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両面発光有機ELパネル

国内特許コード P05P003980
整理番号 TOYAMA-34JP
掲載日 2005年10月4日
出願番号 特願2004-075574
公開番号 特開2005-267926
登録番号 特許第4002949号
出願日 平成16年3月17日(2004.3.17)
公開日 平成17年9月29日(2005.9.29)
登録日 平成19年8月31日(2007.8.31)
発明者
  • 中 茂樹
  • 岡田 裕之
  • 女川 博義
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 両面発光有機ELパネル
発明の概要 【課題】左右反転することがなく、画像や文字情報の表示を的確に行うことができる両面発光有機ELパネルを提供する。
【解決手段】第1の有機EL部1と第2の有機EL部2との対向する中央部に走査信号を印加する中間電極3を配置し、前記中間電極3とは反対側に第1の透明電極4と第2の透明電極5をそれぞれ配置し、全く異なる独立な画像や文字情報を表裏両面に対し表示する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


昨今、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子は、低駆動電圧、高輝度、超薄型、軽量、フレキシブル等の特徴を有する次世代フラットパネルディスプレイを構築できる素子として注目を集めている。



また、両面に発光表示できる有機ELパネルとして透明有機EL素子が注目され、各所で開発されている。



応用例としては、以下のような報告例がある。



(1)有機EL層を透明電極であるITOで挟み込んだ透明電極有機EL素子(下記非特許文献1)が開示されている。



(2)両面発光型エレクトロルミネッセンス素子および両面自発光型情報表示素子(下記特許文献1)が開示されている。
【特許文献1】
特開2000-58260号公報
【非特許文献1】
G.Gu,V.Bulovic,P.E.Burrows,and S.R.Forrest:Applied Physics Letters,68(19),PP.2606-2608(1996)

産業上の利用分野


本発明は、両面発光有機ELパネルに関するものであり、詳細には、全く異なる独立な画像や文字情報を表裏両面に対し同時に表示することが可能な有機ELパネルに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
第1の有機EL部と第2の有機EL部との対向する中央部に走査信号を印加するAlNd層からなる中間電極を配置し、該中間電極とは第1、第2の有機EL部を挟んで反対側に第1の透明電極と第2の透明電極をそれぞれ配置するとともに、前記第1の有機EL部がα-NPD膜(13)と該α-NPD膜(13)上に形成されるAlq3 膜(14)と該Alq3 膜(14)上に形成されるErF3 膜(15)とからなり、前記第2の有機EL部がα-NPD膜(18)と該α-NPD膜(18)上に形成されるAlq3 膜(19)と該Alq3 膜(19)上に形成されるLiF膜(20)とからなり、全く異なる独立な画像や文字情報を表裏両面に対し同時に表示可能にすることを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項2】
第1の有機EL部と第2の有機EL部との対向する中央部に走査信号を印加するAlNd層からなる中間電極を配置し、該中間電極とは第1、第2の有機EL部を挟んで反対側に第1の透明電極と第2の透明電極をそれぞれ配置するとともに、前記第1の有機EL部がα-NPD膜(13)と該α-NPD膜(13)上に形成されるAlq3 膜(14)と該Alq3 膜(14)上に形成されるErF3 膜(15)とからなり、前記第2の有機EL部がα-NPD膜(18)と該α-NPD膜(18)上に形成されるAlq3 膜(19)と該Alq3 膜(19)上に形成されるCa膜(31)とからなり、全く異なる独立な画像や文字情報を表裏両面に対し同時に表示可能にすることを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項3】
第1の有機EL部と第2の有機EL部との対向する中央部に走査信号を印加するAlNd層からなる中間電極を配置し、該中間電極とは第1、第2の有機EL部を挟んで反対側に第1の透明電極と第2の透明電極をそれぞれ配置するとともに、前記第1の有機EL部がα-NPD膜(13)と該α-NPD膜(13)上に形成されるAlq3 膜(14)と該Alq3 膜(14)上に形成されるErF3 膜(15)とからなり、前記第2の有機EL部がMoO3 膜(33)と該MoO3 膜(33)上に形成されるα-NPD膜(18)と該α-NPD膜(18)上に形成されるAlq3 膜(19)と該Alq3 膜(19)上に形成されるCa膜(31)とからなり、全く異なる独立な画像や文字情報を表裏両面に対し同時に表示可能にすることを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項4】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極、前記第2の透明電極の一方、又は両方が、ITO又はIZOであることを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項5】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極、前記第2の透明電極の一方、又は両方が、薄層金属であることを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項6】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極、前記第2の透明電極の両方が、それぞれ前記第1の有機EL部、前記第2の有機EL部に対して電子注入を行い、前記中間電極が前記第1の有機EL部、前記第2の有機EL部に対して正孔注入を行うことを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項7】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極、前記第2の透明電極の両方が、それぞれ前記第1の有機EL部、前記第2の有機EL部に対して正孔注入を行い、前記中間電極が前記第1の有機EL部、前記第2の有機EL部に対して電子注入を行うことを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項8】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極が前記第1の有機EL部に対して正孔注入を行い、前記第2の透明電極が前記第2の有機EL部に対して電子注入を行い、前記中間電極が前記第1の有機EL部に対して電子注入を行い、かつ前記第2の有機EL部に対して正孔注入を行うことを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項9】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記第1の透明電極が前記第1の有機EL部に対して電子注入を行い、前記第2の透明電極が前記第2の有機EL部に対して正孔注入を行い、前記中間電極が前記第1の有機EL部に対して正孔注入を行い、かつ前記第2の有機EL部に対して電子注入を行うことを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項10】
請求項1からの何れか一項記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記中間電極を前記第1あるいは前記第2の少なくとも一方の有機EL部に正孔注入電極として使用する場合、前記中間電極と正孔注入を行う有機EL部間に、少なくとも1種以上の遷移金属元素を含む酸化物を挿入することを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項11】
請求項10記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記遷移金属元素を含む酸化物が半導体的性質を示すことを特徴とする両面発光有機ELパネル。

【請求項12】
請求項11記載の両面発光有機ELパネルにおいて、前記酸化物半導体が2.0eV以上のバンドギャップを持つことを特徴とする両面発光有機ELパネル。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004075574thum.jpg
出願権利状態 登録
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