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複合機能マトリクスアレイ

国内特許コード P05P003978
整理番号 TOYAMA-35JP
掲載日 2005年10月4日
出願番号 特願2004-075572
公開番号 特開2005-268354
登録番号 特許第4018070号
出願日 平成16年3月17日(2004.3.17)
公開日 平成17年9月29日(2005.9.29)
登録日 平成19年9月28日(2007.9.28)
発明者
  • 岡田 裕之
  • 中 茂樹
  • 女川 博義
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 複合機能マトリクスアレイ
発明の概要 【課題】 多層化した素子により、有機EL素子による発光と、有機フォトダイオードによるセンシングを行うことができる複合機能マトリクスアレイを提供する。
【解決手段】
複合機能マトリクスアレイにおいて、透明電極4と、この透明電極4に形成される有機発光素子1と、この有機発光素子1上に形成される不透明電極3と、この不透明電極3上に形成されるフォトダイオード素子2と、このフォトダイオード素子2上に形成される透明電極5とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、有機素子を多層化した高性能デバイスの開発が相次いでいる。



例えば、有機EL素子を多層化することで、一デバイスとして実効的に効率向上可能なマルチフォトンエミッション素子(下記非特許文献1)が報告されている。また、太陽電池の効率向上の試みとして、有機タンデム形太陽電池により3%の効率を有する太陽電池(下記非特許文献2)が報告されている。



さらに、有機EL素子と有機感光体を組み合わせたデバイス(下記非特許文献3)の報告や、有機EL素子とフォトダイオードを組み合わせた光応答型有機EL素子(下記非特許文献4)の報告がされている。後者では、光入射に対しフォトダイオードを光検出に用い有機EL素子を発光させている。
【非特許文献1】
城戸他 第49回春季応用物理学関係連合講演会講演予稿集、27p-YL-3(2002)
【非特許文献2】
K.Triyana,T.Yasuda,K.Fujita and T.Tsutsui;Ext.Abstract of SSDM,pp.784-785(2003)
【非特許文献3】
J.Xue and S.R.Forrest;Appl.Phys.Lett.,82(1)pp.136-138(2003)
【非特許文献4】
近松、吉田、八瀬 電子情報通信学会技術報告OME2003-97(2003)

産業上の利用分野


本発明は、複合機能マトリクスアレイに関するものであり、詳細には、有機ELディスプレイによる発光と有機フォトダイオードによるスキャナの複合機能を有するマトリクスアレイに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
(a)透明電極(4)と、
(b)該透明電極(4)上に形成される有機発光素子(1)と、
(c)該有機発光素子(1)上に形成される中間電極としての透明電極(3)と、
(d)該透明電極(3)上に形成される有機フォトダイオード素子(2)と、
(e)該有機フォトダイオード素子(2)上に形成される不透明電極(5)とを備え、
(f)多層化された前記有機発光素子(1)と前記有機フォトダイオード素子(2)により、前記透明電極(4)側からのみ発光と受光動作が独立に行えるように構成するとともに、発光時にセンシングは行わず、センシング時には発光させないように発光部とセンシング部が独立に動作し、前記有機発光素子(1)による発光機能と前記有機フォトダイオード素子(2)によるスキャナ機能との複合機能を有することを特徴とする複合機能マトリクスアレイ。

【請求項2】
(a)透明電極(14)と、
(b)該透明電極(14)上に形成される有機フォトダイオード素子(11)と、
(c)該有機フォトダイオード素子(11)上に形成される中間電極としての透明電極(13)と、
(d)該透明電極(13)上に形成される発光エレクトロルミネッセンス素子(12)と、
(e)該発光エレクトロルミネッセンス素子(12)上に形成される不透明電極(15)とを備え、
(f)多層化された前記発光エレクトロルミネッセンス素子(12)と前記有機フォトダイオード素子(11)により、前記透明電極(14)側からのみ発光と受光動作が独立に行えるように構成するとともに、発光時にセンシングは行わず、センシング時には発光させないように発光部とセンシング部が独立に動作し、前記発光エレクトロルミネッセンス素子(12)による発光機能と前記有機フォトダイオード素子(11)によるスキャナ機能との複合機能を有することを特徴とする複合機能マトリクスアレイ。

【請求項3】
(a)透明電極(24)と、
(b)該透明電極(24)上に形成される透過有機発光素子(21)と、
(c)該透過有機発光素子(21)上に形成される中間電極としての透明電極(23)と、
(d)該透明電極(23)上に形成される有機フォトダイオード素子(22)と、
(e)該有機フォトダイオード素子(22)上に形成される透明電極(25)とを備え、
(f)多層化された前記透過有機発光素子(21)と前記有機フォトダイオード素子(22)により、前記透明電極(24)側より発光を、前記透明電極(25)側より受光を行い、発光と受光動作が独立に行えるように構成するとともに、発光時にセンシングは行わず、センシング時には発光させないように発光部とセンシング部が独立に動作し、前記透過有機発光素子(21)による発光機能と前記有機フォトダイオード素子(22)によるスキャナ機能との複合機能を有することを特徴とする複合機能マトリクスアレイ。

【請求項4】
請求項1~の何れか一項記載の複合機能マトリクスアレイにおいて、前記中間電極は走査用電極であることを特徴とする複合機能マトリクスアレイ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004075572thum.jpg
出願権利状態 登録
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