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筋性防御疑似提示装置

国内特許コード P05A007383
整理番号 GI-H14-38
掲載日 2005年5月16日
出願番号 特願2003-270605
公開番号 特開2005-025117
登録番号 特許第3762996号
出願日 平成15年7月3日(2003.7.3)
公開日 平成17年1月27日(2005.1.27)
登録日 平成18年1月27日(2006.1.27)
発明者
  • 高橋 優三
  • 鈴木 康之
出願人
  • 学校法人岐阜大学
発明の名称 筋性防御疑似提示装置
発明の概要

【課題】 医学生などの学習者に対して、腹膜炎によって生じる筋性防御を疑似的に提示することが可能な筋性防御擬似提示装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 筋性防御疑似提示装置1は、略実寸大の人体を模して形成され、腹部4等を有して為る人体モデル6と、腹部4の表面に貼着された人工皮膚7と、腹部4の腹空間8に内包して設けられ、内円側を互いに対向するようにして配された一対の棒支持体11を有する弾性体支持部12と、一対の棒支持体11の間に架渡され、人体モデル6の腹部4に人体の腹筋による筋動作を擬似的に提示する弾性変形可能な素材で形成された腹筋弾性体13と、弾性体支持部12によって支持された腹筋弾性体13に加えられる張力を調整し、腹膜炎の患者に生じる腹筋の筋性防御を触診指に提示する筋性防御提示部14とを主に具備して構成されている。
【選択図】 図3

従来技術、競合技術の概要


従来から、医師などの医療従事者を養成する医学部などの医学教育機関では、学習者(医学生)に対して、医学に係る専門的な知識の教授を行う講義の他に、実験及び実習などの教育が行われている。例えば、実際の診療現場において、患者に対して適切な対応をし、速やかに診断をすることを学ぶために、診断技術及び患者とのコミュニケーション能力の向上を目的とした実践的な実技指導が行われている。また、係る一例について説明すると、例えば、実際の患者を相手に学習者が診断を行うようにする教育なども行われている。



上記の従来技術は、当業者として当然として行われているものであり、出願人はこの従来技術が記載された文献等を本願出願時における現段階では特に知見するものではない。

産業上の利用分野


本発明は、筋性防御擬似提示装置に関するものであり、特に、診断の際に腹膜炎の患者の腹部を触れることによって腹筋が硬直化する筋性防護を医学部の学生などに擬似的、及び仮想的に提示することが可能な筋性防御擬似提示装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
人体を模して形成され、前記人体の腹部に相当する箇所が人工皮膚によって被覆された人体モデルと、
前記人体モデルの部の内部に形成された腹空間に前記人工皮膚と略当接した状態で配設され、前記人体の腹筋の収縮及び伸長動作を擬似的に提示する弾性変形可能な素材で形成された腹筋弾性体と、
前記腹筋弾性体に所定の張力を加えた状態で支持する弾性体支持部と、
前記人工皮膚の上方から体験者によって圧迫触診の手技が模擬的に行われたとき、腹膜炎の患者に確認される前記腹筋の筋性防御を、前記体験者の触診指に疑似的に提示する筋性防御提示部とを具備し、
前記弾性体支持部は、前記人体モデルの腹部の上腹部及び下腹部に合わせて略円弧状に曲折して形成された円弧部を有し、該円弧部の内円弧側を互いに対向させた状態で前記人体モデルの腹空間に配された一対の棒状支持体を具備しており、
前記腹筋弾性体は、前記一対の棒状支持体の間に架渡して支持されており、
前記筋性防御提示部は、前記一対の棒状支持体の間に架渡して支持された腹筋弾性体に対し、前記円弧部の法線方向に調整しながら張力を加えることにより前記腹筋の筋性防御を提示することを特徴とする筋性防御疑似提示装置。

【請求項2】
前記筋性防御が起きる患部に相当する患部位置に設けられ、前記圧迫触診による前記腹筋弾性体の変形を検出する患部検出手段と、
検出された前記患部位置における前記腹筋弾性体の変形に応じ、前記患部位置が前記圧迫触診されたことを前記体験者に報知する報知手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の筋性防御擬似提示装置。

【請求項3】
前記筋性防御は、
胃潰瘍及び急性虫垂炎の少なくともいずれか一方に起因する前記腹膜炎によって生じ、
前記患部位置は、
前記胃潰瘍及び前記急性虫垂炎の少なくともいずれか一方を特定可能な前記患部に相当する位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の筋性防御擬似提示装置。

【請求項4】
前記筋性防御を示すモデルとなる想定患者の年齢、性別、体型、及び前記腹膜炎の起因症状を含む擬似提示条件に基づいて、前記筋性防御提示部によって擬似提示される前記筋性防御の硬直度を制御する条件制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の筋性防御擬似提示装置。
産業区分
  • 運動娯楽用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003270605thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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