TOP > 中国の大学の特許 > 北京大学の特許一覧 > 苦丁茶冬青の葉の抽出方法、総サポニンおよびその使用

苦丁茶冬青の葉の抽出方法、総サポニンおよびその使用

国内特許コード P150011776
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2013-550742
公表番号 特表2014-504607
登録番号 特許第5955337号
出願日 平成23年12月21日(2011.12.21)
公表日 平成26年2月24日(2014.2.24)
登録日 平成28年6月24日(2016.6.24)
国際出願番号 CN2011084377
国際公開番号 WO2012100612
国際出願日 平成23年12月21日(2011.12.21)
国際公開日 平成24年8月2日(2012.8.2)
優先権データ
  • 201110026026.X (2011.1.24) CN
発明者
  • トゥ,ペンフェイ
  • ザン,トンメイ
  • ゼン,ジアオ
  • ジアン,ヨン
  • ゾウ,ハイヤン
  • タン,リ
  • マ,ジゾン
出願人
  • 北京大学
発明の名称 苦丁茶冬青の葉の抽出方法、総サポニンおよびその使用
発明の概要 本発明は、苦丁茶冬青の葉の抽出方法、およびこの方法を用いることにより抽出された、苦丁茶冬青の葉の総サポニン、ならびにコレステロールおよび血中脂質の低下ならびにアテローム性動脈硬化抑制のための薬物の調製における総サポニンの使用を提供する。抽出方法は下のステップ:苦丁茶冬青の葉をエタノール水溶液での還流抽出に付し、抽出溶液を得るステップ;その抽出溶液を濾過し、エタノールを除去し、次に、多孔質樹脂カラムを用いることによりその溶液を分離および精製するステップを含む。
従来技術、競合技術の概要



高脂血症は高コレステロールおよび高トリグリセリドを含むが、高コレステロールの有害性は高トリグリセリドの有害性よりもはるかに大きい。高脂血症に関しては、高脂血症の治療に最も効果的な手段は薬物による脂質低下療法である。現在のところ、トリグリセリドを低下させるには多くの効果的な薬物が存在しているが、コレステロールを低下させるための薬物は主にスタチン類である。これらのスタチン系薬剤は、高コレステロール血症誘発性アテローム性動脈硬化症の抑制を主に目的としており、これらの薬剤の作用機構は肝臓コレステロール合成の阻害である。しかしながら、スタチンの長期使用により、肝臓や筋肉は明らかに有害な影響を受け、トランスアミナーゼの増加も起こり、少ないながら横紋筋融解症や急性腎不全に苦しむ患者もいる。数世代の薬物構造改変を経たものの、スタチンの毒性と副作用の問題はまだ解決していない。





苦丁茶(Kudingcha)は伝統的な民間飲料であり、健康茶として千年近く飲み続けられており、体重減少、血中脂質および血圧の低下、ならびに解熱および解毒などの効用がある。市場には様々な苦丁茶が存在するが、調査によれば、苦丁茶は22種類の異なる植物の葉から作られている。しかし、どの種類の苦丁茶が血中脂質および血圧の低下により良好な効果を示すのかは分かっておらず、その結果、消費者が費やす金額は非常に高額になるが、脂質低下効果はわずかであり、効果がない場合すらある。

産業上の利用分野



本発明は、苦丁茶冬青(Ilex kudingcha C. J. Tseng)の葉の抽出方法、およびこの方法で抽出された、苦丁茶冬青の葉の総サポニン、ならびにその使用に関する。具体的には、本発明は、苦丁茶冬青の葉から総サポニンを抽出するための方法に関し、この方法により抽出された総サポニンは、コレステロールおよび血中脂質の低下ならびにアテローム性動脈硬化抑制のために使用することができる。

特許請求の範囲 【請求項1】
苦丁茶冬青の葉の抽出方法であって、この方法は、
(1)苦丁茶冬青の葉を50~70%エタノール水溶液での還流抽出に付し、抽出液を得るステップ;
(2)該抽出液を濾過し、該抽出液からエタノールを除去するステップ;
(3)ステップ(2)で得られた溶液を多孔質樹脂カラムに吸着させ、該樹脂カラムから、H2O、pH9~11の10~30%アルカリ性エタノール水溶液、10~30%エタノール水溶液および50~70%エタノール水溶液で順次溶出させるステップ;
(4)50~70%エタノール水溶液の溶出液を回収し、濃縮し、乾燥させ、苦丁茶冬青の葉の抽出物を得るステップ
とから成る方法。

【請求項2】
ステップ(1)でのエタノール水溶液の濃度は、55~65%、最も好ましくは60%であり;ステップ(3)でのエタノール水溶液の濃度は、55~65%、最も好ましくは60%である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
ステップ(1)において、抽出は1~8回、好ましくは2~4回行われ、各還流抽出の時間は0.5~5時間、好ましくは0.5~2時間である、請求項1または請求項2に記載の方法。

【請求項4】
ステップ(2)において、エタノールを除去する方法は減圧下であり;ステップ(4)において、濃縮する方法は減圧下であり、乾燥させる方法は真空乾燥である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。

【請求項5】
ステップ(3)において、多孔質樹脂カラムの直径と長さの比は1:3~10、好ましくは、1:4~7、最も好ましくは1:6であり、多孔質樹脂と苦丁茶冬青の葉の重量比は5~15:1、好ましくは6~10:1である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。

【請求項6】
ステップ(3)において、アルカリ性エタノール水溶液のpHは10である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。

【請求項7】
ステップ(2)で分離されたエタノールおよび/またはステップ(4)で分離されたエタノールは回収され、ステップ(1)での還流抽出に再び使用されることをさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
分野
  • 生活必需品
※ 特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close