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AMスクリーニング方法及びAMスクリーニング装置

国内特許コード P150011768
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2013-545032
公表番号 特表2014-506410
登録番号 特許第5791733号
出願日 平成23年12月23日(2011.12.23)
公表日 平成26年3月13日(2014.3.13)
登録日 平成27年8月14日(2015.8.14)
国際出願番号 CN2011084554
国際公開番号 WO2012083878
国際出願日 平成23年12月23日(2011.12.23)
国際公開日 平成24年6月28日(2012.6.28)
優先権データ
  • 201010620430.5 (2010.12.23) CN
発明者
  • 李 ▲海▼峰
  • ▲揚▼斌
出願人
  • 北大方正集▲団▼有限公司
  • 北京大学
  • 北京北大方正▲電▼子有限公司
  • 北京北大方正技▲術▼研究院有限公司
発明の名称 AMスクリーニング方法及びAMスクリーニング装置
発明の概要 本発明はAMスクリーニング方法及びAMスクリーニング装置を提供する。本発明のAMスクリーニング方法は正六角形の網点によってAMスクリーニング用の閾値マトリックスを構成するステップを含む。本発明のAMスクリーニング装置は正六角形の網点によってAMスクリーニング用の閾値マトリックスを構成するマトリックスモジュールを備える。本発明は、従来の網点ではドットゲインやモアレが生じやすい問題を解決することができるため、印刷品質を向上することができる。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要



現代の印刷に採用されるのは、オフセット印刷、即ち、4色重ね刷りであり、つまり、カラー画像を4色、即ち、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)という4色に分割するものである。1つのインキにとって、その色と濃度が固定され、即ち、出力結果が2値、0及び1であり、それぞれインキの存在有無を表し、中間の諧調値がないので、印刷しようとする画像はバイナリの画像元素からなることが決定されている。グレースケールからバイナリイメージまでの操作工程は網掛けである。網掛けはスクリーニングとも呼ばれ、色調が連続する画像を網点に分解する工程ということである。スクリーニングされた画像は、網点の大きさまたは疎密によって画像の実際の階層を表現する。画像へのスクリーニング工程は画像学中ではデジタルハーフトーンと呼ばれる。網点間距離が等しく、その大きさが変化しているものであれば、AMスクリーニングと呼ばれる;網点の大きさが同じであり、その距離が変化しているものであれば、FMスクリーニングと呼ばれる。





印刷された画像を拡大装置によって見ると、前で肉眼で見えた微小なドットを細やかに観察したら、単一色のドットの配列態様を発見できる。ドットの変化態様は下記の2種がある。即ち、ドットの中心位置が規則的に並んでおり、ドットの大きさが局部諧調度の増大につれて大きくなり、この画像はAMスクリーニングに網掛けされて生成されてなるものであり、その中の様々な形状をもつドットは本分野で網点と呼ばれる。別の画像において、その中のドットが更に細かく、かつそれらの大きさが同じであるが、諧調度の階層の高い箇所においてドットの密度が濃く、階層の低い箇所においてドットが疎らかであり、このような画像はFMスクリーニングに網掛けされて生成されてなるものであり、その中のドットも一般的に網点と呼ばれるが、その意義はAMスクリーニング網中の網点と異なる。





AMスクリーニング網において、網点の形状及び大きさが諧調度の階層の増加につれて変化していることは網状と呼ばれる。伝統的な網状は正円形網点を有し、さらに、線形網点、方円形網点、方形網点、楕円形網点、菱形網点などなどを有する。前記網点は伝統的なスクリーニング網点に属する。





伝統的な印刷において、スクリーニング網点が頻繁的に用いられている。製版印刷工程中に通常に網点拡大の現象が存在しているから、網点が大きく拡大すればするほど、印刷出力階層の損失が重大となる。異なる網型によるドットゲイン(dot gain)程度も相違するから、幾何学から導出すれば、正円形網点の円周長が最短となるため、正円形ドットゲインが小さくなり、その他の規則的な網点の円周長がいずれも大きいため、そのドットゲインが重大となる。しかし、いったん円形網点と円形網点が接続されると、その拡張係数が高くなるため、印刷時に暗諧調領域の網点のインキ量が過大となることでその周辺に堆積しやすくなり、最終的に画像の暗諧調部分の具備すべき階層を失ってしまう。





本発明の発明者らは、正円形網点以外のその他の網点がAMスクリーニング網の下記の2つの典型的な特徴を有することを発見した。

1)正円形網点に対して、単独の網点の円周長が大きい;

2)網点の配列角度θが単一であり、直交に配列される2つの角度θまたは90+θとするしかできない。





また、2)に言及されている網点の直交配列も伝統的な網点の共通性である。発明者は、多数の印刷の実際的な経験と幾何的導出法とを結合すれば得られるように、直交網点の分布特徴は印刷中に伝統的な網角度の選択が限られるか、或いは印刷制御が不当であるため、CMYKという4色重ね刷りのモアレ(干渉縞)の問題が生じ、最終的に印刷出力品質に影響を与えてしまうことを発見した。

産業上の利用分野



本発明は、印刷分野に関し、具体的には、AMスクリーニング方法及びAMスクリーニング装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
AMスクリーニング方法であって、
正六角形の網点によってAMスクリーニング用の閾値マトリックスを構成するステップを含み、
前記正六角形の網点によってAMスクリーニング用の閾値マトリックスを構成するステップは、
前記閾値マトリックス内において前記正六角形の網点を拡散させるステップと、
前記閾値マトリックスにおける各画素を前記正六角形の網点のそれぞれにマッピングさせるステップと、
前記正六角形の網点のそれぞれに対応する各画素に対して閾値を設けるステップと、
を含み、
前記各画素に対して閾値を設けるステップは、
前記正六角形の網点のそれぞれに対して、その中の前記各画素の前記正六角形の網点での位置に基づいてその順番値fを特定し、その中で、i=1、2、…X×Y/n、X及びYはそれぞれ閾値マトリックスの長さと幅であり、nは前記正六角形の網点の個数であり、
前記順番値に基づいて下記のアレイ(ただし、Aは各々の正六角形の網点に対応している)
【数1】


を確立することを含むことを特徴とするAMスクリーニング方法。

【請求項2】
前記閾値マトリックス内において前記正六角形の網点を拡散させるステップにおいては、
前記閾値マトリックスを、拡散される複数の特徴矩形に分割し、
中央に設けられる1つの前記正六角形の網点D0と、それぞれ特徴矩形の四隅に位置すると共に前記正六角形の網点D0と隣接して設けられる4つの1/4の前記正六角形の網点D1、D2、D3、D4とが含まれるように、前記特徴矩形のそれぞれを設定し、
ここで、拡散方向の対角線である第1の分割線と、前記正六角形の網点の中心を通って前記第1の分割線に垂直な線である第2の分割線とによって、前記正六角形の網点が4つの部分に分割されることを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項3】
前記閾値マトリックスを、拡散される複数の特徴矩形に分割する際には、
前記特徴矩形の長さpと幅qを互いに素とし、かつ
【数2】


を満足し、
拡散方向をθとし、
【数3】


、aとbを互いに素とし、
前記閾値マトリックスの長さXと幅Yを設定し、そのうち、
【数4】


(ここで、
【数5】


は最小値を求める演算を示し、
【数6】


は最大公約数を求める演算を示し、符号
【数7】


は整数を得る演算を示し、Resは印刷機器の解像度であり、freqはスクリーニング線数である。)
以下の式により、前記正六角形の網点の個数nを特定することを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。
【数8】



【請求項4】
p=7、q=4、a=7、b=26とすることを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項5】
前記閾値マトリックスにおける各画素を前記正六角形の網点のそれぞれにマッピングさせるステップにおいては、
直線ABとの交差角が拡散方向であり、直線CDとA1点で交差する直線AA1を作成し、直線AA1に垂直で、直線CDとB1点で交差する直線BB1を作成し、さらに直線BB1に垂直で、F点で交差する線分CFを作成し、直角三角形BFCを水平方向で左向きへXだけ移動させて直角三角形AGBを得て、台形ABB1A1を垂直方向で下向きにY-1個の画素だけ移動させて新規台形DCC1D1を形成し、直線AA1を延ばして直線D1C1とA2点で交差し、直線BB1を延ばして直線D1C1とB2点で交差し、台形A1B1B2A2を垂直方向で下向きにY個の画素だけ移動させて新規台形D1C1C2D2を形成し、直線AA1とBB1が新規台形D3C3D4C4の内部で点Mで交差するようになるまで上記の操作を繰り返し、直角三角形A4MB4を垂直方向で下向きへY個の画素だけ移動させて直角三角形D4PC4を得て、AA1を延ばしてCPとN点で交差し、BB1を延ばしてDPとQ点で交差し、矩形AMQGと矩形CFQPとによってL字状領域を構成し、
前記L字状領域中の網点に対して唯一の番号を付け、
前記L字状領域を矩形ABCDにマッピングすることを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項6】
前記正六角形の網点のそれぞれに対して、その中の前記各画素の前記正六角形の網点での位置に基づいてその順番値fを特定する際には、

【数9】


(ここで、
【数10】


、x、yは正六角形の網点中の画素iの座標であり、前記正六角形の網点のそれぞれに対して、その中心を原点とし、拡散方向の対角線を横軸とし、正六角形の網点の中心を通って横軸に垂直な線を縦軸とし、前記正六角形の網点のそれぞれの座標系を確立し、前記座標系によって前記正六角形の網点のそれぞれ中の画素の座標x、yを特定する)と設定することを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項7】
前記正六角形の網点のそれぞれに対して、その中の前記各画素に対して閾値を
【数11】


(ここで、
【数12】



と設定することを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項8】
ランダムディザテーブル
【数13】


を生成するステップをさらに含み、
ただし、
【数14】


と設定することを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング方法。

【請求項9】
AMスクリーニング装置であって、
正六角形の網点によってAMスクリーニング用の閾値マトリックスを構成するマトリックスモジュールを備え、
前記マトリックスモジュールは、
前記閾値マトリックスにおいて前記正六角形の網点を拡散させる拡散モジュールと、
前記閾値マトリックスにおける各画素を前記正六角形の網点のそれぞれにマッピングさせるマッピングモジュールと、
前記正六角形の網点のそれぞれに対応する各画素に対して閾値を設ける閾値付与モジュールと、を備え、
前記各画素に対する前記閾値は、
前記正六角形の網点のそれぞれに対して、その中の前記各画素の前記正六角形の網点での位置に基づいてその順番値fを特定し、その中で、i=1、2、…X×Y/n、X及びYはそれぞれ閾値マトリックスの長さと幅であり、nは前記正六角形の網点の個数であり、
前記順番値に基づいて下記のアレイ(ただし、Aは各々の正六角形の網点に対応している)
【数15】


を確立するようにして設定されることを特徴とするAMスクリーニング装置。

【請求項10】
前記拡散モジュールは、
前記閾値マトリックスを、拡散される複数の特徴矩形に分割する分割モジュールと、
中央に設けられる1つの前記正六角形の網点D0と、それぞれ特徴矩形の四隅に位置すると共に前記正六角形の網点D0と隣接して設けられる4つの1/4の前記正六角形の網点D1、D2、D3、D4とが含まれるように、前記特徴矩形のそれぞれを設定する構築モジュールと、
を備え、拡散方向の対角線である第1の分割線と、前記正六角形の網点の中心を通って前記第1の分割線に垂直な線である第2の分割線とによって、前記正六角形の網点が4つの部分に分割されることを特徴とする請求項に記載のAMスクリーニング装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013545032thum.jpg
出願権利状態 登録
分野
  • 電気
  • 処理操作;運輸
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