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エマルションの作製方法及びエマルション

国内特許コード P05A007541
整理番号 化学・薬品-131
掲載日 2005年9月21日
出願番号 特願2003-414858
公開番号 特開2005-170883
登録番号 特許第4139896号
出願日 平成15年12月12日(2003.12.12)
公開日 平成17年6月30日(2005.6.30)
登録日 平成20年6月20日(2008.6.20)
発明者
  • 安達 修二
  • 中嶋 光敏
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 エマルションの作製方法及びエマルション
発明の概要

【課題】 分散相粒子(油滴)径が100nm以下の極めて微細なエマルションの作製方法を提供する。
【解決手段】 容器3内の水はポンプ5、配管6および予熱コイル7を介して耐圧製容器2内に送り込まれる。そして、耐圧製容器2に送り込まれた水には高温高圧下で脂肪酸等が溶解し、更にこの水溶液は配管8を介して耐圧製容器2から導出され、三方弁9において乳化剤と混合され、更に室温程度まで冷却される。この冷却の過程でサブミクロン単位の微細な分散相粒子が析出しエマルションが作製される。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


エマルションの製法としては、ミキサー、コロイドミル、ホモジナイザー等を用いる方法や超音波等で分散させる方法が一般的である(非特許文献1)。しかしながら、ホモジナイザー等を方法では、連続相中の分散相粒子(O/W型エマルションの場合は油滴)の粒径分布の幅が大きいという欠点がある。



一般的なエマルションの作製方法の代わりに、均一な細孔を持つ多孔質ガラス膜を通して連続相に送り込み均質なエマルションを製造する方法が提案されている(特許文献1)。



更に上記特許文献よりも分散相粒子の粒径の均一性を高めるため、基板(例えばシリコン基板)によって連続相と分散相とを隔離するとともに、当該基板に形成した貫通孔を通して分散相を連続相中に送り込む方法が提案されている(特許文献2)。

【特許文献1】特許文献1:特開平2-95433号公報特許文献2:特開2002-119841号公報

【非特許文献1】非特許文献1:エマルションの化学(朝倉書店:1971)

産業上の利用分野


本発明は、脂肪酸、高級アルコールまたは油脂(脂肪酸とグリセンリンとのトリエステル、即ちトリグリセリドを主成分とする物質)を分散相、水を連続相とするエマルションの作製方法とこの作製方法によって得られた分散相粒子径が微細なエマルションに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
脂肪酸、高級アルコールまたは油脂と水とを温度を170℃以上、圧力を1MPa以上とした雰囲気で接触せしめることで水に脂肪酸または油脂を溶解せしめ、この脂肪酸または油脂を溶解した水溶液に非イオン性乳化剤を共存させるとともに当該水溶液を冷却することで、分散相を脂肪酸または油脂とし連続相を水としたエマルションとすることを特徴とするエマルションの作製方法。

【請求項2】
請求項1に記載のエマルションの作製方法において、前記乳化剤の添加時期は水に脂肪酸または油脂を溶解せしめた後に行うことを特徴とするエマルションの作製方法。

【請求項3】
請求項1または請求項のいずれかに記載の方法にて得られたエマルションであって、分散相粒子の平均メディアン径が100nm以下であることを特徴とするエマルション。
産業区分
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003414858thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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