TOP > 国内特許検索 > 地表識別装置及び遠隔物識別装置

地表識別装置及び遠隔物識別装置

国内特許コード P05A007968
整理番号 1997
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願2001-397745
公開番号 特開2003-194931
登録番号 特許第3542083号
出願日 平成13年12月27日(2001.12.27)
公開日 平成15年7月9日(2003.7.9)
登録日 平成16年4月9日(2004.4.9)
発明者
  • 荒木 完
  • 伊藤 秀雄
出願人
  • 防衛装備庁長官
  • 日本無線株式会社
発明の名称 地表識別装置及び遠隔物識別装置
発明の概要 【課題】 新たな情報を利用して地表面の種類の識別精度を向上させることのできる地表識別装置を提供する。
【解決手段】 電波高度計1から高度と地表面の散乱係数とが出力されている。演算回路41,42では、所定数のサンプリング値から高度のフラクタル次元、及び散乱係数のフラクタル次元の値をそれぞれ算出する。そして、演算判定回路6では、両フラクタル次元の値に基づいて、田、森、或いは市街地等、地表面の種類を識別する。
従来技術、競合技術の概要


航空機等の飛しょう体の直下の地表面がどの様な種類の地表面であるかを推測する場合、従来は航空機等に搭載する電波高度計を利用して反射波の強度を測定し、その強度に基づいて地表面の種類を識別していた。この方法は例えば、海面上や湖水面上では反射波が強く、森林地帯では逆に反射波が弱くなる等の性質を利用したものである。



しかしながら、反射波の強度は、電波高度計の出力変動や飛しょう体の高度変動等、種々の条件によって同一の地表に対する場合でも大きく変動する。また、互いに異なる種類の地表が、ほぼ同程度の反射波の強さを持つこともしばしばある。従って、反射波の強さだけからでは地表を正確に識別することが困難であり、さらに何か別の情報(パラメータ)によって、地表識別の識別度を向上させる必要がある。



この点、特開平8-278366号公報に係る地表識別装置では、地表面からの反射波の強度のゆらぎ(fluctuation)の分散(dispersion)が該地表面の種類によって異なることを利用し、地表識別の精度向上を図っている。かかる技術によれば、反射波の強度を用いたフラクタル次元解析を行うことにより、電波高度計の出力変動や飛しょう体の高度変動に起因する反射波強度の変化の影響を低減して、より確実に地表面の種類を識別することができる。

産業上の利用分野


本発明は、例えば航空機等の飛しょう体上で地表面の種類を識別する地表識別装置、及び遠隔物の表面状態を識別する遠隔物識別装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
飛しょう体の高度を逐次計測して出力する高度計と、
前記飛しょう体から該飛しょう体の下方に広がる地表面に向けて電波を放射するとともに、前記地表面からの反射波を受信する送受信機と、
前記高度の変化の乱雑さ及び前記反射波の強度変化の乱雑さに基づいて前記飛しょう体の下方に広がる地表面の種類を識別する識別手段と、
を含むことを特徴とする地表識別装置。

【請求項2】
請求項1に記載の地表識別装置において、
前記高度計は電波高度計であり、前記送受信機は前記高度計に含まれる送受信機であることを特徴とする地表識別装置。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の地表識別装置において、
前記識別手段は、さらに前記反射波の強度に基づいて前記飛しょう体の下方に広がる地表面の種類を識別することを特徴とする地表識別装置。

【請求項4】
遠隔物への距離を逐次計測して出力する距離計と、
前記遠隔物表面に向けて電波を放射するとともに、該遠隔物表面からの反射波を受信する送受信機と、
を含み、
前記距離の変化の乱雑さ及び前記反射波の強度変化の乱雑さに基づいて前記遠隔物の表面状態を識別することを特徴とする遠隔物識別装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

11961_01SUM.gif
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close