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廃水処理システム

国内特許コード P05A007330
整理番号 RJ004P04
掲載日 2005年5月9日
出願番号 特願2001-375636
公開番号 特開2003-170190
登録番号 特許第4023715号
出願日 平成13年12月10日(2001.12.10)
公開日 平成15年6月17日(2003.6.17)
登録日 平成19年10月12日(2007.10.12)
発明者
  • 片桐 誠之
  • 梶田 勉
  • 伊藤 清治
  • 丹羽 淳
  • 富田 美穂
  • 野口 基治
出願人
  • 名古屋市
  • メタウォーター株式会社
発明の名称 廃水処理システム
発明の概要 【課題】ポリフェノール類を含む有機性廃水を高度に処理し、脱色された処理水とすることができる、脱窒効率が高く、処理時間が短く、大量の汚泥を発生させることもない廃水処理システムを提供する。
【解決手段】脱窒槽2と硝化槽3との間に、ポリフェノール分解菌を固定した流動担体7が投入されたポリフェノール類処理槽4を設け、脱窒槽2からの流出水中に含有されるBODの高度除去を行なわせる。ポリフェノール分解菌としては、ペニシリウム-ゲアストリボルス(Penicillium geastrivorus)NM10b株を用いる。色度が除去され、また硝化槽3にBODが流入しないので硝化効率が高まり、脱窒効率の向上に寄与する。
従来技術、競合技術の概要
上記のような窒素分を含む廃水の処理方法としては、従来から活性汚泥法が広く用いられている。この方法は、曝気槽内に空気または酸素を吹き込み、好気性微生物の働きにより廃水中の有機分を酸化分解させる処理方法である。この方法において活性汚泥は溶解性有機物の吸着、分解、凝集沈殿などの機能を果たす。しかしこの活性汚泥法は長い処理時間を必要とするうえ、その内部で進行する食物連鎖が短いために大量の活性汚泥が発生し、その沈降分離や汚泥処理に多くの時間と手数を要するという問題があった。しかもこの方法に用いられる好気性微生物は易分解性有機物のみを硝化し、難分解性有機物でありまた着色原因物質でもあるポリフェノール類を分解することができないため、処理水が着色しているという問題があった。
【0003】
このほか、硝化液循環が行なわれる脱窒槽と硝化槽とを用いて廃水中の窒素を除去する生物学的窒素除去法も広く実用化されている。この方法は、廃水中のアンモニア態窒素を後段の硝化槽で硝酸態窒素とし、この硝化液を前段の脱窒槽に循環させて脱窒する方法である。この生物学的窒素除去法では、脱窒槽で処理された廃水が硝化槽に流入することとなる。しかし上記のようなポリフェノール類を含む有機性廃水を処理すると、脱窒槽からの流出水(硝化槽への流入水)中にBODが多く残留し、硝化槽での硝化効率が悪化して脱窒効率も低下するという問題があった。
産業上の利用分野
本発明は、生活廃水、食品加工廃水、ディスポーザー廃水等の、窒素分の他に着色原因物質であるポリフェノール類を含む有機性廃水の処理に適した廃水処理システムに関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 硝化液循環が行なわれる脱窒槽と硝化槽との間に、ポリフェノール分解菌であるペニシリウム-ゲアストリボルス(Penicillium geastrivorus)NM10b株(寄託番号FERM P-18166)を固定した流動担体が投入されたポリフェノール類処理槽を設け、このポリフェノール類処理槽で脱窒槽からの流出水中に含有されるBODの高度除去を行なわせることを特徴とする廃水処理システム。
産業区分
  • 衛生設備
  • 微生物工業
  • 廃水処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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19502_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
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