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放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造

国内特許コード P150011599
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2006-355585
公開番号 特開2007-192816
出願日 平成18年12月28日(2006.12.28)
公開日 平成19年8月2日(2007.8.2)
優先権データ
  • 200510136318.3 (2005.12.31) CN
発明者
  • 李 元景
  • 李 樹偉
  • 張 清軍
  • 繆 慶文
  • 代 主得
  • 江 年銘
  • 王 永強
出願人
  • 同方威視技術股▲分▼有限公司
  • 清華大学
発明の名称 放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造
発明の概要 【課題】多列検知器アレイ中のクロストークの影響を、少ない投入および構造改良を経て、少なくする。
【解決手段】マルチアレイ検知器モジュール構造は、ハウジング3と、ハウジングの下端と固定接続される底板7と、複数の検知器からなる多列検知器アレイ1とを備える。底板7に、上層板4aと下層板4bを含む装着フレーム4が配置され、多列検知器アレイ1は、装着フレーム4の上層板4aと下層板4bにそれぞれ固定される二列の外周検知器アレイ1a、1bと、前記二列の外周検知器アレイの間に設けられ、前記二列の外周検知器アレイに固定される少なくとも一列の中間検知器アレイ1cとを含む。多列検知器アレイ1中の複数の検知器アレイの間に、重金属シート5が配置されている。また、前記二列の外周検知器アレイと、装着フレーム4の上層板4a及び下層板4bとの間に、散乱の影響を少なくするための重金属板6が配置される。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 従来技術において、放射結像に用いられる検知器アレイの配列方式は、一般的に単列であり、単列アレイ検知器モジュールの製造工程および画像の再構築は比較的に簡単である。然しながら、電子加速器により発生されるパルスX線を放射源とする放射システムにおいて、画像のゆがみ(distortion)と被検出体の情報の漏れをなくすように、一般的に以下のような関係を満すべきである。被検出体を走査する最大速度は、加速器の繰り返し周波数に正比例し、アレイ検知器の高感度域の幅に正比例する。しかし、実際の適用の場合、加速器の繰り返し周波数をあげることには限度がある。それは、技術的に困難があるためである。一方、放射結像システムの放射場全体の強度が増加されると、放射防護が難しくなり、放射結像システムの消耗電力を大幅に増加する必要がある。また、従来の単列検知器を用いて利用される放射場の効率はとても低く、加速器の放射場と同位元素放射源の放射場のいずれにしても、検知器のところの被検出体の利用可能な情報を含有する放射線領域は、検知器アレイの高感度域の幅よりはるかに大きい。しかし、単列アレイ検知器のそれぞれの検知器の高感度域の幅を増やすと、検知器のピクセルも増加させるので、該放射結像システムは、細いワイヤなどの細かいものを識別することに不利である。よって、被検出体の豊富な構造情報を失う可能性があり、結像品質に影響を与える。

産業上の利用分野 本発明は、放射結像システムに用いられるアレイ検知器モジュール構造、及び該マルチアレイ検知器モジュール構造を備えた放射結像システムに関し、放射検出の技術分野に属する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハウジング(3)と、
ハウジング(3)の下端に固定接続される底板(7)と、
ハウジング(3)中に設けられ、複数の検知器からなる多列検知器アレイ(1)とを備え、
前記底板(7)に、上層板(4a)と下層板(4b)を含む装着フレーム(4)が配置され、
前記多列検知器アレイ(1)は、前記装着フレーム(4)の上層板(4a)と下層板(4b)にそれぞれ固定される二列の外周検知器アレイ(1a、1c)と、前記二列の外周検知器アレイの間に配列して設けられ、前記二列の外周検知器アレイに固定される少なくとも一列の中間検知器アレイ(1b)とを含み、
前記多列検知器アレイ(1)中の複数の検知器アレイ(1a、1b 、1c)の間に、クロストークの影響を少なくする機能を有する重金属シート(5)が配置されていることを特徴とする、放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項2】
前記二列の外周検知器アレイ(1a、1c)と、前記装着フレーム(4)の上層板(4a)及び下層板(4b)との間に、散乱の影響を少なくするための重金属板(6)が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項3】
前記ハウジング(3)内に、ラック(8)がさらに設けられ、
複数の電子配線板(2)が、前記ラック(8)に固定され、
前記複数の電子配線板(2)の入力端(16a、16b、16c)は、前記複数の検知器アレイ(1a、1b 、1c)の出力端にそれぞれ接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項4】
前記ハウジング(3)の一方の端面に、前記複数の電子配線板(2)の出力端にそれぞれ接続される複数のソケット(9)が配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項5】
前記ハウジング(3)は、逆L形となっていることを特徴とする、請求項4に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項6】
前記上層板(4a)と下層板(4b)は、プリント配線板であることを特徴とする、請求項5に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項7】
前記少なくとも一列の中間検知器アレイの数は、一列であることを特徴とする、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項8】
前記少なくとも一列の中間検知器アレイの数は、二列または三列以上であることを特徴とする、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項9】
前記二列の外周検知器アレイ(1a、1c)と、前記装着フレーム(4)の上層板(4a)及び下層板(4b)との間に、散乱の影響を少なくするための重金属板(6)が配置されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項10】
前記ハウジング(3)内に、ラック(8)がさらに設けられ、
複数の電子配線板(2)が、前記ラック(8)に固定され、
前記複数の電子配線板(2)の入力端(16a、16b、16c)は、前記複数の検知器アレイ(1a、1b 、1c)の出力端にそれぞれ接続されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項11】
前記ハウジング(3)の一方の端面に、前記複数の電子配線板(2)の出力端にそれぞれ接続される複数のソケット(9)が配置されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項12】
前記ハウジング(3)の少なくとも一方の端面に、着脱可能な蓋板(10、11)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項13】
前記検知器は、ガス検知器又は固体検知器を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項14】
前記重金属板(6)は、鉛金属からなることを特徴とする、請求項2に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造。

【請求項15】
被検出体の一方側に設置された放射源(14)と、
被検出体の前記放射源(14)に対向する他一方に設置され、請求項1に記載の放射結像に用いられるマルチアレイ検知器モジュール構造を複数備えた検知器装置と、
を備えることを特徴とする、放射結像システム。

【請求項16】
前記マルチアレイ検知器モジュール構造は、ファン状又はL状に設置されていることを特徴とする、請求項15に記載の放射結像システム。

【請求項17】
前記放射源(14)は、X線放射源又は同位元素放射源であることを特徴とする、請求項16に記載の放射結像システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006355585thum.jpg
出願権利状態 公開
分野
  • 物理学
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