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光伝送装置

国内特許コード P05A008051
整理番号 1885
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平09-163306
公開番号 特開平10-341205
登録番号 特許第3175120号
出願日 平成9年6月5日(1997.6.5)
公開日 平成10年12月22日(1998.12.22)
登録日 平成13年4月6日(2001.4.6)
発明者
  • 新井 裕
  • 伊奈 伸一郎
  • 中田 聡
  • 石川 主典
  • 須藤 直樹
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 光伝送装置
発明の概要 【課題】 光データ・バス上の端末間の伝送パワーを均一化し、且つループバックされる光パワーを抑制する。
【解決手段】 リニア型光データ・バスに於ける各利用機器の端末のEOトランシーバの光入力側,光出力側に連なるスタブに夫々アッテネータ(減衰器)を設けることにより、光データ・バス上の端末間の光パワーを均一化し、且つ各光入力側のスタブに戻ってくるループバック・パワーを抑制する光伝送方法。
従来技術、競合技術の概要


光ファイバを用いたデータ・バスには各種の形態がある。代表的なものとして、point-to-point(二点間を単純に結ぶ)形態、スター・カプラを用いた光データ・バス、リニア型光データ・バスなどがある。
リニア型光データ・バスの構成を図2に示す。光データ・バスを利用する機器1間の光信号を伝送するメイン・バス2上に、各利用機器1に対応して非対称型光カプラ3が取り付けられている。図中EOトランシーバ4は、光/電気変換器で、メイン・バス2からの光信号を電気信号に変換する機能と、光データ・バス利用機器1からの電気信号を光信号に変換する機能とを有し、前記の非対称型光カプラ3との間にスタブ5a,5bが設けられている。
前記の非対称型光カプラ3の構成を図3に示す。図中P1 ~P4 は光パワーで、メイン・バス2上を伝送されたP1 はそのままメイン・バス2を進んでいく(P2)と共に一部がスタブ5aを通って図2に示される光データ・バス利用機器1のEOトランシーバ4に分岐される(P4 )。また、図2に示されるEOトランシーバ4からの出力(P3 )はスタブ5bを通ってその大部分がメイン・バス2に進み、他の端末へ伝送されるようになっている。P3 の一部は、EOトランシーバ4へ戻ってくるが(ループバック)、これは送信機の故障検出用などに用いられる。
上記のようにリニア型光データ・バスでは光信号の伝送方向が一方向であり、メイン・バス2の光信号を非対称型光カプラ3で各利用機器1に少しずつ分岐する方法で信号を伝える。このため多端末の光データ・バスでは、近くの端末に対しては大きな光パワー、遠くの端末に対しては小さな光パワーが伝えられ、どの端末からデータを受けるかによって受信する光の強さがまちまちになる。例えば図2の光データ・バスではn番の端末が1番の端末から受信する光パワーは、n-1番の端末が受信する光パワーに比べ非常に小さい。
このようなことから、リニア型光データ・バスに使用するEOトランシーバ4は、以下のような3つの特性を同時に満足する必要がある。最小受光パワーが非常に小さいこと。受光部のダイナミック・レンジ(ディジタル・データを正しく受信することのできる最大受光パワーと同最小受光パワーの差)が非常に大きいこと。前述のループバックによって自端末に戻ってくる光パワーはかなり大きなもので、EOトランシーバ4の受光部はこれにも耐える必要があること。このようにEOトランシーバ4の受光部は、同時に満足すべき要求事項が多く設計が難しい。

産業上の利用分野


本発明は、例えば飛行制御に利用し得るように多端末化を実現するためにリニア型光データ・バスを改良した光伝送装置に係る。

特許請求の範囲 【請求項1】
光データ・バスを利用する多数の機器間の光信号を伝送するメイン・バス上に、各利用機器に対応して非対称型光カプラを取り付け、この各非対称型光カプラと各利用機器に備えたEOトランシーバとに、スタブを設けてなるリニア型光データ・バスで下記の式(1)のLINT およびLXFERがいずれかのカプラ間およびカプラにおいても一定とみなせるものに於いて、各利用機器の端末のEOトランシーバの光入力側,光出力側に連なるスタブに、夫々アッテネータを設けてなり、前記アッテネータは、端末をn個とし、メイン・バスの上流から数えた端末の番号をmとして、光出力側(バス入力側)スタブのアッテネータ(m-1)LA 、光入力側(バス出力側)スタブのアッテネータ(n-m)LA の損失LA が下記の式(1)の範囲となるものを選定したことを特徴とする光伝送装置。
O<LA ≦LINT +LXFER (1)
但し、LINT は隣り合う非対称型光カプラの間にある損失要素
XFERは非対称型光カプラ通過損失
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997163306thum.jpg
出願権利状態 登録
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