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農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラム

国内特許コード P05A007515
整理番号 機械・加工・装置-174
掲載日 2005年9月21日
出願番号 特願2003-326132
公開番号 特開2005-092595
登録番号 特許第3951025号
出願日 平成15年9月18日(2003.9.18)
公開日 平成17年4月7日(2005.4.7)
登録日 平成19年5月11日(2007.5.11)
発明者
  • 南石 晃明
  • 平藤 雅之
  • 菅原 幸治
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラム
発明の概要

【課題】農作物に対して行われた農作業の情報を自動的に収集するとともに、農産物に対する信頼性の高い生産履歴情報を提供すること。
【解決手段】識別子受信部110がICタグ読取装置10が読み取った識別子を識別子読取ログとして識別子読取ログ記憶部120に格納し、農作業推定部150が識別子読取ログ記憶部120に格納された識別子読取ログから識別子一覧記憶部140および農作業構成識別子記憶部130に記憶された情報を用いて農作業を推定し、推定した農作業を農作業履歴記憶部160に農作業履歴として格納し、農産物履歴検索部200が農産物識別子を受け取り、受け取った農産物識別子に対応する農作物を識別子対応記憶部190を用いて特定し、特定した農作物に対して行われた農作業を農作業履歴記憶部160から検索し、検索した農作業についての情報を提供する構成とする。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


近年、農産物の安全性に関する消費者の意識の高まりに伴い、個々の農産物の個体情報(生産地、生産者名、品種、栽培方法、収穫日、品質情報など)を消費者が容易に入手することを可能とする技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。



また、農産物の個体情報以外にも、個々の農産物に対して使用された農薬や肥料などの情報を消費者が入手することを可能とする生産履歴情報システムも開発されている(例えば、非特許文献1参照。)。



このような生産履歴情報システムでは、農作業者に、野帳、パソコン(PC)、携帯電話などを用いて農作業に関する情報を記帳・入力させることによって、生産履歴情報を収集している。




【特許文献1】特許第3355366号明細書

【非特許文献1】「生産履歴情報システムAFAMA」 日本農業IT化協会(www.afama.ne.jp)

産業上の利用分野


この発明は、農産物に対して行われた農作業の履歴を管理する農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラムに関し、特に、農作物に対して行われた農作業の情報を自動的に収集するとともに、農産物に対する信頼性の高い生産履歴情報を提供することができる農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
農産物に対して行われた農作業の履歴を管理する農作業履歴管理装置であって、
識別子読取装置により読み取られた識別子を読取識別子ログとして記憶する読取識別子ログ記憶手段と、
識別子が農作業者を識別する識別子であるか農作物を識別する識別子であるか農業資材を識別する識別子であるかを示す識別子種類と識別子とを対応させて記憶した識別子種類記憶手段と、
前記識別子種類の組合せと農作業とを対応させて記憶した農作業構成識別子種類記憶手段と、
識別子読取装置が読み取った識別子を該識別子読取装置から受け取って前記読取識別子ログ記憶手段に格納する読取識別子ログ格納手段と、
前記読取識別子ログ格納手段により読取識別子ログ記憶手段に格納された複数の識別子に対して各識別子に対応する識別子種類を前記識別子種類記憶手段から読み出して複数の識別子種類を特定する識別子種類特定手段と、
前記識別子種類特定手段により特定された複数の識別子種類の組合せに対応する農作業を前記農作業構成識別子種類記憶手段から読み出して特定し、特定した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業特定手段と、
を備え、
前記農作業特定手段は、前記読取識別子ログに農業資材の一つである農薬を識別する農薬識別子が複数含まれる場合に、複数の農薬のうちいくつかの農薬を混用して使用する農作業およびそれぞれの農薬を単独で使用する農作業を洗い出し、洗い出した全ての農作業の情報を農作業者のゴーグル型表示装置に送信する農作業情報送信手段と、
前記農作業情報送信手段により送信された情報を受信したゴーグル型表示装置により表示された農作業の情報から農作業者が選択した農作業の情報を農作業者の腕時計型入力装置から受信して農作業者が選択した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業履歴蓄積手段と、
を備えたことを特徴とする農作業履歴管理装置。

【請求項2】
前記農作業特定手段により蓄積された農作業履歴から特定の農産物に対して行われた農作業を検索し、生産履歴情報として提供する農産物履歴検索手段をさら備えたことを特徴とする請求項1に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項3】
前記読取識別子ログ格納手段は、識別子読取装置が所定の時間間隔で識別子を読み取った時刻を識別子とともに読取識別子ログとして格納し、
前記識別子種類特定手段は、読取識別子ログのうちの農作業者識別子が最初に読み取られた時刻を農作業の開始時刻として特定し、該農作業者識別子が読み取られなくなって所定の時間が経過した場合に該農作業者識別子が最後に読み取られた時刻を農作業の終了時刻として特定し、特定した農作業の開始時刻と終了時刻の間に識別子読取装置が読み取った各識別子に対応する識別子種類を前記識別子種類記憶手段から読み出して複数の識別子種類を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項4】
前記読取識別子ログ格納手段が識別子読取装置から受け取る識別子は、ICタグに記憶された識別子であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項5】
前記読取識別子ログ格納手段が識別子を受け取る識別子読取装置は、ウェアラブルな装置であることを特徴とする請求項4に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項6】
記農作業特定手段により特定される農作業は、農薬散布作業を含み、
前記農産物履歴検索手段は、生産履歴情報として農産物に対して散布された農薬についての情報を提供することを特徴とする請求項2に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項7】
前記農作業特定手段は、特定した農作業に関する情報を前記ゴーグル型表示装置に送信し、ゴーグル型表示装置に表示された情報に対して農作業者により前記腕時計型入力装置から修正情報が入力された場合に、該入力された修正情報を腕時計型入力装置から受信し、該受信した修正情報に基づいて農作業履歴を蓄積することを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の農作業履歴管理装置。

【請求項8】
前記農産物履歴検索手段は、農産物識別子と農作物識別子とを対応させた識別子対応表を用いて農産物識別子から農作物識別子を特定し、特定した農作物識別子で識別される農作物に対して行われた農作業を農作業履歴から検索して生産履歴情報として提供することを特徴とする請求項2に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項9】
前記農作業特定手段により蓄積された農作業履歴から特定の農作業者が行った農作業を検索し、農作業者管理情報として提供する農作業者情報検索手段をさら備えたことを特徴とする請求項1に記載の農作業履歴管理装置。

【請求項10】
農産物に対して行われた農作業の履歴を管理する農作業履歴管理装置による農作業履歴管理方法であって、
識別子読取装置が読み取った識別子を該識別子読取装置から受け取って読取識別子ログとして記憶装置に格納する読取識別子ログ格納工程と、
読取識別子ログ格納工程により記憶装置に格納された複数の識別子に対して、識別子が農作業者を識別する識別子であるか農作物を識別する識別子であるか農業資材を識別する識別子であるかを示す識別子種類と識別子とを対応させて記憶した記憶装置から各識別子に対応する識別子種類を読み出して複数の識別子種類を特定する識別子種類特定工程と、
前記識別子種類特定工程により特定された複数の識別子種類の組合せに対応する農作業を、識別子種類の組合せと農作業とを対応させて記憶した記憶装置から読み出して特定し、特定した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業特定工程と、
を含み、
前記農作業特定工程は、前記読取識別子ログに農業資材の一つである農薬を識別する農薬識別子が複数含まれる場合に、複数の農薬のうちいくつかの農薬を混用して使用する農作業およびそれぞれの農薬を単独で使用する農作業を洗い出し、洗い出した全ての農作業の情報を農作業者のゴーグル型表示装置に送信する農作業情報送信工程と、
前記農作業情報送信工程により送信された情報を受信したゴーグル型表示装置により表示された農作業の情報から農作業者が選択した農作業の情報を農作業者の腕時計型入力装置から受信して農作業者が選択した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業履歴蓄積工程と、
を含んだことを特徴とする農作業履歴管理方法。

【請求項11】
農産物に対して行われた農作業の履歴を管理する農作業履歴管理プログラムであって、
識別子読取装置が読み取った識別子を該識別子読取装置から受け取って読取識別子ログとして記憶装置に格納する読取識別子ログ格納手順と、
読取識別子ログ格納手順により記憶装置に格納された複数の識別子に対して、識別子が農作業者を識別する識別子であるか農作物を識別する識別子であるか農業資材を識別する識別子であるかを示す識別子種類と識別子とを対応させて記憶した記憶装置から各識別子に対応する識別子種類を読み出して複数の識別子種類を特定する識別子種類特定手順と、
前記識別子種類特定手順により特定された複数の識別子種類の組合せに対応する農作業を、識別子種類の組合せと農作業とを対応させて記憶した記憶装置から読み出して特定し、特定した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業特定手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記農作業特定手順は、前記読取識別子ログに農業資材の一つである農薬を識別する農薬識別子が複数含まれる場合に、複数の農薬のうちいくつかの農薬を混用して使用する農作業およびそれぞれの農薬を単独で使用する農作業を洗い出し、洗い出した全ての農作業の情報を農作業者のゴーグル型表示装置に送信する農作業情報送信手順と、
前記農作業情報送信手順により送信された情報を受信したゴーグル型表示装置により表示された農作業の情報から農作業者が選択した農作業の情報を農作業者の腕時計型入力装置から受信して農作業者が選択した農作業を農作業履歴として蓄積する農作業履歴蓄積手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする農作業履歴管理プログラム。
産業区分
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2003326132thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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