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ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイス及びその製造方法

国内特許コード P150011659
掲載日 2015年3月30日
出願番号 特願2008-510811
登録番号 特許第5356019号
出願日 平成19年3月19日(2007.3.19)
登録日 平成25年9月6日(2013.9.6)
国際出願番号 JP2007055495
国際公開番号 WO2007119416
国際出願日 平成19年3月19日(2007.3.19)
国際公開日 平成19年10月25日(2007.10.25)
優先権データ
  • 200610025464.3 (2006.4.6) CN
発明者
  • 王 如竹
  • 代 彦軍
  • 神野 亮
  • 喜 冠南
出願人
  • 上海交通大学
  • ダイキン工業株式会社
発明の名称 ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイス及びその製造方法
発明の概要 本発明は、製品の使用・保管環境において潮解しにくいハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスおよびその製造方法を提供する。吸湿材3を有するデシカントデバイス1の製造過程において、第一乾燥工程(S1)、シリカゲルディッピング工程(S2)、第二乾燥工程(S3)、塩化リチウムディッピング工程(S4)、第三乾燥工程(S5)の後、強制潮解工程(S6)と第四乾燥工程(S7)とをさらに加えている。よって、吸湿材3にディッピングされた塩化リチウムのうち一部余分なものが除去され、塩化リチウムで覆われていないシリカゲルの表面積が、シリカゲルの全表面積に対して50%以上存在する。その結果、通常使用過程で水蒸気を吸湿すると、吸湿材3の表面の一部に潮解が発生するが、塩化リチウムの吸湿による液状水がシリカゲルにより吸収されて液状水を保持でき、液垂れが発生しない。
従来技術、競合技術の概要



空気の湿度は、空気の温度とともに室内の空気品質を表わす重要な環境パラメータであって、室内の人間あるいは物品に対して最適な条件に維持する必要がある。そこで、室内の人間に対する快適環境を作ることを目的とし、空気が乾燥する冬には室外空気(外気)から水分を取り込み室内にその水分を搬送する加湿機能を加えて、室内が心地よい相対湿度を有するようにするとともに、梅雨など湿気の高い季節には室内の空気に対し除湿を行う除湿機能をも有する調湿ユニットを備えた空気調和機が登場してきている。また、工業用空調設備においては、室内において生産または保管される物品、機械などに対する最適な条件を維持するため、厳密な湿度制御を行う調湿装置が存在する。





このような調湿ユニットまたは調湿装置では、従来シリカゲル、ゼオライト等の非潮解性吸着剤を用いたデシカントロータなどが使用されている。また、デシカントデバイスの吸着性能を高めるため、吸着剤として塩化カルシウム、塩化リチウムなどの潮解性吸着剤を使う技術も提案されている。さらに、シリカゲル、ゼオライト等に塩化カルシウム、塩化リチウムなどを担持させたデシカントデバイスも提案されている(特許文献1)。

【特許文献1】

開2001-4172

産業上の利用分野



本発明は、水分の吸着と脱着が可能なデシカントデバイスの製造方法、特にハロゲン化金属塩を有する複合デシカントデバイス及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法であって、
基材をハロゲン化金属塩の溶液にディッピングさせ、中間体を生成するハロゲン化金属塩ディッピング工程と、
前記中間体を潮解させ、ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスを生成させる強制潮解工程と、
前記ハロゲン化金属塩ディッピング工程で生成された前記中間体を乾燥させる第1乾燥工程と、
前記強制潮解工程で生成された前記ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスを乾燥させる第2乾燥工程と、
を備えた、ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項2】
前記強制潮解工程では、前記中間体の周囲の空気を循環させる、
請求項1に記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項3】
前記強制潮解工程では、発生した潮解液を前記中間体から排除して前記ハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスを生成させる、
請求項1または2に記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項4】
前記強制潮解工程は、前記潮解による液垂れが発生しなくなるまで行われる、
請求項1から3のいずれかに記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項5】
前記基材は、非潮解性吸着剤を含有している、請求項1に記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項6】
前記基材は、非潮解性吸着剤溶液にディッピングさせて生成された、請求項5に記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。

【請求項7】
前記基材は、非潮解性吸着剤溶液にディッピングさせた後、さらに乾燥工程で乾燥させて生成された、請求項6に記載のハロゲン化金属塩を有するデシカントデバイスの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008510811thum.jpg
出願権利状態 登録
分野
  • 処理操作;運輸
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