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ミキサ回路

国内特許コード P05A008057
整理番号 1827
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平09-241979
公開番号 特開平11-068467
登録番号 特許第3108762号
出願日 平成9年8月23日(1997.8.23)
公開日 平成11年3月9日(1999.3.9)
登録日 平成12年9月14日(2000.9.14)
発明者
  • 佐藤 祐司
  • 岡田 昌彦
  • 黒柳 次郎
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 ミキサ回路
発明の概要 【課題】 送信波信号と受信波信号とのビート信号のS/N比を改善させる。
【解決手段】 ハイブリッドリング5の内部経路を介し、ダイオード6にはレベルの大きい送信波信号とレベルの小さい受信波信号とが、ダイオード7にはレベルの大きい受信波信号とレベルの小さい送信波信号とがそれぞれ供給される。また、ダイオード6にのみ負電源12から順方向のバイアス電流が供給されてその感度が低下するので、ダイオード6に供給される送信波信号に含まれる発振器1に起因した雑音成分はほとんど検出されない。一方、バイアス電流の流れないダイオード7においてはレベルの大きい受信波信号とレベルの小さい送信波信号とのビート信号が感度良く検出され、出力端子8に得られるビート信号のS/N比が改善される。
従来技術、競合技術の概要


電波式目標検知装置に用いられるレーダにおいては、一般に送信波と目標物から反射された受信波とのビート信号が検出され、該ビート信号に基づいて該電波式目標検知装置と目標物との相対的な位置関係が求められる。
図5に、かかるレーダにおける電波の送受信部及びミキサ回路(ビート信号検波回路)の従来構成を示す。
図5において、発振器1は送信波としての高周波信号を生成し、これをカップラ(方向性結合器)2へ供給する。カップラ2は、前記高周波信号をサーキュレータ3へ供給するとともに、その一部を所定量減衰させて結合手段としてのハイブリッドリング5へ供給する。これは、後述する目標物体からの反射波は信号レベルが相当減衰されるので、送信波の信号レベルをこれに合わせるためである。
サーキュレータ3は、カップラ2から供給される高周波信号を送信波信号としてアンテナ4へ導くとともに、該アンテナ4で受信された反射波信号を受信し、受信波信号としてハイブリッドリング5へ供給する。このサーキュレータ3を用いることにより、1つのアンテナ4を送受共用にすることができる。アンテナ4は、目標物体に対して電波を放射するとともに、該目標物体からの反射波を受信する。
ハイブリッドリング5は、内部経路を介し、カップラ2から供給された送信波信号を混合手段としてのミキサ用ダイオード6及び7の双方に供給する。ここで、前記内部経路の特性により、ダイオード6へはダイオード7よりもレベルの大きい送信波信号が供給される。また、同時に内部経路を介して、サーキュレータ3から供給された受信波信号をダイオード6及び7の双方に供給する。ここでも前記内部経路の特性により、送信波信号の場合とは逆に、ダイオード7へはダイオード6よりもレベルの大きい受信波信号が供給される。
ダイオード6,7は、その「電圧-電流特性」における順方向の非線形領域の特性により、供給される送信波信号及び受信波信号の差の周波数を有するビート信号をそれぞれ出力する。ダイオード6,7としては、高周波に対しても所期の特性が維持されるショットキー型ダイオードが使用される。そして、両ダイオードから出力されるビート信号は、最終的に1つのビート信号として出力端子8から出力される。

産業上の利用分野


本発明は、電波の放射により目標物を検知して所定の指示を行うレーダ等の装置において、送信波と該目標物からの反射波である受信波とのビート信号を検出するためのミキサ回路に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
送信波をレベル差のある2つの送信波信号として分岐して出力するとともに、受信波をレベル差のある2つの受信波信号として分岐して出力する結合手段と、
前記結合手段から出力される、レベルの大きい方の送信波信号とレベルの小さい方の受信波信号とのビート信号を出力する第1のミキサ用ダイオードと、
前記結合手段から出力される、レベルの小さい方の送信波信号とレベルの大きい方の受信波信号とのビート信号を出力する第2のミキサ用ダイオードと、
前記第2のミキサ用ダイオードの方が前記第1のミキサ用ダイオードよりもビート信号の検波感度が高くなるように調整する感度調整手段とを具備することを特徴とするミキサ回路。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997241979thum.jpg
出願権利状態 登録
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