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ポリウレタン組成物 コモンズ

国内特許コード P05P002007
整理番号 A152P56
掲載日 2005年5月27日
出願番号 特願2003-361790
公開番号 特開2005-126515
登録番号 特許第4190391号
出願日 平成15年10月22日(2003.10.22)
公開日 平成17年5月19日(2005.5.19)
登録日 平成20年9月26日(2008.9.26)
発明者
  • 舩岡 正光
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ポリウレタン組成物 コモンズ
発明の概要 【課題】耐熱性と接着性能や塗膜性能に優れたポリウレタンを得ることのできるポリウレタン組成物を提供する。
【解決手段】ポリウレタン硬化物を得るポリウレタン組成物のポリオールとして、1種あるいは2種以上のフェノール化合物のフェノール性水酸基に対してオルト位及び/又はパラ位の炭素原子がリグニンのアリールプロパンユニットのC1位の炭素原子に結合した1,1-ビス(アリール)プロパンユニットを有するリグニンのフェノール誘導体を用いるようにする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来より、ポリウレタンは接着剤成分及び塗膜成分として利用されているが、エポキシ樹脂に比べて耐熱性や接着性が劣るため、用途が制限される傾向にある。また、その重合成分であるイソシアネートやポリオールの官能基数を増加させて架橋密度を高くすることで耐熱性を向上させることができる一方、柔軟性が低下して接着性能及び塗膜性能が低下してしまっていた。



植物資源の相当量を占めるリグニンについて循環利用を可能とするために、リグニンのアリールプロパンユニットのC1部位にフェノール化合物を選択的にグラフトさせてポリマー(リグニンのフェノール化合物による誘導体「リグノフェノール」という。)を構築する技術が本発明者によって既に開発されている(特許文献1)。このポリマー自体が加熱等により高い粘結性を示し、接着剤として機能することは知られている(特許文献2)。
【特許文献1】
特開平2-233701号公報
【特許文献2】
特開平9-278904号公報

産業上の利用分野


本発明は、ポリウレタン硬化物を得るためのポリウレタン組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
リグニン含有材料を1種又は2種以上のフェノール化合物で溶媒和した後、酸を添加して得られる、前記フェノール化合物のフェノール性水酸基に対してオルト位又はパラ位の炭素原子がリグニンのアリールプロパンユニットのC1位の炭素原子に結合した1,1-ビスアリールプロパンユニットを有し、重量平均分子量が2000以上20000以下である、リグニンのフェノール誘導体である第1のポリオールと、
ポリエステルポリオールである第2のポリオールと、
TDI又はMDIであるイソシアネート化合物と、
を含有し、
前記フェノール化合物は、p-クレゾール、2,6-ジメチルフェノール、2、4-ジメチルフェノール、2、6-ジメトキシフェノール、カテコール、レゾルシノール、ホモカテコール、ピロガロール及びフロログルシノールから選択され、
前記第1のポリオールを5当量%以上20当量%以下含有し、
前記第2のポリオールを80当量%以上95当量%以下含有し、
その硬化物の引張せん断強度及びガラス転移温度が、前記第2のポリオールを100当量%とする以外は同様にして調製した硬化物のそれらよりも高く、
前記硬化物の5%重量減少温度が、前記第2のポリオールを100当量%とする以外は同様にして調製した硬化物のそれよりも低い、接着剤用又は塗料用のポリウレタン組成物。

【請求項2】
前記フェノール化合物は、p-クレゾール及び2,4-ジメチルフェノールから選択される、請求項1に記載のポリウレタン組成物。

【請求項3】
前記第1のポリオールは、水酸基価50以上200以下である請求項1又は2に記載のポリウレタン組成物。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のポリウレタン組成物を硬化して得られるポリウレタン硬化物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003361790thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 資源循環・エネルギーミニマム型システム技術 領域
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