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インクジェット印刷位置制御方法及びインクジェット印刷位置制御装置

国内特許コード P150011765
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2013-535269
公表番号 特表2014-500810
出願日 平成23年10月27日(2011.10.27)
公表日 平成26年1月16日(2014.1.16)
国際出願番号 CN2011081411
国際公開番号 WO2012055365
国際出願日 平成23年10月27日(2011.10.27)
国際公開日 平成24年5月3日(2012.5.3)
優先権データ
  • 201010531979.7 (2010.10.29) CN
発明者
  • 李 真花
  • ▲劉▼ 志紅
出願人
  • 北大方正集▲団▼有限公司
  • 北京大学
  • 北京北大方正▲電▼子有限公司
発明の名称 インクジェット印刷位置制御方法及びインクジェット印刷位置制御装置
発明の概要 インクジェット印刷位置制御方法及びインクジェット印刷位置制御装置を提供する。このインクジェット印刷位置制御方法は、カラーパッチセンサにて、給紙されてきた用紙のカラーパッチを検出して相応するパルス信号を出力するステップ(S10)と、前記パルス信号を発生させる所望のウィンドウを設置するステップ(S20)と、前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出された場合、所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始するが、前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合または前記所望のウィンドウ外に前記パルス信号が検出された場合、補正を行ってインクジェット印刷を開始するステップ(S30)とを備える。この方法により、インクジェット印刷の品質を向上することができる。
従来技術、競合技術の概要



現在、高速インクジェット印刷技術は既に印刷業に広汎に応用されている。その主な応用としては、コンピュータによる制御下で、カラーブロックが所定の間隔で形成された連続用紙に可変なラベル、請求書、バーコードなどインクジェットによって印刷するものが取り上げられる。高速インクジェット制御システムにおいて、一般的には、カラーブロックの位置に基いて、下記のような二つの方法によってインクジェット印刷位置を制御する。





(1) ソフトウェアに基くハイレベルな補正方法

カラーパッチセンサによって連続用紙に印刷されたカラーブロックを検出し、印刷の基準信号としてインクリメンタルロータリーエンコーダが用紙の動作に同期するパルス信号を出力し、それにより、連続用紙におけるカラーブロックの間隔を算出でき、当該情報をハイレベル制御ソフトウェアに送信する。印刷部は第一のカラーパッチを検出したときに、インクリメンタルエンコーダから出力されたパルス信号に基いて受信された画像データを連続的に印刷する。ソフトウェアにおいては、受信されたカラーブロックの間隔情報に基いて有効画像間のブランクデータを調整し、印刷位置を制御する。このような方法は、容易に実現でき、カラーブロックの間隔が一定の場合には、画像の印刷位置が比較的に正確である。しかし、カラーブロックの間隔が大きく変化したり、または、カラーパッチの検出に見逃しがあった場合は、印刷位置の調整が遅れて印刷位置が不適切になるため、不合格の印刷物が多く出てしまう問題が存在する。





(2) ハードウェアに基く簡単な制御方法

ソフトウェアは印刷される有効画像のデータだけを印刷制御部に伝達し、ハードウェアによって印刷位置を制御する。カラーパッチセンサが連続用紙に印刷されたカラーブロックを検出し、印刷の基準信号としてインクリメンタルロータリーエンコーダが用紙の動作に同期するパルス信号を出力する。インクジェット制御システムは、カラーパッチ信号が検出されると、ソフトウェアの構成情報に基いてエンコーダパルスをN個だけ遅らせて1ページの画像データの印刷を開始し、そして、更なるカラーパッチ信号が検出されると、またエンコーダパルスをN個だけ遅らせて次のページの画像データの印刷を開始する。このようにした動作を繰り返す。このような方法は、ソフトウェアの負荷を軽くすることが出来、カラーパッチの間隔が多少変動していても、リアルタイムで検出されたカラーパッチ信号に基いて正確に印刷できる。しかし、カラーパッチ信号に干渉が発生したりカラーパッチの検出に見逃しがあったりするような場合は、印刷エラーまたは印刷抜けなどの問題があり、不合格の印刷物が出てしまうおそれがある。

産業上の利用分野



本発明は、印刷分野に関し、具体的には、インクジェット印刷位置制御方法及びインクジェット印刷位置制御装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
カラーパッチセンサにて、給紙されてきた用紙のカラーパッチを検出して相応するパルス信号を出力するステップと、
前記パルス信号を発生させる所望のウィンドウを設置するステップと、
前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出された場合、所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始するが、前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合または前記所望のウィンドウ外に前記パルス信号が検出された場合、補正を行ってインクジェット印刷を開始するステップと
を備えることを特徴とするインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項2】
前記パルス信号を発生させる所望のウィンドウを設置するステップにあっては、
前記カラーパッチの平均間隔の時間軸における目盛りを前記所望のウィンドウの中心とする誤差許容度が前記所望のウィンドウの左右の境界とされることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項3】
前記パルス信号を発生させる所望のウィンドウを設置するステップにあっては、更に、
所定個数の前記パルス信号が受信される前に、リアルタイムで前記カラーパッチの平均間隔をt/nに設定し(t:第一のパルス信号を検出してから現在のパルス信号を受信するまでの時間の長さ、n:現在受信された前記パルス信号の個数-1)、前記時間の長さは、前記カラーパッチセンサを同期させるためのインクリメンタルエンコーダパルス数を利用して測定されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項4】
補正を行ってインクジェット印刷を開始する際には、
前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合、前記所望のウィンドウの中心から前記所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項5】
連続して所定個数の前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合、印刷を停止し、エラーを報告するステップを更に備えることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項6】
補正を行ってインクジェット印刷を開始する際には、
前記所望のウィンドウ外に前記パルス信号が検出された場合、前記パルス信号を無効とすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷位置制御方法。

【請求項7】
前記パルス信号を発生させる前記所望のウィンドウを設置している間には、
前記パルス信号が検出されると、所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始し、
検出された前記パルス信号の平均間隔をリアルタイムで計算し、前記平均間隔が所定値を上回ると警告を発することを特徴とする請求項1に記載の印刷位置制御方法。

【請求項8】
給紙されてきた用紙のカラーパッチを検出して相応するパルス信号を出力するカラーパッチセンサと、
前記パルス信号を発生させる所望のウィンドウを設置する設置モジュールと、
前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出された場合、所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始するが、前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合または前記所望のウィンドウ外に前記パルス信号が検出された場合、補正を行ってインクジェット印刷を開始するように構成される印刷モジュールと
を備えることを特徴とするインクジェット印刷位置制御装置。

【請求項9】
前記印刷モジュールは、
前記所望のウィンドウに前記パルス信号が検出されていない場合、前記所望のウィンドウの中心から前記所定の周期だけ遅らせてインクジェット印刷を開始するように構成される見逃し検出モジュールを備えることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット印刷位置制御装置。

【請求項10】
前記印刷モジュールは、
前記所望のウィンドウ外に前記パルス信号が検出された場合、前記パルス信号を無効とする誤検出モジュールを備えることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット印刷位置制御装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013535269thum.jpg
出願権利状態 公開
分野
  • 処理操作;運輸
  • 物理学
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