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磁気分離装置

国内特許コード P05A007361
整理番号 RJ006P65
掲載日 2005年5月9日
出願番号 特願2003-176980
公開番号 特開2005-007358
登録番号 特許第3826199号
出願日 平成15年6月20日(2003.6.20)
公開日 平成17年1月13日(2005.1.13)
登録日 平成18年7月14日(2006.7.14)
発明者
  • 能 登 宏 七
  • 岡 徹 雄
  • 横 山 和 哉
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • アイシン精機株式会社
発明の名称 磁気分離装置
発明の概要 【課題】バルク超電導体の磁極面の全周に対して浮遊固形物捕捉の磁場空間を形成し、広い空間で浮遊固形物を捕捉する磁気分離装置を提供することを課題とする。
【解決手段】被処理水が導入される配管5が導入口4aに接続された流通槽4と、流通槽4内部を仕切るように設けられた感磁性体からなる円筒状のフィルター8と、該フィルター8の内部に導出口4bが開口された配管9とから構成されているフィルターユニット20を挟んで、真空容器2内に断熱収納されて、冷凍機に接続された冷凍機接続部材2a上に載置固定されて超電導温度に冷却され、励磁された状態を保持するバルク超電導体1が同極に着磁され、対向して配置されており、フィルター8がバルク超電導体1と同軸に配置されていることにより、円筒状のフィルター8の全周に高勾配の磁場分布を発生させることを特徴とする磁気分離装置。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来、被処理水中から富栄養化した汚泥などの汚濁物を回収する方法として、汚濁物に磁性体微粒子を含む凝集剤を添加し磁性を持つ浮遊固形物(フロック)として、非磁性材料からなる導管内に導き、導管を挟んで同極を対向させて配置させた超電導バルク磁石を配置し、その磁場に流路を遮るようにフィルターを配置して浮遊物回収領域を設ける方法が提案されている(特許文献1)。



図5は、特許文献1の発明の実施の形態である。図において41は被処理水が導かれる導管、1は、導管41を挟むように設けられたバルク超電導体、8aは導管41内に設けられた感磁性対からなるフィルターである。40は、浮遊物回収領域を示す。



この発明では、導管内を流れる被処理水のすべてに対して浮遊固形物を捕捉することができ、さらに従来の低温超電導ソレノイドに対して小型化でき、バルク超電導体の導管に対する離接動作で磁場の発生・消滅を瞬時に行えるためにフィルター洗浄などの作業中断を短時間とすることができる効果があった。



しかし、特許文献1の発明は、対向させたバルク超電導体の反発によって得られる磁力線の一部を利用している構造であった。すなわち、この発明では、導管41に面した磁場のみを利用しており、導管41断面積のフィルターのみが利用されている磁場となっていた。このため処理水量が限られてしまう問題があった。



【特許文献1】
特開2003-80108号公報(第2,3頁、図第1)

産業上の利用分野


本発明は、主として、被処理水中の被分離物質(以下汚濁物という)を磁性体粒子を含む凝集剤により磁性を持つ浮遊固形物とし、被処理水の流れの中で、磁力により被処理水から浮遊固形物を分離する磁気分離装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】被処理水中の被分離物質を磁性体粒子を含む凝集剤で磁性を持つ浮遊固形物とし、被処理水の流れの中で、磁力により被処理水から浮遊固形物を分離する磁気分離装置において、
被処理水が流入する非磁性材料からなる流通槽内の被処理水の流れを挟んで同極に着磁された一対のバルク超電導体を対向して配置し、前記対向して配置されたバルク超電導体中心軸と同軸となるように感磁性体からなる円筒或いは円柱状のフィルターを前記流通槽内に設置して前記流通槽内を仕切り、前記フィルターの内外に被処理水の導入口及び導出口を設けたフィルターユニットを構成したことを特徴とする磁気分離装置。
【請求項2】前記フィルターユニットは、共通の流通槽内に複数個設置されていて、隣接するフィルターユニットのバルク超電導体の対極は、互いに異極であることを特徴とする請求項1記載の磁気分離装置。
【請求項3】前記流通槽は、複数個が直列に連結されて、それぞれの槽内に設けたフィルターユニットにより、被処理水の浄化を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気分離装置。
【請求項4】前記フィルターユニットは、対向配置されたバルク超電導体中心軸からこれに垂直な方向に移動してバルク超電導体の生成する磁場から離間可能に設置され、離間された流通槽の被処理水導出口から洗浄水又は高圧空気を注入バブリングすることによりフィルターに付着した浮遊固形物を洗浄回収することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気分離装置。
【請求項5】前記フィルターユニットのバルク超電導体は、対向配置されたバルク超電導体中心軸からこれに平行な方向にバルク超電導体を互いに移動してその間の距離を離間させ、バルク超電導体の生成する磁場から離間された流通槽の被処理水導出口から洗浄水又は高圧空気を注入バブリングすることによりフィルターに付着した浮遊固形物を洗浄回収することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気分離装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003176980thum.jpg
出願権利状態 登録
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