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荷物セキュリティ検査システム

国内特許コード P150011698
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2009-508091
公表番号 特表2009-536320
登録番号 特許第5075911号
出願日 平成19年4月27日(2007.4.27)
公表日 平成21年10月8日(2009.10.8)
登録日 平成24年8月31日(2012.8.31)
国際出願番号 CN2007001413
国際公開番号 WO2007128216
国際出願日 平成19年4月27日(2007.4.27)
国際公開日 平成19年11月15日(2007.11.15)
優先権データ
  • 200610076573.8 (2006.5.8) CN
発明者
  • 陳 志▲強▼
  • 張 麗
  • 康 克軍
  • 胡 ▲海▼峰
  • 李 元景
  • 劉 以農
  • 高 河偉
  • 趙 自然
  • ▲シン▼ 宇翔
  • 肖 永順
  • 李 薦民
出願人
  • 清華大学
  • 同方威視技術股▲分▼有限公司
発明の名称 荷物セキュリティ検査システム
発明の概要 荷物セキュリティ検査システムであって、システムを通過するように移動する検査対象物を検査するためのシステムにおいて、システムが、検査対象物を支持し且つ搬送し、システム内に検査対象物の移動経路を画定するための機械的搬送ユニットと、検査対象物を透過する放射線ビームを発生させるための放射線発生ユニットと、検査対象物を既に透過した放射線についての透過データを収集し且つ透過データを処理するためのデータ収集ユニットとを備え、検査対象物の移動経路が、互いに対して所定の角度で配置される少なくとも二つの直線状補助経路を備え、データ収集ユニットが、放射線ビームを検知するための少なくとも二つの検知器アレイを備え、各検知器アレイは、一つの直線状補助経路に対応し、各々の前記検知器アレイの検知面が、対応する前記直線状補助経路に平行に配置され、使用時において、放射線発生ユニットとデータ収集ユニットとが静止しているとともに、検査対象物が移動経路に沿って進み、且つ検査対象物が、少なくとも二つの直線補助経路上を回転することなく平行移動のみする。
従来技術、競合技術の概要



セキュリティ検査は、対テロ行為及び薬物や密輸における不法取引と立ち向かうような分野において非常に重要である。米国の9/11テロ攻撃の後で、世界中の国々が、ますますセキュリティ検査を重視し、空港、バス乗り場、税関及び埠頭のような公共の場において、旅行者の手荷物、物品及び貨物専用コンテナを厳重に検査する一連のセキュリティ検査対策が特にとられている。





現在、セキュリティ検査システムとして広範に使用される主流のイメージ処理技術は、放射線イメージ処理技術である。放射線(光子)の指数関数的減衰理論によると、放射線イメージ処理技術は、以下のように機能する。放射線源は検査対象物の片側から検査対象物に放射線を照射するように使用され、検査対象物を透過した後で、放射線は放射線収集手段によって検知され、放射線収集手段が、検知された放射線をデジタル形式の透過データに変換し、透過データが投影データと合成され、次にイメージとしてコンピュータに出力される。コンピュータは、収集データを処理し、イメージを合成し且つ再構成し、そのイメージを表示する。放射線イメージ処理技術を使用するセキュリティ検査システムは、断層撮影イメージ処理又はX線イメージ処理を実行し得る。断層撮影イメージ処理は、検査対象物の断層撮影イメージを示し、断層撮影イメージの複数のレイヤ(layer)を三次元イメージに合成する。X線イメージ処理は、検査イメージの二次元透視イメージを示す。

産業上の利用分野



本発明は、放射線イメージ処理に関し、より詳細には、荷物セキュリティ検査システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
荷物セキュリティ検査システムであって、該システムを通過するように移動する検査対象物を検査するためのシステムにおいて、
前記検査対象物を支持し且つ搬送し、前記システム内に前記検査対象物の移動経路を画定するための機械的搬送ユニットと、
前記検査対象物を透過する放射線ビームを発生させるための放射線発生ユニットと、
前記検査対象物を既に透過した放射線についての透過データを収集し且つ前記透過データを処理するためのデータ収集ユニットと、を備え、
前記検査対象物の前記移動経路が、互いに対して所定の角度で配置される少なくとも二つの直線状補助経路を備え、
前記データ収集ユニットが、放射線ビームを検知するための少なくとも二つの検知器アレイを備え、各検知器アレイは一つの直線状補助経路に対応し、各々の前記検知器アレイの検知面が、対応する前記直線状補助経路に平行に配置され、
使用時において、前記放射線発生ユニットと前記データ収集ユニットとが静止しているとともに、前記検査対象物が移動経路に沿って進み、且つ前記検査対象物が、空間上の向きを変えることなく、前記少なくとも二つの直線状補助経路上を平行移動のみすることを特徴とするシステム。

【請求項2】
イメージ処理ユニットを更に備え、
前記データ収集ユニットは、前記イメージ処理ユニットに出力するために前記収集された透過データを投影データに合成し、
該投影データは、前記イメージ処理ユニットによってイメージとして再構成される、請求項1に記載のシステム。

【請求項3】
前記イメージ処理ユニットによって再構成される前記イメージを表示するための表示ユニットを更に備える、請求項2に記載のシステム。

【請求項4】
前記放射線発生ユニットが、全ての検知器アレイによって共有される一つの放射線源を備える、又は、
前記放射線発生ユニットが複数の放射線源を備え、各検知器アレイが一つの放射線源に対応する、請求項1に記載のシステム。

【請求項5】
前記機械的搬送ユニットが、前記検査対象物を支持し且つ搬送するための搬送手段と、前記移動経路に沿った前記検査対象物の移動を制御するための制御手段とを備える、請求項1に記載のシステム。

【請求項6】
前記機械的搬送ユニットは、前記検査対象物が前記少なくとも二つの直線状補助経路の各々の上を回転することなく平行移動のみするように構成される、請求項1に記載のシステム。

【請求項7】
前記機械的搬送ユニットは、前記検査対象物が前記少なくとも二つの直線状補助経路の各々の上を回転することなく一定の速度で平行移動のみするように構成される、請求項1に記載のシステム。

【請求項8】
前記検査対象物の前記移動経路が、前記少なくとも二つの直線状補助経路における隣接する直線状補助経路の間に結合部を更に備える、請求項1に記載のシステム。

【請求項9】
前記機械的搬送ユニットは、前記検査対象物が前記結合部において回転することなく平行移動のみするように構成される、請求項8に記載のシステム。

【請求項10】
前記機械的搬送ユニットは、前記検査対象物が前記移動経路全体上を回転することなく平行移動のみするように構成される、請求項1に記載のシステム。

【請求項11】
前記機械的搬送ユニットは、前記検査対象物が前記移動経路全体上を回転することなく一定の速度で平行移動のみするように構成される、請求項1に記載のシステム。

【請求項12】
前記放射線発生ユニットと前記データ収集ユニットとが、前記移動経路の両側にそれぞれ設けられる、請求項1に記載のシステム。

【請求項13】
前記データ収集ユニットが、
前記検知器アレイによって検知された前記放射線ビーム信号を前記透過データに変換するための信号変換回路と、
該信号変換回路からの前記透過データを前記投影データに合成するためのデータ処理回路と、
放射線ビーム信号を検知する前記検知器アレイと前記投影データを伝送する前記データ処理回路との同期特性を制御するための論理制御回路と、
を更に備える、請求項2に記載のシステム。

【請求項14】
前記検知器アレイが、直線アレイ検知器又は平面アレイ検知器である、請求項1に記載のシステム。

【請求項15】
前記直線アレイ検知器が等間隔又は等角度で配列され、前記平面アレイ検知器が平面パネル検知器、筒状検知器又はL型状検知器である、請求項14に記載のシステム。

【請求項16】
前記イメージ処理ユニットが、前記投影データを透視イメージ及び断層撮影イメージの一方又は両方として再構成する、請求項2に記載のシステム。

【請求項17】
前記イメージ処理ユニットが、直線フィルタ逆投影法アルゴリズムによる前記断層撮影イメージを生成する、請求項16に記載のシステム。

【請求項18】
前記検知器アレイが平面アレイ検知器であり、前記イメージ処理ユニットが複数の断層撮影イメージを三次元イメージとして更に合成する、請求項17に記載のシステム。

【請求項19】
前記イメージ処理ユニットが、所定の視角における透視イメージ又は複数の視角における複数の透視イメージを形成するように前記投影データを合成する、請求項16に記載のシステム。

【請求項20】
前記イメージ処理ユニットが、検知器の不整合、ハードニング、散乱補正、金属アーチファクト補正、並びにイメージ処理及びパターン認識の五つの処理態様の一つ又は任意の組み合わせを採用することにより前記投影データを処理する、請求項16に記載のシステム。

【請求項21】
前記イメージ処理及びパターン認識が、イメージエンハンスメント、エッジ検出、及び危険物知的識別の三つの処理態様の一つ又は任意の組み合わせを含む、請求項20に記載のシステム。

【請求項22】
それぞれの放射線源と関連する検知器アレイの前記検知面の開放角の合計が、実質上180度である、請求項4に記載のシステム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
分野
  • 物理学
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