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芳香族ボロン酸エステル化合物の調製方法

国内特許コード P150011760
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2012-530095
公表番号 特表2013-505898
登録番号 特許第5567139号
出願日 平成22年8月27日(2010.8.27)
公表日 平成25年2月21日(2013.2.21)
登録日 平成26年6月27日(2014.6.27)
国際出願番号 CN2010001301
国際公開番号 WO2011035532
国際出願日 平成22年8月27日(2010.8.27)
国際公開日 平成23年3月31日(2011.3.31)
優先権データ
  • 200910093548.4 (2009.9.25) CN
発明者
  • モ, ファンヤン
  • ジアン, ユボ
  • チウ, ディ
  • ヤオ, ウェンガン
  • チャン, ヤン
  • ワン, ジアンボ
出願人
  • 北京大学
発明の名称 芳香族ボロン酸エステル化合物の調製方法
発明の概要 【課題】芳香族ボロン酸エステルに関する非常に効率的で、かつ空気耐容性の調製方法を提供すること。
【解決手段】芳香族ボロン酸エステルの調製方法であって、該芳香族ボロン酸エステルが、有機溶媒中での芳香族アミンAr-NH、ジボロン酸エステル及び亜硝酸アルキルの反応によって得られ、該芳香族アミンのアリール基Arが、非複素環式アリールを表す、芳香族ボロン酸エステルの調製方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



芳香族ボロン酸エステル(aromatic boronates)は、重要な工業用化学物質であり、科学研究及び工業生産で広く使用されている。科学研究では、芳香族ボロン酸エステルは、主として有機合成で適用される。芳香族ボロン酸エステルは、分子構成単位として一般的に使用され、かなり複雑な標的化合物を構築するための様々な有機反応に関与する。工業生産では、芳香族ボロン酸エステルは、主として材料、医薬品及び殺虫剤の調製用に適用される。芳香族ボロン酸エステルの合成方法が、長年にわたって開発及び改良されてきた。既知の合成方法の中でも、芳香族ボロン酸エステルの大部分は、以下の確立された手順によって合成される:1)芳香族ボロン酸エステルは、芳香族ハロゲン化物から対応するグリニャール試薬又はリチウム試薬を調製すること、続いてそれをホウ酸エステルと反応させることによって得られ、2)芳香族ボロン酸エステルは、パラジウムの触媒下で芳香族ヨウ化物又は芳香族臭化物をジボロン酸エステルと反応させることによって得られる。これらの方法の欠点は下記の通りである:1)それらはともに、容易に入手することができない芳香族ハロゲン化物から出発し、2)金属試薬が出発材料又は触媒として使用されており、このことが副生成物の形成をもたらし、第1の方法を例に取ると、アリールグリニャール試薬又はリチウム試薬が、新たに形成される生成物である芳香族ボロン酸エステルを更に攻撃し、その結果ジアリールボリン酸エステル又はトリアリールボランを生じる可能性があり、3)それらはともに、環境への負担が大きく、複雑な操作、厳しい条件、並びに極めて厳密な無水及び無酸素環境を必要とし、第1の方法は、低温で実施される必要があるのに対して、第2の方法は、高温で実施される必要があり、4)パラジウム触媒が高価であり、かつ芳香族ハロゲン化物を調製するためのコストが、対応する芳香族アミンよりも高いため、それらはともに、コストが高くなる。

産業上の利用分野



本発明は、有機合成の分野に属し、具体的には芳香族ボロン酸エステル化合物の調製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
芳香族ボロン酸エステルの調製方法であって、該芳香族ボロン酸エステルが、有機溶媒中での芳香族アミンAr-NH、ジボロン酸エステル及び亜硝酸アルキルの反応によって得られ、該芳香族アミンのアリール基Arが、非複素環式アリールを表す、芳香族ボロン酸エステルの調製方法。

【請求項2】
前記アリール基Arが1つ又は複数の置換基を有する、請求項1に記載の調製方法。

【請求項3】
前記置換基が、アルキル、アルコキシ、アミド、エステル、ケトカルボニル、ニトロ及びハロゲンからなる群から選択される1つ又は複数の置換基であり、複数の置換基を保有する場合、前記置換基は同じであってもよく、又は異なっていてもよく、隣接する2つの置換基は、独立していてもよく、又は環を形成していてもよい、請求項2に記載の調製方法。

【請求項4】
前記ジボロン酸エステルが、ビス(ピナコラト)ジボロンである、請求項1に記載の調製方法。

【請求項5】
前記亜硝酸アルキルのアルキル基が、3個~6個の炭素原子を有する線状アルキル又は分岐状アルキルである、請求項1に記載の調製方法。

【請求項6】
前記有機溶媒が、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、酢酸エチル及びアセトニトリルからなる群から選択されるものである、請求項1に記載の調製方法。

【請求項7】
フリーラジカル開始剤を添加して、前記反応を促進する、請求項1に記載の調製方法。

【請求項8】
前記フリーラジカル開始剤が、過酸化ベンゾイル又はアゾジイソブチロニトリルである、請求項7に記載の調製方法。

【請求項9】
前記フリーラジカル開始剤の量が、前記芳香族アミンの量に基づいて2モル%~10モル%である、請求項7に記載の調製方法。

【請求項10】
芳香族アミン:ジボロン酸エステル:亜硝酸アルキルのモル比が、1:1:1.5~1:1.2:1.5の範囲である、請求項1に記載の調製方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
分野
  • 化学;冶金
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