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デンプン分解酵素阻害活性を有する蕎麦殻エキス

国内特許コード P05A007638
整理番号 KANDAI-66
掲載日 2005年11月11日
出願番号 特願2004-032125
公開番号 特開2005-220110
登録番号 特許第4776171号
出願日 平成16年2月9日(2004.2.9)
公開日 平成17年8月18日(2005.8.18)
登録日 平成23年7月8日(2011.7.8)
発明者
  • 小幡 斉
  • 河原 秀久
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 デンプン分解酵素阻害活性を有する蕎麦殻エキス
発明の概要

【課題】大量に原料が入手でき、製造も簡単で、しかも効果の優れたデンプン分解阻害剤を得る。
【解決手段】蕎麦殻を水または有機溶媒あるいはそれらの混合物で抽出して得られるエキスを有効成分として含有するデンプン分解酵素阻害剤、それを含む糖尿病、高血糖および/または肥満の治療および/または予防薬、ならびにそれを含む糖尿病、高血糖および/または肥満の治療および/または予防の機能を有する機能性食品。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


デンプンなどの炭水化物は、消化酵素(α-アミラーゼ、グルコシダーゼなど)によって分解されてグルコースになり、それがエネルギー源になる。しかし、食事を多く食べ過ぎた場合、糖尿病予備軍あるいは患者は、血糖値が上昇してしまう。また、最近の食生活は炭水化物を多く摂取し過ぎる傾向にあり、上記のような糖尿病あるいは高血糖の問題とともに肥満の問題もクローズアップされている。このような状況から、消費者においてもこれらの症状を抑制あるいは予防する機能を有する健康食品に対するニーズが高まっている。



従来から、このような症状を治療および/または予防するために、抗糖尿病成分、血糖値抑制成分あるいは抗肥満成分として合成品や天然物由来のエキスを医薬品や食品の成分として利用する試みがなされている。例えば、α-アミラーゼ阻害成分として、グアバ葉エキス(特許文献1参照)、バナバエキス(特許文献2参照)、カシュウエキス(特許文献3参照)などが報告されており、グルコシダーゼ阻害成分として甘茶エキス(特許文献4参照)、現代米エキス(特許文献5参照)、シソエキス(特許文献6参照)などが報告されている。



しかしながら、従来のデンプン分解阻害剤はその効果が不十分なもの、原料が限られているため製造量が少ないもの、製造に時間とコストがかかるもの等があり、種々の問題を有している。



蕎麦殻抽出物および分画物に関しては、過酸化脂質抑制剤、コレステロール低下剤、中性脂肪低下剤または高脂血症改善剤としての用途が挙げられているが、デンプン分解酵素の抑制剤としての用途には全く触れられていない(特許文献7参照)。また、この蕎麦殻分画物の活性は分子量が10000以下の画分において高いことからも、本発明のものと区別されることは明らかである。

【特許文献1】国際特許出願公開第WO01/66714号公報

【特許文献2】特開2003-095941号公報

【特許文献3】特開2002-045181号公報

【特許文献4】特開2003-252784号公報

【特許文献5】特開2002-316939号公報

【特許文献6】特開2000-102383号公報

【特許文献7】特開平10-218786号公報

産業上の利用分野


本発明は、デンプン分解酵素阻害活性を有する蕎麦殻抽出エキス、該エキスを有効成分として含有するデンプン分解酵素阻害剤、ならびに該エキスを有効成分として含む糖尿病、高血糖および/または肥満の治療および/または予防薬、さらには該エキスを含む機能性食品に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
精製蕎麦殻エキスを有効成分とするデンプン分解酵素阻害用の医薬組成物であって、該精製蕎麦殻エキスが、水、メタノールまたはエタノールあるいはそれらの混合物で蕎麦殻を抽出し、抽出物から分子量10000以上の画分を得て、蒸発乾固させ、これを水、メタノールまたはエタノールあるいはそれらの混合物に溶解して抽出し、抽出液を蒸発乾固させることを特徴とする方法により製造されるものである、医薬組成物。

【請求項2】
該有機溶媒がエタノールである請求項1記載の医薬組成物。

【請求項3】
分子量10000以上の画分が限外濾過により得られる請求項1または2記載の医薬組成物。

【請求項4】
α-アミラーゼを阻害するものである請求項1または2記載の医薬組成物。
産業区分
  • 薬品
  • 食品
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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