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凹版印刷用スクリーニング方法と装置

国内特許コード P150011770
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2013-545035
公表番号 特表2014-506411
登録番号 特許第5843883号
出願日 平成23年12月24日(2011.12.24)
公表日 平成26年3月13日(2014.3.13)
登録日 平成27年11月27日(2015.11.27)
国際出願番号 CN2011084593
国際公開番号 WO2012083885
国際出願日 平成23年12月24日(2011.12.24)
国際公開日 平成24年6月28日(2012.6.28)
優先権データ
  • 201010621998.9 (2010.12.24) CN
発明者
  • 李 ▲海▼峰
  • ▲揚▼斌
出願人
  • 北大方正集▲団▼有限公司
  • 北京大学
  • 北京北大方正▲電▼子有限公司
  • 北京北大方正技▲術▼研究院有限公司
発明の名称 凹版印刷用スクリーニング方法と装置
発明の概要 本発明は凹版印刷用スクリーニング方法を提供し、この方法は、明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップと、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成するステップとを含む。また、本発明は凹版印刷用スクリーニング装置を提供し、この装置は、明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割する分割モジュール(10)と、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成する生成モジュール(20)とを備える。上記した方法と装置は複数のタイプの異なったスクリーニングパターンの網点を使用するため、従来の技術においてモアレが発生しやすい問題を解決でき、印刷品質を向上することができる。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



凹版印刷は、版材平面に対して、その網点が完全に凹んでいる。印刷する時に、インキが凹んでいる網点に充填され、圧印によって媒介に転写される。

上記した凹版印刷の特徴で、網点同士の間に壁のような間隔が存在するようになる。この間隔は「スクリーン壁」と呼ばれる。凹版印刷における製版法はエッチングでも電子彫刻でも、いずれも版材に一つ一つの凹んでいる網点を形成するものである。そのため、「スクリーン壁」の変化規則は、特に、ディープトーン領域には極めて重要である。





本発明の発明者らは、研究を経て、凹版印刷の製版において、ディープトーン領域の「スクリーン壁」の形状と変化規則が直接に暗部のグラデーション再現に影響を与えることが分かった。凹版印刷のプロセスにおいて、グラデーションが徐々に暗くなるにつれて、即ち、網点が徐々に大きくなるにつれて、「スクリーン壁」が徐々に薄くなる。また、「スクリーン壁」が薄ければ薄いほど、「スクリーン壁」が割れる、または「スクリーン壁」の薄さが不均一の現象を起こしやすい。このような現象はディープトーンにモアレが現れやすい原因となる。つまり、従来の凹版印刷における網点の形状(即ち、スクリーンパターン)は方形であり、その「スクリーン壁」も長方形であり、AMスクリーニングのサイズがグラデーションに従って変化するプロセスにおいて、「スクリーン壁」も変化し、その変化するプロセスにおけるスクリーンパターンは長方形に類似するが、長方形と言えないため、長方形の厚さにばらつきがあり、モアレなどが現れる原因となる。

産業上の利用分野



本発明は、印刷分野に関し、具体的には、凹版印刷用スクリーニング方法と装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
凹版印刷用スクリーニング方法であって、
明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップと、
異なるタイプの領域に対してスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成するステップであって、1つのタイプの領域のための各スクリーンパターンの網点は同一の形状を有し、そのスクリーンパターンの網点は、他のタイプの領域のスクリーンパターンの網点と形状が異なる、ステップと、
を含むことを特徴とする方法。

【請求項2】
明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップにおいては、
明度範囲が[0,Per1]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per1,Per2]の領域をライトトーン-ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per2,Per3]の領域をハーフトーン-ディープトーン領域として、明度範囲が[Per2,1]の領域をディープトーン領域とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。

【請求項3】
Per1を0.25とし、Per2を0.5とし、Per3を0.8とすることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【請求項4】
前記ライトトーン領域に第一スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
前記ライトトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、
ここで、


とされることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【請求項5】
前記ライトトーン-ハーフトーン領域に第二スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
前記ライトトーン-ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、
前記ライトトーン-ハーフトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式1~3の関数値


と比較することによって、n個の式1~3において(x,y)がどの二本の曲線により囲まれる小さな領域内にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式1~3の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式1~3の関数値より大きいものであり、
ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし、






ただし、






ただし、



式1~3において、



であることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【請求項6】
前記ハーフトーン-ディープトーン領域に第三スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
前記ハーフトーン-ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、
前記ハーフトーン-ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式4~6の関数値



と比較することによって、n個の式4~6において、(x,y)がどの二本の曲線により囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式4~6の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式4~6の関数値より大きいものであり、
ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし、






ただし、






ただし、



式4~6において、



であることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【請求項7】
前記ディープトーン領域に第四スクリーンパターンの網点を生成することにおいて、
前記ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、
前記ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式7~9の関数値



と比較することによって、n個の式7~9において、(x,y)はどの二本の曲線に囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式7~9の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式7~9の関数値より大きいものであり、
ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし






ただし、






ただし、



式7~9において、



であることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【請求項8】
凹版印刷用スクリーニング装置であって、
明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割する分割モジュールと、
異なるタイプの領域に対してスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成する生成モジュールであって、1つのタイプの領域のための各スクリーンパターンの網点は同一の形状を有し、そのスクリーンパターンの網点は、他のタイプの領域のスクリーンパターンの網点と形状が異なる、生成モジュールと、
を備えることを特徴とする装置。

【請求項9】
前記分割モジュールは、明度範囲が[0,Per1]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per1,Per2]の領域をライトトーン-ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per2,Per3]の領域をハーフトーン-ディープトーン領域として、明度範囲が[Per2,1]の領域をディープトーン領域とすることを特徴とする請求項8に記載の装置。

【請求項10】
前記生成モジュールは、前記ライトトーン領域に第一スクリーンパターンの網点を生成するライトトーンモジュールと、前記ライトトーン-ハーフトーン領域に第二スクリーンパターンの網点を生成するライトトーン-ハーフトーンモジュールと、前記ハーフトーン-ディープトーン領域に第三スクリーンパターンの網点を生成するハーフトーン-ディープトーンモジュールと、前記ディープトーン領域に第四スクリーンパターンの網点を生成するディープトーンモジュールとを備えており、
前記ライトトーンモジュールは、ライトトーン領域における網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、



とし、ここで、



前記ライトトーン-ハーフトーンモジュールは、前記ライトトーン-ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし、






ただし、






ただし、



式1~3において、



前記ハーフトーン-ディープトーンモジュールは、前記ハーフトーン-ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、ただし、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし、






ただし、






ただし、



式4~6において、



前記ディープトーンモジュールは、前記ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、



とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、



ただし、






ただし、






ただし、



式7~9において、



であることを特徴とする請求項9に記載の装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013545035thum.jpg
出願権利状態 登録
分野
  • 電気
  • 物理学
  • 処理操作;運輸
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