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バッフル・遮音装置

国内特許コード P05A008041
整理番号 1813
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平09-038561
公開番号 特開平10-221431
登録番号 特許第3079250号
出願日 平成9年2月7日(1997.2.7)
公開日 平成10年8月21日(1998.8.21)
登録日 平成12年6月23日(2000.6.23)
発明者
  • 小糸 武夫
  • 多田 進
  • 大道 嘉継
  • 菊地 達夫
  • 石村 広志
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 バッフル・遮音装置
発明の概要 【目的】 バッフル・遮音装置において、良好な音響性能を有するとともに寿命を長くする。
【構成】 ゴム系材料又は該ゴム系材料と同様の硬度を有する樹脂を用いて形成された中空状箱体(21,23)の空気室には空気袋22が収納されている。この空気袋は金属箔の両面をラミネート樹脂でラミネートしたシートで形成され、空気袋の容積は空気室の容積とほぼ等しい。このように、空気透過率の低い空気袋を空気室に収納するようにしたので、音響性能を維持しつつしかも寿命を大幅に延ばすことができる。
従来技術、競合技術の概要


一般に、この種のバッフル・遮音装置は、例えば、水中ソーナー装置において、送受波器(音響センサー)に指向性を付与するとともに有害な雑音を低減するめたに用いられている。そして、このようなバッフル・遮音装置として種々のものが知られている(例えば、実開昭60-15679号公報)。
このようなバッフル・遮音装置では、一般に、ゴム系材料又はゴム系材料と同程度の硬度を有する樹脂材料を用いて、この材料を用いて、中空の箱型を成形する。これによって、内部に空気室を有する構造体を形成して、バッフル・遮音装置としている。
ここで、図4を参照して、従来のバッフル・遮音装置について概説する。
ゴム系材料製の蓋部11及び箱部12を準備して、箱部12と蓋部11とを加硫接続によって接合し、箱部12を蓋部11で密封する。これによって、中空箱型構造体(バッフル・遮音装置)を形成する(つまり、この箱型構造体内には空気室12aが形成されている)。そして、蓋部11上には送受波器(音響センサー:図示せず)を取り付けるためのSUS等の金属板13が加硫接着される。
上述のバッフル・遮音装置では、ゴム系材料(蓋部11及び箱部12)、空気室12a内の空気、及び金属板13からなる構造体の等価音響インピーダンス(ρc)が媒質である水又は海水の音響インピーダンスより十分に小さい。さらに、上記構造体の等価体積弾性率も十分に小さくなる。
このような、バッフル・遮音装置では、音波が入射すると、音響反射が生じて、この結果、音波の透過を防ぐことが可能となる。一方、バッフル・遮音装置に送受波器を配置すると、所謂ソフトバッフルとして機能して、送受波器に指向性を付与することが可能となる。

産業上の利用分野


本発明はバッフル・遮音装置に関し、特に、水中で使用される音響バッフル・遮音装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
所定の硬度を有しかつ内部に空気室を備える中空状体を有するバッフル・遮音装置において、属箔の両面をラミネート樹脂でラミネートしたシートで形成した空気袋が前記空気室内に収納されていることを特徴とするバッフル・遮音装置。

【請求項2】
請求項1に記載されたバッフル・遮音装置において、前記金属箔はアルミニウム箔であり、前記ラミネート樹脂はポリエチレンテレフタレートであることを特徴とするバッフル・遮音装置。

【請求項3】
請求項1又は2に記載されたバッフル・遮音装置において、前記中空状体はゴム系材料又は該ゴム系材料と同様の硬度を有する樹脂を用いて形成されていることを特徴とするバッフル・遮音装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997038561thum.jpg
出願権利状態 登録
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