TOP > 国内特許検索 > セリン/スレオニンキナーゼをコードするDNA

セリン/スレオニンキナーゼをコードするDNA 実績あり

国内特許コード P990001976
整理番号 A031P02
掲載日 2000年6月1日
出願番号 特願平09-261589
公開番号 特開平11-098984
登録番号 特許第3816644号
出願日 平成9年9月26日(1997.9.26)
公開日 平成11年4月13日(1999.4.13)
登録日 平成18年6月16日(2006.6.16)
発明者
  • 審良 静男
  • 河合 太郎
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
発明の名称 セリン/スレオニンキナーゼをコードするDNA 実績あり
発明の概要 配列番号1で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質、又は配列番号1で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつセリン/スレオニンキナーゼ活性を有するタンパク質の組換えタンパク質。配列番号2についても上記同様の組換えタンパク質。さらにそれらをコードするDNA。同DNAについては、配列番号3,4も含むものとする。さらに、上記のDNAを含む組換えベクターと、それによって形質転換された形質転換体。および同形質転換体を培地に培養し、得られる培養物からセリン/スレオニンキナーゼを採取することを特徴とするセリン/スレオニンキナーゼの製造方法。
従来技術、競合技術の概要
細胞外からの様々なシグナルは細胞表面の受容体を介して細胞内へ伝えられ、最終的に核内に伝達される。核内に伝達されたシグナルは転写因子を活性化し、その結果、一群の遺伝子の発現が誘導又は抑制され、細胞増殖、分化、さらには細胞死といった表現形が現れる。これまでに多くの転写因子がクローニングされ、機能ドメインの構造等が明らかにされている(MOLECULAR BIOLOGY OF THE CELL THIRD EDITION, pp401-469)。これらの機能ドメインの構造としては、ロイシンジッパー構造、ヘリックス・ループ・ヘリックス構造、亜鉛フィンガー構造等が知られている。その中でもロイシンジッパー構造はJun / Fos、ATF / CREB、又はC/EBPファミリー等の転写因子に共通してみられるモチーフであり、これら転写因子は互いのロイシンジッパー構造を介してホモ又はヘテロ二量体を形成し、特異的遺伝子の転写を制御することが多数報告されている(Hai, T. et al., Proc.Natl.Acad.Sci.,USA,88:3720-3724,1991)。
【0003】
さらに、最近ではロイシンジッパー構造が転写因子以外の機能分子にも認められることが報告され(Holzman, L.B. et al., J. Biol. Chem. 269: 30808-30817, 1994)、ロイシンジッパー構造が転写因子同士の結合のみならず、広くタンパク-タンパク間相互作用ドメインとして細胞内で機能していることが示唆されている。
したがって、ロイシンジッパードメインと相互作用する分子の同定は転写因子のもつ新たな機能のみならず、転写因子以外の分子におけるロイシンジッパー構造の機能を解析する上で有用であると考えられる。
産業上の利用分野
本発明は、セリン/スレオニンキナーゼ、該キナーゼをコードするDNA、該DNAを含む組換えベクター、該ベクターによって形質転換された形質転換体及びセリン/スレオニンキナーゼの製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 以下の(a)又は(b)の組換えタンパク質。
(a)配列番号1で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b)配列番号1で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
【請求項2】 以下の(a)又は(b)の組換えタンパク質。
(a)配列番号2で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b)配列番号2で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
【請求項3】 以下の(a)又は(b)のタンパク質をコードするDNA。
(a)配列番号1で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b)配列番号1で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
【請求項4】 以下の(a)又は(b)のタンパク質をコードするDNA。
(a)配列番号2で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b)配列番号2で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
【請求項5】 配列番号3で表わされる塩基配列を含む、請求項3記載のDNA。
【請求項6】 配列番号4で表わされる塩基配列を含む、請求項4記載のDNA。
【請求項7】 請求項3~6のいずれか1項に記載のDNAを含む組換えベクター。
【請求項8】 請求項7記載の組換えベクターによって形質転換された形質転換体。
【請求項9】 請求項8記載の形質転換体を培地に培養し、得られる培養物からアポトーシス誘導活性を有するタンパク質を採取することを特徴とするアポトーシス誘導活性を有するタンパク質の製造方法。
【請求項10】 以下の(a)~(i)の少なくとも1つを含むアポトーシス誘導剤。
(a)配列番号1で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b)配列番号1で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
(c)配列番号2で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質
(d)配列番号2で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質
(e)配列番号1で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(f)配列番号1で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質をコードするDNA
(g)配列番号2で表わされるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(h)配列番号2で表わされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつアポトーシス誘導活性を有するタンパク質をコードするDNA
(i)上記(e)~(h)のいずれかのDNAを含む組換えベクター
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

14632_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 生体防御のメカニズム 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close