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異方性相分離した二元金属ナノ粒子及びその製造法 実績あり

国内特許コード P05P002341
整理番号 K012P36
掲載日 2005年9月22日
出願番号 特願2004-051468
公開番号 特開2005-240099
登録番号 特許第4170930号
出願日 平成16年2月26日(2004.2.26)
公開日 平成17年9月8日(2005.9.8)
登録日 平成20年8月15日(2008.8.15)
発明者
  • 寺西 利治
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 異方性相分離した二元金属ナノ粒子及びその製造法 実績あり
発明の概要 【課題】本発明は、これまでに合成されたことのない、異方的な相分離構造を有する二元金属ナノ粒子とその製造法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、アルカンチオール等のチオール化合物の存在下、2種の金属塩、(例えばCo塩とPd塩)を高温でポリオール還元することを特徴とする、異方的に相分離した二元金属ナノ粒子の製造法に関する。
また、本発明は、上記製造法等により得られる異方的に相分離した二元金属ナノ粒子に関する。
本発明の上記製造法において、チオール化合物の種類や量を変えることにより、ナノ粒子の粒径を制御することが可能であり、また、用いる金属の組み合わせを変えることにより、種々の異方性相分離構造を有する二元金属ナノ粒子の合成が可能となる。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


金属ナノ粒子は、物理的・化学的特性において、バルク金属では見られない特異な性質を発揮する。その中で、二種の金属種から成るものは二元金属ナノ粒子と呼ばれ、対応する単一金属ナノ粒子とは異なった磁気的、触媒的、電気的、光学的特性を示す点で非常に興味深い。
二元金属ナノ粒子の物理的・化学的特性には、粒子中の金属種の分布が大きな影響を及ぼす。有機配位子存在下で二種類の金属塩を還元する通常の化学合成法で得られる二元金属ナノ粒子は、一般に各金属種がランダムに配置した合金構造、或いは、一方の金属ナノ粒子を他方の金属種が包み込んだコア-シェル構造を持ち、相分離構造としては何れも等方的であり、異方的な相分離構造を有する二元金属ナノ粒子はこれまでに未だ合成されていない。

産業上の利用分野


本発明は、その物理的・化学的特性から磁性化学の分野や触媒化学の分野などでその用途が大いに期待される、異方的に相分離した二元金属ナノ粒子とその製造法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
チオール化合物の存在下、3d-遷移金属の金属塩と貴金属の金属塩の2種の金属塩を100℃~240℃の範囲でポリオール還元することを特徴とする2種の金属の硫化物からなる二元ナノ粒子の製造法であって、当該粒子は2種の金属の硫化物それぞれが集合してなる異方的な相分離構造を有する二元ナノ粒子である、前記製造法。

【請求項2】
チオール化合物がアルカンチオールである、請求項1に記載の製造法。

【請求項3】
アルカンチオールが炭素数8以上のアルカンチオールである、請求項2に記載の製造法。

【請求項4】
アルカンチオールが1-オクタデカンチオール又は1-ドデカンチオールである請求項3に記載の製造法。

【請求項5】
2種の金属塩の一方がFe、Co、Ni又はCuの塩で、他方がPd、Pt、Au又はAgの塩である、請求項1~の何れかに記載の製造法。

【請求項6】
2種の金属塩がアセチルアセトナート塩、酢酸塩又は塩化物である、請求項1~の何れかに記載の製造法。

【請求項7】
ポリオールが1,2-ヘキサデカンジオール又は1,2-オクタンジオールである、請求項1~の何れかに記載の製造法。

【請求項8】
3d-遷移金属と貴金属の2種の金属の硫化物からなる二元ナノ粒子であって、2種の金属の硫化物それぞれが集合してなる異方的な相分離構造を有する、前記二元ナノ粒子。

【請求項9】
2種の金属の一方がFe、Co、Ni又はCuで、他方がPd、Pt、Au又はAgである、請求項8に記載の二元ナノ粒子。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 組織化と機能 領域
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