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濡れ状態計測装置 新技術説明会

国内特許コード P05A007548
整理番号 測定・分析-71
掲載日 2005年9月21日
出願番号 特願2003-425470
公開番号 特開2005-181217
登録番号 特許第3783028号
出願日 平成15年12月22日(2003.12.22)
公開日 平成17年7月7日(2005.7.7)
登録日 平成18年3月24日(2006.3.24)
発明者
  • 平藤 雅之
  • 菅原 幸治
  • 深津 時広
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 濡れ状態計測装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】湿潤性を有するスクリーンを備えた円筒状の筐体内部に湿度センサを備えることにより、計測装置としての計測値を標準化することができる濡れ状態計測装置を提供する。
【解決手段】濡れ状態計測装置10は、円筒状の筐体11と、筐体11の内部に据置された湿度センサ12と、水滴を湿潤可能な湿潤シート部材14とを備え、湿潤シート部材14は、筐体11の上部11aに形成された開口部13を閉塞するように構成されている。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要



従来から、農業用地などの気温、湿度および土壌水分などを計測する環境モニタリング技術が知られている。このような環境モニタリング技術は、調査対象となる農地などに計測装置を設置し、この計測装置により定期的に気温や湿度などの計測データを取得し、この計測データを記録するようにしている。





ここで、特に、農地で栽培される植物葉の濡れ状態は、稲のイモチ病などの病害対策として必要な計測データとなるため、このような植物葉の濡れ状態を計測する濡れセンサ(以下、濡れセンサを総称して濡れ状態検出装置と言う)が必要とされている。





このような、植物葉の濡れ状態を計測する濡れ状態検出装置(濡れセンサ)としては、(1)水滴(雨滴)などによる濡れ状態に基づいて、電気抵抗値が変化する性質を利用した電極型計測装置(濡れセンサ)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この電極型計測装置は、絶縁体から成る基板上に平行に電極パターンを配設し、電極が濡れた場合には、抵抗が下降し、電極が乾いた状態では抵抗が上昇する特性を利用して、電極間の電気伝導度(抵抗値)を計測することで、植物葉の濡れ状態を計測することができる。





また、(2)濾紙を野外に設置し、この濾紙に付着(湿潤)する水滴の重量を電子天秤などで計測することにより、濾紙全体の重量の増加に基づいて、濡れ状態を計測する方法などがある。





【非特許文献1】

AMPBELL SCIENTIFIC,INC.、[online]、[平成15年12月1日検索]、インターネット<URL: HYPERLINK "http://www.campbellsci.com/index.html" http://www.campbellsci.com/index.html>

産業上の利用分野


本発明は、農業用の生産管理に利用される植物葉の濡れ状態を計測する濡れ状態計測装置に関し、特に、湿潤性を有するスクリーンを備えた円筒状の筐体内部に湿度センサを備えることにより信頼性の高い計測値を取得することができる濡れ状態計測装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水滴による濡れ状態を計測する濡れ状態計測装置であって、
濡れ状態計測装置は、
円筒状の筐体と、
前記筐体の内部に据置された湿度検出手段と、
前記水滴により湿潤する湿潤性シート部材とを備え、
前記湿潤性シート部材は、筐体の上部に形成された開口部を閉塞することを特徴とする濡れ状態計測装置。

【請求項2】
水滴による濡れ状態を計測する濡れ状態計測装置であって、
濡れ状態計測装置は、
円筒状の筐体と、
前記筐体の内部に据置された湿度検出手段と、
前記水滴により湿潤する湿潤性シート部材とを備え、
前記筐体の下部は、傾斜部として形成され、
前記湿潤性シート部材は、筐体の上部に形成された開口部を閉塞し、
前記筐体の配設位置は、所定の角度を保持して傾斜した状態で配設されることを特することを特徴とする濡れ状態計測装置。

【請求項3】
水滴による湿度を計測する濡れ状態計測装置であって、
濡れ状態計測装置は、
円筒状の筐体と、
前記筐体の内部に据置された湿度検出手段と、
前記水滴により湿潤する湿潤性シート部材とを備え、
前記湿潤性シート部材は、筐体の上部および下部に形成された開口部を、それぞれ閉塞することを特徴とする濡れ状態計測装置。

【請求項4】
前記湿度検出手段の上方には、前記水滴による濡れを防止する防水カバーが設けられることを特徴とする請求項1、2または3に記載の濡れ状態計測装置。

【請求項5】
水滴による湿度を計測する濡れ状態計測装置であって、
濡れ状態計測装置は、
円筒状の筐体と、
前記筐体の内部に据置された湿度検出手段と、
前記水滴により湿潤する湿潤性シート部材とを備え、
前記湿潤性シート部材は、筐体の上部および下部に形成された開口部を、それぞれ閉塞し、
前記筐体の一部は、前記湿度検出手段の格納部として構成されていることを特徴とする濡れ状態計測装置。

【請求項6】
前記筐体の配設位置は、所定の角度を保持して傾斜した状態で配設されていることを特徴とする請求項5に記載の濡れ状態計測装置。

【請求項7】
前記湿潤性シート部材は、植物葉とほぼ同程度の湿潤状態を有する布部材により構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の濡れ状態計測装置。

【請求項8】
前記湿潤性シート部材は、植物葉とほぼ同程度の湿潤状態を有する紙部材により構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の濡れ状態計測装置。

【請求項9】
前記湿潤性シート部材は、前記円筒状の筐体から取り外し自在に構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の濡れ状態計測装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003425470thum.jpg
出願権利状態 登録


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