TOP > 国内特許検索 > ラドン検出器

ラドン検出器

国内特許コード P05A007380
整理番号 GI-H15-4
掲載日 2005年5月16日
出願番号 特願2003-187232
公開番号 特開2005-024291
登録番号 特許第3673832号
出願日 平成15年6月30日(2003.6.30)
公開日 平成17年1月27日(2005.1.27)
登録日 平成17年5月13日(2005.5.13)
発明者
  • 田阪 茂樹
出願人
  • 学校法人岐阜大学
発明の名称 ラドン検出器
発明の概要

【課題】ラドンの検出精度を向上させることができるラドン検出器を提供する。
【解決手段】ラドン検出器11は、検出容器本体12と、検出容器本体12の上部に設けられるフランジ部材13と、フランジ部材13に着脱可能に設けられる蓋体14とを備えている。フランジ部材13の開口部15は、蓋体14によって閉塞されることにより検出容器本体12は密閉されるようになっている。また、検出容器本体12の内部には、PINフォトダイオード16が設けられ、検出容器本体12の内部におけるラドン(Rn)を検出できるようになっている。このラドン検出器11における検出容器本体12の内面は、曲面状かつ鏡面状に形成されている。検出容器本体12の内面における最大高さRmaxは0.8μm未満であることが好ましい。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要
従来より、この種のラドン検出器としては、図5に示す静電捕集型高感度空気中ラドン検出器41が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この静電捕集型高感度空気中ラドン検出器41(以下、ラドン検出器41という。)は、空気中のラドン濃度、例えば、神岡宇宙素粒子研究施設の大型水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置(スーパーカミオカンデ)内における空気中のラドン濃度を監視することが可能である。ここで、スーパーカミオカンデ内における空気中のラドンは、スーパーカミオカンデにおける太陽ニュートリノの観測の際にバックグラウンドノイズの発生源となる。従って、ラドン検出器41によってラドン濃度を監視することは、太陽ニュートリノの観測においてその精度を向上させために重要な役割を果たしている。
【0003】
このラドン検出器41は有底円筒状の検出容器本体42と、この検出容器本体42の開口部43を閉塞する蓋体44と、検出容器本体42内部に設けられるとともに検出容器本体42内部のラドンを検出するPINフォトダイオード45とを備えている。検出容器本体42は円板状の底部46と、円筒状の胴部47と、円環板状の天井部48とから構成されている。検出容器本体42は金属材料から形成され、底部46の外周縁と胴部47の下端周縁及び胴部47の上端周縁と天井部48の外周縁はそれぞれアーク溶接によって接合されている。そして、アーク溶接による接合部分には、凸状の溶接部49が形成されている。
【0004】
このラドン検出器41によってラドンを検出する際、検出容器本体42の内部に塵等の微粒子が残存すると、その微粒子がラドン発生源となり、高精度のラドン検出の弊害となる。そこで、この検出容器本体42の内面は電解研磨が施されることにより、容器本体の内面の大部分は平滑面となっている。そして、容器本体の内面に塵等の微粒子が付着することを抑制することにより、検出容器本体42の内部に残存する微粒子を低減させ、低濃度ラドンの検出が可能になっている。
【0005】
【非特許文献1】
根本、田阪ら、静電捕集型超高感度空気中ラドン検出器の開発、RADIOISOTOPES、社団法人日本アイソトープ協会、46、p.710-719(1997)
産業上の利用分野
本発明は、気体中のラドンを検出するラドン検出器に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 検出容器本体と、該検出容器本体の上部に設けられるフランジ部材と、該フランジ部材に着脱可能に設けられる蓋体と、前記検出容器本体の内部に設けられ検出容器本体内部のラドンを検出する検出手段とを備えたラドン検出器であって、前記検出容器本体の内面全体は曲面状かつ鏡面状に形成されていることを特徴とするラドン検出器。
【請求項2】前記検出容器本体の内面における最大高さRmaxは0.8μm未満である請求項1に記載のラドン検出器。
【請求項3】前記検出手段として受光素子が設けられ、該受光素子における半導体支持部材はウラン-ラジウム崩壊系列における放射性核種の含有量が0.01Bq/g以下である材料から形成される請求項1又は請求項2に記載のラドン検出器。
【請求項4】前記蓋体には、前記受光素子の外部電極を支持するとともに該外部電極を前記検出容器本体の内部からその外部に密閉状態で導出する電極支持部材が設けられ、該電極支持部材はウラン-ラジウム崩壊系列における放射性核種の含有量が0.01Bq/g以下である材料から構成される請求項3に記載のラドン検出器。
産業区分
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2003187232thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
岐阜大学産官学連携推進本部では、岐阜大学における知的財産の創出・管理・活用のマネジメントをしています。上記の特許・技術に関心のある方は、下記問い合わせ先に整理番号とともにご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close