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デジタルインクジェット印刷同期制御装置および制御方法

国内特許コード P150011799
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2014-516192
公表番号 特表2014-523822
登録番号 特許第5996640号
出願日 平成24年12月31日(2012.12.31)
公表日 平成26年9月18日(2014.9.18)
登録日 平成28年9月2日(2016.9.2)
国際出願番号 CN2012088085
国際公開番号 WO2013097822
国際出願日 平成24年12月31日(2012.12.31)
国際公開日 平成25年7月4日(2013.7.4)
優先権データ
  • 201110460194.X (2011.12.31) CN
発明者
  • 沈宏
  • 薛路
  • ▲陳▼峰
出願人
  • 北大方正集▲団▼有限公司
  • 北京大学
  • 北京北大方正▲電▼子有限公司
発明の名称 デジタルインクジェット印刷同期制御装置および制御方法
発明の概要 本発明は、デジタルインクジェット印刷同期制御装置を提供し、ストレージユニット、制御ユニットおよび対話型処理ユニットを備える。ここで、ストレージユニットは、各表面色のデータをストレージする。制御ユニットは、対話型処理ユニットによる前記データ受信、ストレージ、送信および印刷トリガ信号の発生を制御する。対話型処理ユニットは、制御ユニットの制御の下、デジタルインクジェット印刷設備のフロントエンドシステムから各表面色のデータを受信し、受信したデータをストレージユニットにストレージし、ストレージしたデータをデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信し、デジタルインクジェット印刷設備周辺機器のエンコーダおよび/またはカラー・コード・センサーの信号に基づき、各表面色の印刷トリガ信号を発生させ、デジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信する。これに応じて、デジタルインクジェット印刷同期制御方法を提供する。本発明は、複数表面色のページサイズの異なる連続印刷を実現する。
従来技術、競合技術の概要


デジタルインクジェット印刷技術は、近年急速に発展してきた非接触印刷技術であり、これは画像データの処理、伝送、インクジェット印刷を直接行う。よってデジタルインクジェット印刷に用いられ、オンデマンドインクジェット印刷ノズルであるため非接触印刷という。ノズル内部に一連の極めて細いチャネルを形成し、圧電性結晶が発生させたメカニカル・エフェクトによりインクをこのような極小チャネルから出し、被印刷体表面の予定の位置に直接噴射し、現像する。ノズルと印刷体表面は通常約1ミリの間隔を保つ。従来の印刷方法と比べて、デジタルインクジェット印刷技術は、製版等の過程を省略し、印刷周期が短くなり、効率も高めた。特に可変データおよびグラデーションカラー画像等の印刷のより複雑な印刷タスクは簡単で効率の良い解決方案を有する。



デジタルインクジェット印刷技術は、CMYK4色(即ち、シアンCyan、マジェンタMagenta、イエローYellowおよびブラックblacK)の基礎にあり、多様な色彩の画像印刷を完了する。また、カラー画像の形成は、CMYK4色の異なるグレースケールのドットマトリクスの組合せにより形成され、インクジェット印刷に対応する過程は、異なる数量、異なるサイズのインク液滴の混合により画像を形成する。インク液滴の数量は、転送したデータにより決まり、これこそがデジタル技術の特徴である。マルチカラー印刷であるため、各のハードウェアシステムは同じ物理的な位置にインストールできず、一定の物理的な間隔がある。よって必然的に複数間の刷り重ね問題が起こり、当該問題を間の同期問題という。



いわゆる同期は、同ページの複数色が被印刷物の同じ位置に印刷することを保証しなければならず、これによって初めて完全な画像を形成することができる。しかし、この位置の調整は、X方向とY方向の2つの緯度を把握しなければならない。これには、各データの送信時間とインクジェット印刷時間を効果的に制御し、異なる時間にインクジェット印刷を行うデータを印刷物の同じ位置に印刷できるようにしなければならない。



従来のデジタルインクジェット印刷技術において、1回の生産過程において、即ち、ジョブの印刷過程において、印刷したジョブのページサイズは全て同じである。即ち、たとえ大ロット生産、即ち、同サイズのページ、数量が莫大な生産であったとしても、基本的には全て1回の生産過程である。このような情況において、複数間の同期も1回の刷り重ねを行うだけで良い。刷り重ねの概念から言えば、同1ページの複数を1つにまとめて印刷することを保証しなければならない。伝統的な印刷において、ある機種は版胴の長さを調整しなければならず、ある機種は各の物理的な位置を手動で調整しなければならない。従来のデジタル印刷技術では同様に、異なる機種に異なる刷り重ね方法があっても、各の物理的な位置を手動で調整または物理的な位置を固定するには、時間の遅延により後続と前の見当て合わせを保証する。

産業上の利用分野


本出願は、2011年12月31日に中国特許局に提出し、出願番号が201110460194.Xであり、発明名称が「デジタルインクジェット印刷同期制御装置および制御方法」である中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。



本発明は、デジタルインクジェット印刷技術分野に関し、特にデジタルインクジェット印刷同期制御装置および制御方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
各色のデータをストレージするストレージユニットと、
対話型処理ユニットによる前記データ受信、ストレージ、送信および印刷トリガ信号の発生を制御する制御ユニットと、
制御ユニットの制御の下、デジタルインクジェット印刷設備のフロントエンドシステムから各色のデータを受信し、受信したデータをストレージユニットにストレージし、ストレージしたデータをデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信し、デジタルインクジェット印刷設備のエンコーダおよび/またはカラーマーク・センサーの信号に基づき、各色の印刷トリガ信号を発生させ、デジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信する対話型処理ユニットとを備えることを特徴とするデジタルインクジェット印刷同期制御装置。

【請求項2】
前記制御ユニットの制御は
受信モジュールにより受信した命令とパラメータを解析し、解析した印刷ジョブパラメータと設備パラメータを対話型処理ユニットへ転送し、解析した印刷ジョブパラメータ、設備パラメータと色パラメータを対話型処理ユニットへ転送するステップと、印刷命令の起動に応答し、色の数量に基づき、ストレージユニットにおける各色のストレージ空間を割り当てるステップと、
ストレージユニットにおける各色に割り当てたストレージ空間に充分空きがあると検出した場合、前記フロントエンドシステムからページ毎に各色のデータを受信し、ストレージユニットにおける相応のストレージ空間にストレージするように対話型処理ユニットを起動するステップと、ストレージユニットに完全なデータ1ページをストレージしたと検出した場合、解析する印刷ジョブパラメータと設備パラメータに基づき、当該ページの各色のデータ送信の開始時間と終了時間を確認し、かつ、確認した開始時間と終了時間に基づき、ストレージユニットにストレージした当該ページの各色のデータをデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信するように対話型処理ユニットを起動するステップと、
データ1ページを前記バックエンドシステムにすでに送信したと検出後、前記制御ユニットにより解析した印刷ジョブパラメータ、設備パラメータと色パラメータに基づき、各色の印刷トリガ信号を発生させ、且つデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信するように対話型処理ユニットを起動するステップとを備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御装置

【請求項3】
前記対話型処理ユニットは、受信モジュールと、データ送信モジュールと、エンコーダ入力信号処理モジュールおよび/またはカラーマーク入力信号処理モジュールと、印刷トリガ信号発生モジュールとを備え、
受信モジュールは、フロントエンドシステムから印刷命令、色パラメータ、設備パラメータおよび印刷ジョブパラメータを受信し、受信した命令とパラメータを前記制御ユニットへ送信し、解析し、ここで、前記印刷命令は印刷命令の起動、印刷命令の取消を備え、前記色パラメータは第1色に対応する各色の物理的間隔を備え、前記設備パラメータはデジタルインクジェット印刷設備の最大インクジェット印刷の有効幅を備え、前記印刷ジョブパラメータは、印刷ジョブが設定しなければならない色の数量、印刷ジョブページの長さ、幅、ページ数、ロットジョブ内のページ間隔、印刷ジョブ間の間隔を備え、制御ユニットがストレージユニットに各色に割り当てたストレージ空間に充分空きがあると検出した場合、前記フロントエンドシステムからページ毎に各色のデータを受信し、シーケンス制御に基づき、受信したデータをストレージ装置回路における相応のストレージ空間にストレージし、
データ送信モジュールは、制御ユニットがストレージユニットに完全なデータ1ページをストレージしたと検出した場合、制御ユニットが解析する印刷ジョブパラメータと設備パラメータに基づき、当該ページの各色のデータが送信する開始時間と終了時間に確認し、確認した開始時間と終了時間に基づき、ストレージユニットにストレージした当該ページの各色のデータをデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信するし、
エンコーダが入力する信号処理モジュールは、エンコーダが入力するエンコーダ信号によりフィルタリングと周波数分割・逓倍処理を行い、カラーマーク入力信号処理モジュールは、カラーマーク・センサーが入力するカラーマーク信号によりフィルタリング処理を行い、
印刷トリガ信号発生モジュールは、制御ユニットがデータ1ページを前記バックエンドシステムにすでに送信したと検出後、エンコーダ入力信号処理モジュールおよび/またはカラーマーク入力信号処理モジュール処理的信号と制御ユニットが解析した印刷ジョブパラメータ、設備パラメータと色パラメータに基づき、各色の印刷トリガ信号を発生させることを特徴とする請求項2に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御装置。

【請求項4】
制御ユニットがすでに現在のページの完全なデータを前記バックエンドシステムへ送信したことを検出した後、印刷トリガ信号発生モジュールは、第1色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
第1色の印刷トリガ信号が発生する時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数が他の色におけるいずれか1つの第1色に相対する物理的間隔と対応する場合、当該色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
各色の印刷トリガ信号の発生時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数がページの長さにページ間隔を加える和と対応する場合、前記ステップを繰り返し実行し、次ページの各色の印刷トリガ信号を発生させるステップとを備えることを特徴とする請求項3に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御装置。

【請求項5】
制御ユニットがすでに現在のページの完全なデータを前記バックエンドシステムへ送信すると検出後、第1有効カラーマーク信号を受信後、第1色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
第1色の印刷トリガ信号が発生する時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数が他の色におけるいずれか1つの第1色に対応する物理的間隔と対応する場合、当該色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
各色の印刷トリガ信号の発生時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数がページの長さと対応する場合、前記ステップを繰り返し実行し、次ページの各色の印刷トリガ信号を発生させるステップとに従い、前記印刷トリガ信号発生モジュールがページ毎に各色の印刷トリガ信号がページ毎に各色の印刷トリガ信号を発生することを特徴とする請求項3に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御装置。

【請求項6】
マイクロ制御ユニット回路を用いて前記制御ユニットを実施するステップと、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ回路を用いて前記対話型処理ユニットを実施するステップと、ストレージ装置回路を用いて前記ストレージユニットを実施するステップとを備えることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のデジタルインクジェット印刷同期制御装置。

【請求項7】
デジタルインクジェット印刷設備のフロントエンドシステムから受信した印刷命令、色パラメータ、設備パラメータと印刷ジョブパラメータを解析するステップと、
ここで、前記印刷命令は、印刷命令の起動、印刷命令の取消を備え、前記色パラメータは第1色に対応する各色の物理的間隔を備え、前記設備パラメータはデジタルインクジェット印刷設備の最大インクジェット印刷の有効幅を備え、前記印刷ジョブパラメータは印刷タスクが設定しなければならない色の数量、印刷ジョブページの長さ、幅、ページ数、ロットジョブ内のページ間隔、印刷ジョブ間の間隔を備える;
印刷命令の起動に応答し、色の数量に基づき、各色のストレージ空間を割り当てるステップと、
各色に割り当てたストレージ空間に充分空きがあると検出した場合、前記フロントエンドシステムからページ毎に各色のデータを受信し、相応のストレージ空間にストレージするステップと、
1ページの全データをストレージしたと検出した場合、解析した印刷ジョブパラメータと設備パラメータに基づき、当該ページの各色のデータが送信する開始時間と終了時間を確認し、確認した開始時間と終了時間に基づき、ストレージした当該ページの各色のデータをデジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信するステップと、
データ1ページを前記バックエンドシステムにすでに送信したと検出後、デジタルインクジェット印刷設備のエンコーダおよび/またはカラーマーク・センサーの信号と解析する印刷ジョブパラメータ、設備パラメータと色パラメータに基づき、各色の印刷トリガ信号を発生させ、デジタルインクジェット印刷設備のバックエンドシステムへ送信するステップとを備えることを特徴とするデジタルインクジェット印刷同期制御方法。

【請求項8】
エンコーダが入力するエンコーダ信号によりフィルタリングと周波数分割・逓倍処理を行い、カラーマーク・センサーが入力するカラーマーク信号によりフィルタリング処理を行い、グリッチを取り除く有効エンコーダ信号を獲得するステップとをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御方法。

【請求項9】
現在のページの完全なデータをバックエンドシステムへすでに送信したと検出後、第1色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
第1色の印刷トリガ信号が発生する時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数が他の色におけるいずれか1つの第1色に相対する物理的間隔と対応する場合、当該色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
各色の印刷トリガ信号の発生時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数がページの長さにページ間隔を加える和と対応する場合、前記ステップを繰り返し実行し、次ページの各色の印刷トリガ信号を発生させるステップとに従ってページ毎の各色の印刷トリガ信号を発生することを特徴とする請求項7に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御方法。

【請求項10】
現在のページの完全なデータを前記バックエンドシステムへすでに送信したことを検出後、第1有効カラーマーク信号を受信後、第1色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
第1色の印刷トリガ信号が発生する時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数が他の色におけるいずれか1つの第1色に相対する物理的間隔と対応する場合、当該色の印刷トリガ信号を発生させるステップと、
各色の印刷トリガ信号の発生時間からエンコーダ信号数を記録し、記録するエンコーダ信号数がページの長さと対応する場合、前記ステップを繰り返し実行し、次ページの各色の印刷トリガ信号を発生させるステップとに従い、ページ毎の各色の印刷トリガ信号を発生することを特徴とする請求項7に記載のデジタルインクジェット印刷同期制御方法。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014516192thum.jpg
出願権利状態 登録
分野
  • 処理操作;運輸
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