TOP > 国内特許検索 > 通過位置検出方法及び通過位置検出装置

通過位置検出方法及び通過位置検出装置

国内特許コード P05A008062
整理番号 1771
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平09-350592
公開番号 特開平11-183109
登録番号 特許第3032776号
出願日 平成9年12月19日(1997.12.19)
公開日 平成11年7月9日(1999.7.9)
登録日 平成12年2月18日(2000.2.18)
発明者
  • 倉野 重光
  • 野本 好之
  • 吉見 邦彦
  • 森下 晴之
出願人
  • 防衛装備庁長官
  • 株式会社京三製作所
発明の名称 通過位置検出方法及び通過位置検出装置
発明の概要 【課題】 磁性体目標物の通過位置検出をその大きさに関係なく可能とする。
【解決手段】 3軸磁気検出器1を備えた通過位置検出装置において、所定レベル以上の磁気信号を検出する磁気レベル検出器5と、サンプリング回路6と、サンプリング信号発生毎に磁性体目標物の合成磁気信号を求める磁気信号合成手段8と、合成磁気信号の最大値Ht0を検出する最大値検出手段10と、サンプリング信号発生毎に値Hn2(i)=|Hz|-√(Hx2+Hy2)を演算する演算手段9と、その値Hn2(i)を記憶するメモリ11と、合成磁気信号の最大値Ht0が検出されたとき、メモリ11から読み出された所定数の各値Hn2と最大値Ht0とから値Hn2/Ht0を計算する計算手段12と、その各値Hn2/Ht0と、予め定められた重み付け値とを基にニューラルネットワーク演算処理を行い、波形識別を行う波形識別処理手段13と、その出力と基準値とを比較する比較手段14を備えて構成される。
従来技術、競合技術の概要


地磁気中の磁性体は磁性体自身の磁化或いは地磁気によって磁化されている。従って磁性体からの磁気を検出して当該磁性体の存否を検出することはできるが、磁性体の磁化の程度が様々な場合には磁気検出器の側方、すなわち直横に対しどの程度の距離を通過したかを検出することは不可能であった。
これを解決するものとして特開昭55-162078号が提案されている。すなわち3軸磁気検出器を用いたこの磁性体の検出方法は、Z軸を垂直軸とする直交座標系(X,Y,Z)の3軸磁気検出器に対しZ軸方向が一定のXY平面を移動する磁性体目標物のZ軸方向最大磁気成分(絶対値)Hv とその時のXY平面の磁気成分Hh との比C=Hv /Hh をとり、当該比Cをしきい値と比べることにより磁気検出器の側方に対しどの程度の距離を通過したかを検出するようにしている。

産業上の利用分野


本発明は、磁気的条件が未知の磁性体目標物が、その位置や状態が静止し定点である磁気検出器から一定範囲内を通過したかどうかをその磁性体の大小にかかわらず確実に検出できるようにした通過位置検出方法及び通過位置検出装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
Z軸を垂直軸とする直交座標系(X,Y,Z)の各軸上に指向性を有する磁気センサがそれぞれ配置されてなるその位置が固定の3軸磁気検出器を備え、当該3軸磁気検出器に対しZ軸方向が一定のXY平面を移動する磁性体目標物の予め定められた範囲内の通過を検出する通過位置検出方法において、
3軸磁気検出器のサンプリングされた各検出信号から磁性体目標物の合成磁気信号値を求めると共に、その最大値となるタイミングを求め、
サンプリング信号毎に、Z軸磁気センサの検出信号の絶対値|Hz|から、X軸磁気センサ及びY軸磁気センサの検出信号から得られる水平成分値√(Hx2+Hy2)を減じた値Hn2(i)=|Hz|-√(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,n)を演算してその演算結果を記憶手段に記憶し、
磁性体目標物の合成磁気信号値が最大となったとき、記憶手段に最も新しく記憶されたものから順に前に逆上り記憶手段に記憶されている予め定められた数の各値Hn2を合成磁気信号の最大値Ht0でそれぞれ割った値S(i)=Hn2/Ht0を求め、
この各値S(i)=Hn2/Ht0と、予め定められた重み付け値とを基にニューラルネットワーク演算処理を行って波形識別を行い、
波形識別の演算値から、磁性体目標物の予め定められた範囲内の通過を検出するようにしたことを特徴とする通過位置検出方法。

【請求項2】
Z軸を垂直軸とする直交座標系(X,Y,Z)の各軸上に指向性を有する磁気センサがそれぞれ配置されてなるその位置が固定の3軸磁気検出器を備え、当該3軸磁気検出器に対しZ軸方向が一定のXY平面を移動する磁性体目標物の予め定められた範囲内の通過を検出する通過位置検出装置において、
予め定められたレベル以上の磁気信号を検出したとき出力を発生する磁気レベル検出器と、
磁気レベル検出器の出力で3軸磁気検出器の各検出信号をサンプリングさせるサンプリング回路と、
サンプリング回路が出力するサンプリング信号毎に、3軸磁気検出器の各検出信号から磁性体目標物の合成磁気信号を求める磁気信号合成手段と、
磁気信号合成手段で求められた合成磁気信号を基に、当該合成磁気信号の最大値Ht0を検出する最大値検出手段と、
サンプリング回路が出力するサンプリング信号毎に、Z軸磁気センサの検出信号の絶対値|Hz|から、X軸磁気センサ及びY軸磁気センサの検出信号から得られる水平成分値√(Hx2+Hy2)を減じた値Hn2(i)=|Hz|-√(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,n)を演算する演算手段と、
演算手段の演算結果を記憶する記憶手段と、
最大値検出手段が上記合成磁気信号の最大値Ht0を検出したとき、当該記憶手段に最も新しく記憶されたものから順に前に逆上り記憶されている予め定められた数の各値Hn2を読み出し、この値Hn2を最大値検出手段で検出された合成磁気信号の最大値Ht0で割る計算Hn2/Ht0を実行する計算手段と、
計算手段で計算された各計算値S(i)=Hn2/Ht0と予め定められた重み付け値とを基にニューラルネットワーク演算処理を行い、波形識別を行う波形識別処理手段と、
波形識別処理手段が処理した演算値と予め定められた基準値とを比較する比較手段とを備えたことを特徴とする通過位置検出装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP1997350592thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close