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有機発光材料 コモンズ

国内特許コード P05P003296
整理番号 163
掲載日 2005年11月11日
出願番号 特願2004-097164
公開番号 特開2005-281185
登録番号 特許第4000379号
出願日 平成16年3月29日(2004.3.29)
公開日 平成17年10月13日(2005.10.13)
登録日 平成19年8月24日(2007.8.24)
発明者
  • 続木 武男
  • 伊藤 恵啓
  • 藤本 哲也
  • 山本 巌
  • 谷口 彬雄
出願人
  • 学校法人信州大学
発明の名称 有機発光材料 コモンズ
発明の概要

【課題】 特に有機固体レーザ用の発光材料として優れた特性を示す新規な化合物を提供する。
【解決手段】
下記式(I)で表わされるホウ素含有スチルベン系化合物:
【化1】






[R1~R12は、水素原子もしくは置換基を表わし、Q1~Q4は、置換基を有していてもよい炭素原子数5以上で、異種原子を含んでいてもよい脂肪族基、脂環族基、もしくは芳香族基を表わし、そしてnは0~4の整数である]。
【選択図】 なし



従来技術、競合技術の概要


近年、有機エレクトロルミネッセンスや有機固体レーザの開発が進んでいるが、発光材料を含めて、さらなる改良が望まれる課題が多い。



発光材料の問題に関しては、有機エレクトロルミネッセンス発光材料としてこれまでに多数の化合物が提案されているが、有機固体レーザ用の発光材料として必要な低い閾値でのレーザ発光の発生やレーザ発光強度の高さを考慮すると、有機固体レーザ(有機固体レーザ発光素子)用の発光材料としては、未だ充分な特性を有する発光材料が見いだされていない。



特許文献1には、有機固体レーザの発光材料として用いることのできる化合物として、パラ-ポリフェニレン系化合物、ベンゾチアゾール系化合部、ベンゾイミダゾール系化合物、ベンゾオキサゾール系化合物、金属キレート化オキシノイド化合物、スチリルベンゼン系化合物、芳香族ジメチリディン系化合物、フェノラート配位子と置換キノリラート配位子が結合したアルミニウム錯体、スチリルアミン誘導体などが記載されている。



非特許文献1には、有機固体用発光材料(レーザ色素)として、線状構造の蛍光色素が記載されている。



非特許文献2には、有機固体用発光材料(レーザ色素)として、対称もしくは非対称構造の蛍光色素が記載されている。



特許文献2には、シンチレーションカウンタ用の色素としてトリアリールホウ素化合物が記載されている。

【特許文献1】特開2000-156536号公報

【特許文献2】米国特許第3758412明細書

【非特許文献1】Chemistry Letters vol.32, No.10(2003), 968-969

【非特許文献2】Journal of Photochemistry and Photobiology A:Chemistry 158(2003), 219-221

産業上の利用分野


本発明は、新規な有機発光材料に関し、特に、有機固体レーザの有機発光材料として有用性が高いスチルベン系化合物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記の式(I):
【化学式1】



[但し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12は、互いに独立に、水素原子もしくは置換基を表わし、Q1、Q2、Q3、およびQ4は、互いに独立に、置換基を有していてもよい炭素原子数5以上で、異種原子を含んでいてもよい脂肪族基、脂環族基、もしくは芳香族基を表わし、そしてnは0~4の整数である]
で表わされるホウ素含有スチルベン系化合物からなる発光材料。

【請求項2】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、互いに独立に、水素原子、炭化水素基もしくはアルコキシ基である請求項1に記載の発光材料。

【請求項3】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、互いに独立に、水素原子、炭素原子数1乃至3のアルキル基もしくは炭素原子数1乃至3のアルコキシ基である請求項2に記載の発光材料。

【請求項4】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、全て水素原子である請求項3に記載の発光材料。

【請求項5】
式(I)のQ1、Q2、Q3、およびQ4が、互いに独立に、置換基を有していてもよい炭素原子数5以上の芳香族炭化水素基を表わす請求項1に記載の発光材料。

【請求項6】
式(I)のQ1、Q2、Q3、およびQ4が、互いに独立に、炭素原子数1乃至6のアルキル基を置換基として有していてもよいアリール基もしくはアリールアルキル基を表わす請求項1に記載の発光材料。

【請求項7】
下記の式(I)で表わされるホウ素含有スチルベン系化合物:
【化学式2】


[但し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12は、
互いに独立に、水素原子もしくは炭素原子数1~6のアルキル基を表わし、Q1、Q2、Q3、およびQ4は、互いに独立に、置換基として炭素原子数1~6のアルキル基を1乃至5個有するフェニル基もしくはナフチル基を表わし、そしてnは0~4の整数である]。

【請求項8】
発光材料として、下記の式(I)で表わされるホウ素含有スチルベン系化合物を含むことを特徴とする有機固体レーザ:
【化学式3】



[但し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12は、互いに独立に、水素原子もしくは置換基を表わし、Q1、Q2、Q3、およびQ4は、互いに独立に、置換基を有していてもよい炭素原子数5以上で、異種原子を含んでいてもよい脂肪族基、脂環族基、もしくは芳香族基を表わし、そしてnは0~4の整数である]。

【請求項9】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、互いに独立に、水素原子、炭化水素基もしくはアルコキシ基である請求項8に記載の有機固体レーザ。

【請求項10】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、互いに独立に、水素原子、炭素原子数1乃至3のアルキル基もしくは炭素原子数1乃至3のアルコキシ基である請求項9に記載の有機固体レーザ。

【請求項11】
式(I)のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、およびR12が、全て水素原子である請求項10に記載の有機固体レーザ。

【請求項12】
式(I)のQ1、Q2、Q3、およびQ4が、互いに独立に、置換基を有していてもよい炭素原子数5以上の芳香族炭化水素基を表わす請求項8に記載の有機固体レーザ。

【請求項13】
式(I)のQ1、Q2、Q3、およびQ4が、互いに独立に、炭素原子数1乃至6のアルキル基を置換基として有していてもよいアリール基もしくはアリールアルキル基を表わす請求項8に記載の有機固体レーザ。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
  • 固体素子
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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