28)
登録日 平成17年7月29日(2005.7.29)
発明者
  • 橋本 博幸
  • 張 伯明
出願人
  • 三菱電機株式会社
  • 清華大学
発明の名称 電力系統事故の選択方法およびその装置
発明の概要 【課題】 電力系統において,想定される事故に関する安定限界値を高速に高精度に求め,求められた安定限界値をもとに事故の厳しさを評価して,想定事故ケースの中から厳しい事故ケースを高速に求める。
【解決手段】 電力系統解析において,想定される事故ケースに対する時間領域シミュレーション結果に基づいて直接法により安定限界値を予測し,得られた安定限界値を初期値として時間領域シミュレーション法を適用し、安定限界値を求める。また、上記の安定限界値を求める計算手順を多段階ステップ構成とすることにより安定限界値を更に高速に高精度で求めることができる。
従来技術、競合技術の概要
従来の事故選択手段は、例えば時間領域シミュレーション法により、適当な初期値から始めて、例えば二分探索法のような繰り返し手法を適用して、所望の精度内で安定度限界値が得られるまでシミュレーションを繰り返し、安定限界値を求めたりするものがあった。また、想定事故ケースに対して事故発生時の影響を考慮した重要度を示す指標を作成し、事故ケースの選択を行なうものがある。例えば、特開平9ー74675号公報に開示された手法では、定常時の電力系統の潮流状態に対する感度行列の対角要素と、事故発生時の感度行列の対角要素を比較することにより、詳細計算を実行する想定事故ケースを選択する。定常時と事故発生時のdP/dδとdQ/dVを求め、両者の感度係数の誤差を事故の重大さを表す指標としてとり、閾値を越えたもの、または事故ケースのうち重大なものからあらかじめ定められた数だけ選択する。
産業上の利用分野
本発明は電力系統において想定される事故ケースの中から厳しい事故ケースを高速に選択することにより、運転員が注視するべき事故ケース数を電力系統にとって重大な影響を及ぼすものだけに絞り、電力系統のセキュリティを監視するための運転員の負荷を軽減する電力系統事故の選択方法およびその装置に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】
電力系統解析において、想定される事故ケースに対する時間領域シミュレーション結果に基づいて、系統の安定度に関する解析指標の安定限界値を直接法により予測し、得られた安定限界値を初期値として前記解析指標を修正しながら時間領域シミュレーション法を繰り返し適用し、前記解析指標のより正確な安定限界値を求める電力系統事故の選択方法であって、
第1ステップで事故発生直後の系統状態から得られる安定度指標により十分安定な事故ケースを取り除く手段を設け、
第2ステップで電力系統の簡易モデルを使用して前記電力系統事故の選択方法を適用し、安定度を評価して安定な事故ケースを取り除き、
残りのケースを第3ステップで電力系統の詳細モデルを使用して時間領域シミュレーション法により安定度を評価して厳しい事故ケースを選択することを特徴とする電力系統事故の選択方法。

【請求項2】
電力系統解析において、想定される事故ケースに対する時間領域シミュレーション結果に基づいて、系統の安定度に関する解析指標の安定限界値を直接法により予測し、得られた安定限界値を初期値として前記解析指標を修正しながら時間領域シミュレーション法を繰り返し適用し、前記解析指標のより正確な安定限界値を求める電力系統事故の選択方法であって、
第1ステップで事故発生直後の系統状態から得られる安定度指標により十分安定な事故ケースを取り除く手段を設け、
第2ステップで電力系統の簡易モデルを使用して前記電力系統事故の選択方法を適用し、安定度を評価して安定な事故ケースを取り除き、
残りのケースに対して、第3ステップで電力系統の詳細モデルを使用して前記電力系統事故の選択方法を適用し、安定度を評価して厳しい事故ケースを選択することを特徴とする電力系統事故の選択方法。

【請求項3】
電力系統解析において、想定される事故ケースに対する時間領域シミュレーション結果に基づいて、系統の安定度に関する解析指標の安定限界値を直接法により予測し、得られた安定限界値を初期値として前記解析指標を修正しながら時間領域シミュレーション法を繰り返し適用し、前記解析指標のより正確な安定限界値を求める電力系統事故の選択方法であって、
想定される事故に関する安定限界値を求めた後、安定度に関する解析指標を安定限界値より不安定な方向に少し変化させた値を設定して直接法を適用し、不安定であることを確認する手順を加えたことを特徴とする電力系統事故の選択方法。

【請求項4】
直接法の計算実行手段および、時間領域シミュレーションの計算実行手段を備え、請求項1から3のいずれかに記載の電力系統事故の選択方法を実行することを特徴とする電力系統事故の選択装置。
国際特許分類(IPC)
  • H02J  3/00        G
  • H02J 13/00    301 A
Fターム
画像

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JP1998198775thum.jpg
出願権利状態 登録
分野
  • 電気
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