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空間給電フェーズドアレイアンテナ装置

国内特許コード P05A007942
整理番号 1958
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願2000-210277
公開番号 特開2002-022820
登録番号 特許第3404717号
出願日 平成12年7月11日(2000.7.11)
公開日 平成14年1月23日(2002.1.23)
登録日 平成15年3月7日(2003.3.7)
発明者
  • 戸梶 功
  • 森 健一
  • 田中 亨
  • 中村 智
  • 蜂須 裕之
出願人
  • 防衛装備庁長官
  • 株式会社東芝
発明の名称 空間給電フェーズドアレイアンテナ装置
発明の概要 【課題】 簡単な構成で送信ブラインド領域を低減する。
【解決手段】 アレイアンテナによる反射器112において、各アンテナ素子に反射型移相器を接続しておき、送信時にアンテナ素子の配列面に向けて一次放射器111から空間給電を施して送信信号を送出し、受信時にアンテナ素子それぞれから送出される受信信号を一次放射器111で取り込む。一方、送信用アンテナ113を一次放射器111の信号送出面とは反対側の面に配置し、一次放射器111とは逆方向に送信信号を送出可能とする。送信用アンテナ113から放射される電波は受信系への回り込みが少ないため、送信ブラインド領域を低減できる。そこで、切換スイッチ116により目標近接時には送信用アンテナ113を用いて送信し、アレイアンテナで捕らえた電波を一次放射器111に集めて受信するように切り換える。
従来技術、競合技術の概要


一般的なパルス変調型レーダ装置は、自ら電波を照射し、目標によって反射された電波の受信信号を処理して、目標情報(距離、角度等)を得るものである。これらのレーダ装置に用いられるアンテナ装置として、近時、小型軽量化された反射型の空間給電フェーズドアレイアンテナ装置が注目されている。
ところで、上記のレーダ装置に用いられる従来のアンテナ装置では、自己の送信パルス幅に比例した送信ブラインド領域なるものが存在する。この送信ブラインド領域では、過大な送信電波が受信系へ漏れ込むことを防ぐため、受信系への入力を電気的に切断している。そのことにより、送信ブラインド領域に入るような近距離にある目標から反射された電波を受信することは困難であった。特に、極近距離まで目標検出機能が必要となる飛しょう体搭載用のアクティブレーダ装置においては、この送信ブラインド領域内での目標検出のために、レーダ装置とは別に近接目標検出専用の近接センサを用いる必要があった。

産業上の利用分野


本発明は、レーダ・通信等に使用される反射型の空間給電フェーズドアレイアンテナ装置に係り、送信パルス幅に比例して大きくなる送信ブラインド領域を有するパルス変調型レーダ装置において、目標信号の抽出が可能となるアンテナ技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
繰り返し送信パルスを送出し、その反射信号を受信して目標情報を計測するパルスレーダに用いられ、
それぞれ反射型移相器が接続される複数のアンテナ素子をアレイ状に配列し、前記複数のアンテナ素子の励振信号をそれぞれ前記反射型移相器によりビーム形成方向に対応した位相制御を施しつつ反射して、前記複数のアンテナ素子から再放射する反射器と、
前記反射器のアンテナ素子配列面に対向配置され、前記反射器のアンテナ素子配列面への送信信号放射による空間給電及び前記アレイアンテナの再放射信号の受信を選択的に行う一次放射器と、
前記一次放射器の背面に配置され、前記目標方向に送信信号を放射する送信用アンテナと、
前記送信パルスを前記一次放射器に供給して前記空間給電により送出する第1の送信状態と、前記送信パルスを前記送信用アンテナに供給して直接放射により送出する第2の送信状態とを選択的に切り替える送信切替手段とを具備し、
前記第1及び第2の送信状態によって送出される前記送信パルスの反射信号を、いずれも前記反射器で受けてその再放射信号を前記一次放射器により受信することを特徴とする空間給電フェーズドアレイアンテナ装置。

【請求項2】
前記送信切替手段は、初期状態では前記1の送信状態とし、前記目標までの距離が一定値以下となったとき前記第2の送信状態に切り替えることを特徴とする請求項1記載の空間給電フェーズドアレイアンテナ装置。

【請求項3】
前記送信用アンテナは、複数のアンテナ素子をアレイ状に配列してなることを特徴とする請求項1記載の空間給電フェーズドアレイアンテナ装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2000210277thum.jpg
出願権利状態 登録
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