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原稿方向の検出方法及び装置

国内特許コード P150011731
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2010-101989
公開番号 特開2011-008770
登録番号 特許第5271956号
出願日 平成22年4月27日(2010.4.27)
公開日 平成23年1月13日(2011.1.13)
登録日 平成25年5月17日(2013.5.17)
優先権データ
  • 200910088352.6 (2009.6.26) CN
発明者
  • 六尾 敏明
  • リー ピンリ
  • チャン ホンジー
  • ユエン モンヨウ
出願人
  • 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
  • 方正国際軟件(北京)有限公司
  • 北京大学
発明の名称 原稿方向の検出方法及び装置
発明の概要 【課題】関連技術に要求された大量の計算量による長い遅延時間や高コストの問題が解消され、計算量が小さくなり、原稿方向の正確な検出を高速に行うことができ、正確な読み方向を得やすい効果が実現される。
【解決手段】本発明は、原稿を走査して原稿の文字の筆画図を得るステップと、筆画図により文字の十字特徴を抽出するステップと、十字特徴により原稿方向を検出するステップとを含む原稿方向の検出方法を提供する。また、本発明は、原稿を走査して原稿の文字の筆画図を得る走査モジュールと、筆画図により文字の十字特徴を抽出する抽出モジュールと、十字特徴により原稿方向を検出する検出モジュールとを含む原稿方向の検出装置も提供する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要





従来、走査装置により画像を走査する場合に、画像の最初のセット方向に基づいて画像が形成されることが知られている。画像が斜めに或は逆向きにセットされると、ユーザの手に入る走査後の画像形成結果も斜め或は逆向きになる。走査される画像が原稿である場合、斜め或は逆向きの方向が混乱している画像形成結果を得る恐れがある。

原稿の画像形成結果に対して原稿方向の検出を行うことができないため、正確な読み方向が得られない。従って、ユーザがそれらを複数回に回転すること、即ち、人力補正により、正確な読み方向を得る必要があり、とても面倒なことになる。

上述した問題点を解決するために、関連技術には、原稿における文字を認識してその認識結果に基づいて原稿方向を判定する原稿方向の検出方法が提案されている。

産業上の利用分野



本発明は、画像処理分野に関し、詳しくは原稿方向の検出方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
原稿を走査して前記原稿の文字の筆画図を得るステップと、
前記筆画図により前記文字の十字特徴を抽出するステップと、
前記十字特徴により原稿方向を検出するステップと、
を含み、
前記筆画図により前記文字の十字特徴を抽出するステップは、
前記筆画図の筆画ノード、直筆画、非直筆画及びそれらの連結関係により、前記文字の十字特徴構造を横方向十字特徴構造または縦方向十字特徴構造として抽出するステップと、前記文字が前記横方向十字特徴構造の場合、さらに前記文字の十字特徴の向きを左向きまたは右向きとして抽出するステップと、
前記文字が前記縦方向十字特徴構造の場合、さらに前記文字の十字特徴の向きを上向きまたは下向きとして抽出するステップと、
を含むことを特徴とする原稿方向の検出方法。

【請求項2】
前記連結関係は貫通関係を含み、
2つの前記筆画ノードは、
同一筆画ノードに連結される上下の2筆画ノードの端点間の距離が前記同一筆画ノードの高さより小さく、且つ前記上下の2筆画ノードの鉛直方向の投影は重なり合う部分があるという条件を満たすと、互いの貫通ノードとされ、連結関係が貫通関係とされることを特徴とする請求項に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項3】
前記文字は、
その2つの前記直筆画が同一の前記筆画ノードに連結され、且つ貫通関係を有するという条件と、
前記筆画ノードの端点から前記直筆画の境界までの距離が前記直筆画の平均ラン幅の1/
2よりも大きいという条件と、
前記筆画ノードに連結される他の筆画ノードがいずれも前記直筆画に対して同一側に位置するという条件を同時に満たすと、前記横方向十字特徴構造とされることを特徴とする請求項2に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項4】
前記同一側が右側であると、前記文字の十字特徴の向きが左向きであり、
前記同一側が左側であると、前記文字の十字特徴の向きが右向きであることを特徴とする請求項3に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項5】
前記文字は、
第1の筆画ノードの上部または下部に連結される第2の筆画ノードの数が1であり、前記第1の筆画ノードの幅がその高さの2倍よりも大きいという条件と、
前記第2の筆画ノードに連結される貫通ノードがあり、且つ前記貫通ノードが前記第1の筆画ノードの中間部に位置するという条件と、
前記第1の筆画ノードに連結される筆画が全て前記直筆画である、或は前記第1の筆画ノードに連結される筆画が1つの前記非直筆画を除いて全部前記直筆画であるという条件を同時に満たすと、前記縦方向十字特徴構造とされることを特徴とする請求項2に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項6】
前記第1の筆画ノードに連結される筆画が全て前記直筆画である場合、
前記第1の筆画ノードの下部に2つの他の筆画ノードが連結されたとき、前記文字の十字特徴の向きが上向きであり、
前記第1の筆画ノードの上部に2つの他の筆画ノードが連結されたとき、前記文字の十字特徴の向きが下向きであり、
前記第1の筆画ノードに連結される筆画が1つの前記非直筆画を除いて全部前記直筆画である場合、
前記非直筆画が前記第1の筆画ノードの下部に位置するとき、前記文字の十字特徴の向きが上向きであり、
前記非直筆画が前記第1の筆画ノードの上部に位置するとき、前記文字の十字特徴の向きが下向きであることを特徴とする請求項5に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項7】
前記十字特徴により原稿方向を検出するステップは、
前記十字特徴の向きがそれぞれ左向き、右向き、上向き、下向きである原稿中の文字の数を統計するステップと、
最も多い数に対応する前記十字特徴の向きを前記原稿方向に設定するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項8】
前記原稿の十字特徴の向きが、左向き、右向き、上向き、下向きのいずれかである所定の向きではないとき、前記原稿の十字特徴の向きが前記所定の向きになるまで、前記原稿を補正するステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の原稿方向の検出方法。

【請求項9】
原稿を走査して前記原稿の文字の筆画図を得る走査モジュールと、
前記筆画図により前記文字の十字特徴を抽出する抽出モジュールと、
前記十字特徴により原稿方向を検出する検出モジュールと、
を含み、
前記抽出モジュールは、
前記筆画図の筆画ノード、直筆画、非直筆画及びそれらの連結関係により、前記文字の十字特徴構造を横方向十字特徴構造または縦方向十字特徴構造として抽出する十字特徴構造抽出ユニットと、
前記十字特徴構造に基づいて、さらに前記文字の十字特徴の向きを抽出し、前記文字が前記横方向十字特徴構造の場合、さらに前記文字の十字特徴の向きを左向きまたは右向きとして抽出し、前記文字が前記縦方向十字特徴構造の場合、さらに前記文字の十字特徴の向きを上向きまたは下向きとして抽出する十字特徴向き抽出ユニットと、
を含むことを特徴とする原稿方向の検出装置

【請求項10】
前記連結関係は貫通関係を含み、
2つの前記筆画ノードは、
同一筆画ノードに連結される上下の2筆画ノードの端点間の距離が前記同一筆画ノードの高さより小さく、且つ前記上下の2筆画ノードの鉛直方向の投影は重なり合う部分があるという条件を満たすと、互いの貫通ノードとされ、連結関係が貫通関係とされることを特徴とする請求項9に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項11】
前記文字は、
その2つの前記直筆画が同一の前記筆画ノードに連結され、且つ貫通関係を有するという条件と、
前記筆画ノードの端点から前記直筆画の境界までの距離が前記直筆画の平均ラン幅の1/
2よりも大きいという条件と、
前記筆画ノードに連結される他の筆画ノードがいずれも前記直筆画に対して同一側に位置するという条件を同時に満たすと、前記横方向十字特徴構造とされることを特徴とする請求項10に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項12】
前記同一側が右側であると、前記文字の十字特徴の向きが左向きであり、
前記同一側が左側であると、前記文字の十字特徴の向きが右向きであることを特徴とする請求項11に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項13】
前記文字は、
第3の筆画ノードの上部または下部に連結される第4の筆画ノードの数が1であり、前記第3の筆画ノードの幅がその高さの2倍よりも大きいという条件と、
前記第4の筆画ノードに連結される貫通ノードがあり、且つ前記貫通ノードが前記第3の筆画ノードの中間部に位置するという条件と、
前記第3の筆画ノードに連結される筆画が全て前記直筆画である、或は前記第3の筆画ノードに連結される筆画が1つの前記非直筆画を除いて全部前記直筆画であるという条件を同時に満たすと、前記縦方向十字特徴構造とされることを特徴とする請求項10に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項14】
前記第3の筆画ノードに連結される筆画が全て前記直筆画である場合、
前記第3の筆画ノードの下部に2つの他の筆画ノードが連結されたとき、前記文字の十字特徴の向きが上向きであり、
前記第3の筆画ノードの上部に2つの他の筆画ノードが連結されたとき、前記文字の十字特徴の向きが下向きであり、
前記第3の筆画ノードに連結される筆画が1つの前記非直筆画を除いて全部前記直筆画である場合、
前記非直筆画が前記第3の筆画ノードの下部に位置するとき、前記文字の十字特徴の向きが上向きであり、
前記非直筆画が前記第3の筆画ノードの上部に位置するとき、前記文字の十字特徴の向きが下向きであることを特徴とする請求項13に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項15】
前記検出モジュールは、
前記十字特徴の向きがそれぞれ左向き、右向き、上向き、下向きである原稿中の文字の数を統計する統計ユニットと、
最も多い数に対応する十字特徴の向きを前記原稿方向に設定する設定ユニットと、
を含むことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の原稿方向の検出装置。

【請求項16】
前記原稿の十字特徴の向きが、左向き、右向き、上向き、下向きのいずれかである所定の向きではないとき、前記原稿の十字特徴の向きが前記所定の向きになるまで、前記原稿を補正する補正モジュールを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の原稿方向の検出装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
分野
  • 物理学
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