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磁性体を用いた浄化装置

国内特許コード P05A007343
整理番号 RJ005P12
掲載日 2005年5月9日
出願番号 特願2002-141865
公開番号 特開2003-334564
登録番号 特許第4009699号
出願日 平成14年5月16日(2002.5.16)
公開日 平成15年11月25日(2003.11.25)
登録日 平成19年9月14日(2007.9.14)
発明者
  • 能 登 宏 七
  • 岡 徹 雄
  • 横 山 和 哉
  • 岡 田 秀 彦
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • アイシン精機株式会社
発明の名称 磁性体を用いた浄化装置
発明の概要 【課題】 フィルターのある浮遊固形物回収領域を通る被処理水の全量に対して、全ての浮遊固形物の捕捉機能を十分に発揮でき、前記回収領域での磁場の発生、消滅を行わずに、フィルターの交換ができ、継続作業を維持できる、磁性体を用いた浄化装置を提供する。
【解決手段】 導管内の被処理水の流れを挟んで同極を対向させた状態で前記流れに沿った磁場を形成するように、導管に対してバルク磁石を配置し、流路内を流れる浮遊固形物を、磁場を横切って流路の途中に設けられた浮遊固形物回収領域で捕捉するように、浮遊固形物回収領域に挿入されるフィルターを備えており、フィルターは、複数組が交換用支持体に着脱可能にセットされ、前記交換用支持体の操作で、その1組が選択的に浮遊固形物回収領域に挿入されることを特徴とする。
従来技術、競合技術の概要


一般に、浄水(上水、下水、産業廃水)の処理、特に、被処理水中から富栄養化した汚泥(主として、燐含有物)を分離する際に、高勾配磁場を利用して生成された、例えば、マグネタイトなどのフェライト(粉状あるいは粒状の強磁性体:以下、磁性体微粒子と称す)を含む凝集剤で、被処理水中の汚濁物を、予め、磁性を持った浮遊固形物(フロック)としている。



そして、この状態の被処理水を、超伝導ソレノイドコイルを外側に巻回した非磁性材料からなる導管内に導き、前記超伝導ソレノイドコイルの付勢により導管内に磁場を発生し、この磁場の中に置かれたフィルターを介して、被処理水を濾過すると共に、その後、フィルターから、これに付着した浮遊固形物を除去・回収する浄化装置が提唱されている。



この浄化装置は、被処理水の流れに平行な方向の磁場を発生させて、フィルターによる浮遊固形物の分離効率がよい点で優れているが、固液の磁気分離では、被処理水中の磁性粒子を捕捉すると同時に、フィルターを洗浄する必要があり、その間、磁場を切らなければならない。



ここでの問題点は、超伝導ソレノイドコイルを用いた場合、装置が高価となること、特に、それが低温超伝導ソレノイドであると、励磁・消磁に長時間(通常、各30分)を要するので、浮遊固形物の分離作業において、フィルター洗浄に、かなり長い中断を余儀なくされる点である。

産業上の利用分野


本発明は、主として、磁性体微粒子を含む凝集剤で、被処理水中の汚濁物を、磁性を持った浮遊固形物とし、被処理水の流れの中で、磁力により、前記浮遊固形物を被処理水から分離する浄化装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)磁性体微粒子を含む凝集剤で、被処理水中の汚濁物を、磁性を持った浮遊固形物とし、被処理水の流れの中で、磁力により、前記浮遊固形物を被処理水から分離する浄化装置において、
(2)非磁性材料からな直進する導管であって、その内部に前記被処理水す導管に対して、前記導管の外部に近接して前記導管を挟んで、同一極性の磁極面を対向させた状態で前記磁極面が前記導管の直進方向に平行になるように一対のバルク磁石が配置されて、前記導管の直進方向に平行な部分を含む磁場が前記導管の内部に形成され
(3)前記導管内を流れる前記浮遊固形物を、前記磁場を横切って前記導管の途中に設けられた浮遊固形物回収領域で捕捉するように、前記浮遊固形物回収領域に挿入されるフィルターを備えており、
(4)該フィルターは、複数組が交換用支持体に着脱可能にセットされ、前記交換用支持体の操作で、その1組が選択的に前記浮遊固形物回収領域に挿入され、
(5)前記バルク磁石の対は複数対あり、前記導管の直進方向に沿って間隙を保って配置され、それぞれの前記対向する同一極性の磁極面の極性が隣接する対とは反対となるように配置され、
(6)前記交換用支持体が前記隣接する複数のバルク磁石の対の間隙に介挿されて、前記浮遊固形物回収領域が、前記隣接する複数のバルク磁石の対の間隙に対応する前記導管の内部領域になることを特徴とする、磁性体を用いた浄化装置。

【請求項2】
前記フィルターの材料には、感磁性体が用いられ、それが所要のメッシュで編組された構成になっていることを特徴とする、請求項1に記載の磁性体を用いた浄化装置。

【請求項3】
前記交換用支持体は、前記導管外に支軸を備えた円盤状回転部材であり、その一部が前記浮遊固形物回収領域に液密に挿入される構造になっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の磁性体を用いた浄化装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002141865thum.jpg
出願権利状態 登録
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