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円筒形ハイドロホン

国内特許コード P05A008039
整理番号 1770
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平09-008629
公開番号 特開平10-210589
登録番号 特許第3030428号
出願日 平成9年1月21日(1997.1.21)
公開日 平成10年8月7日(1998.8.7)
登録日 平成12年2月10日(2000.2.10)
発明者
  • 三上 宏幸
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 円筒形ハイドロホン
発明の概要 【課題】 受波感度水圧特性を改善させ、堅牢型水中受波器を実現させ、さらに、受波感度を向上させ、加速度感度を低減させ、受波感度周波数特性を改善させる等、広範囲の周波数に渡って受波感度を平坦特性にすることができるように工夫した円筒形ハイドロホンを提供する。
【解決手段】 ハイドロホンの円筒受感部として、軽量で硬質な合成樹脂製の円筒基盤17a,17bを補強材とし、その内周面上及び外周面上に、水中音受波用の電気音響変換素子である可撓性を有する高分子圧電材18a,18b,18c,18dを装着した。
従来技術、競合技術の概要


図1に、圧電磁器振動子を用いた従来の円筒形ハイドロホンの一例を示す。同図の円筒形ハイロドホンは、ベース2とワッシャ3aで円筒形圧電磁器振動子1a、また、ベース2とワッシャ3bで円筒形圧電磁器振動子1bをそれぞれ挟むようにして、金属棒からなるシャフト4を貫通させ、その両端部にて雄ネジ5a,5bで締めつけ固定している。さらに、上記ベース2と取付座8は、4本の金属棒からなる支持棒7a,7b、及び図示していない7c,7dによって吊持されており、シリコン油等の充填液11を充填したブーツ10に収納した構造であって、円筒形圧電磁器振動子1a,1bからの電気的出力は、リード線14と貫通端子6a,6b,6c,6dを経由してブーツ10と同様に水密性を維持するキャップ12を貫通するケーブル13に接続してある。なお、円筒形圧電磁器振動子1a,1bの内周面は空気であり、16は充填剤、15は気密保持のための“0”リングである。このような構造の円筒形ハイドロホンにおいて、外部よりの到来音波はケース10、および充填液11を透過し円筒形圧電磁器振動子1a,1bにより捕捉され、音波により生じた機械的なひずみが電気的出力に変換され、ケーブル13を介して送出される。

産業上の利用分野


本発明は、えい航式パッシブソーナー用受波器、可変深度ソーナー用受波器、各種のソーナー試験用受波器として利用される円筒形ハイドロホンに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハイドロホンの円筒受感部として、軽量で硬質な合成樹脂製の円筒基盤を補強材とし、その内周面上及び外周面上に、水中音受波用の電気音響変換素子である可撓性を有する高分子圧電材を装着した円筒形ハイドロホンにおいて、
前記構造の2個の円筒受感部をそなえ、該2個の円筒受感部をその対向する一端で環状ベースに取りつけ、該2個の円筒受感部の内周面上及び外周面上に、それぞれ水中音受波用の電気音響変換素子である可撓性を有するシート状の高分子圧電材を装着し、この4個のシート状の高分子圧電材を直列に接続するとともに、それらを包囲する籠形のケースを設け、該ケースを音響通過の良好なる発泡体でブーツ内に保持し、該ケース及びブーツ内に充填した液体を音響媒体として、上記ブーツ外からの音波を上記高分子圧電材に伝達させ、音波により生じた機械的なひずみを電気的出力に変換して導出するよう構成したことを特徴とする円筒形ハイドロホン。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997008629thum.jpg
出願権利状態 登録
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