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ゼラチン繊維とその製造方法

国内特許コード P05A007636
整理番号 KANDAI-49
掲載日 2005年11月11日
出願番号 特願2003-401583
公開番号 特開2005-163204
登録番号 特許第3887703号
出願日 平成15年12月1日(2003.12.1)
公開日 平成17年6月23日(2005.6.23)
登録日 平成18年12月8日(2006.12.8)
発明者
  • 戸倉 清一
  • 田村 裕
  • 伊藤 昇
出願人
  • 関西大学
発明の名称 ゼラチン繊維とその製造方法
発明の概要 【課題】 従来のゼラチン繊維と比較して、より低毒性であってしかも強度の高いゼラチン繊維を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明のゼラチン繊維の製造方法は、ゼラチン水溶液をゾル状態となるように加温し、該加温されたゼラチン水溶液を空気中で紡糸することを特徴とする。また、ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液を、凝固液中で紡糸することを特徴とする。また、親水溶媒を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とする。また、多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とする。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】
ゼラチンは、牛骨、牛皮、豚皮などから得られるコラーゲンの三重螺旋分子を解いて作成されるものであり、生体内に入れた場合に抗原性が低く、且つ従来の生体吸収性材料に比べて生体吸収性が各段に早いことから、生体吸収性材料として好適に使用されている。 しかし、該ゼラチンを水に溶かして得られたゼラチン水溶液は、低濃度では延糸性が低く、高濃度ではゲル化してしまうため、ゼラチンを繊維とすることは困難であった。 そこで、本発明者らは、湿式紡糸によってゼラチン繊維を製造する方法に関して鋭意研究した結果、ゼラチンを溶解させる溶剤として、アミド化合物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲン塩を含む溶液を用いることによってゼラチン繊維を製造し得ることを見出し、特許出願を行った(特許文献1)。
【特許文献1】特開2001-89929号公報
しかしながら、ゼラチン溶液を紡糸するには、凝固液であるアルコール溶液中へ押し出してゼラチンを凝固させ、しかも架橋剤等の添加成分を洗浄して毒性を下げる必要があり、このような工程を経て得られるゼラチン繊維は、強度が低いという問題があった。
産業上の利用分野 本発明は、主として生体吸収性材料や食品包装用材料などとして使用可能な機械的性質、耐水性を有した低毒性のゼラチン繊維とその製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 ゼラチン水溶液をゾル状態となるように加温し、該加温されたゼラチン水溶液を空気中で紡糸した後、架橋剤溶液中に浸漬して架橋させることを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
【請求項2】 ゼラチン水溶液がゾル状態となるように加温され、該加温されたゼラチン水溶液が空気中で紡糸された後、多価グリシジル化合物中に浸漬して架橋されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
【請求項3】 ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液を、凝固液中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
【請求項4】 ジメチルスルホキシドを含むゼラチン水溶液が、凝固液中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
【請求項5】 多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液を、空気中又は凝固液中で紡糸することを特徴とするゼラチン繊維の製造方法。
【請求項6】 多価グリシジル化合物を含むゼラチン水溶液が、空気中又は凝固液中で紡糸されてなることを特徴とするゼラチン繊維。
産業区分
  • 食品
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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