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感度補正方法

国内特許コード P05A008082
整理番号 1944
掲載日 2005年12月2日
出願番号 特願平11-157138
公開番号 特開2000-350096
登録番号 特許第3350706号
出願日 平成11年6月3日(1999.6.3)
公開日 平成12年12月15日(2000.12.15)
登録日 平成14年9月20日(2002.9.20)
発明者
  • 岡村 壽洋
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 感度補正方法
発明の概要 【課題】 従来の方式では成し得なかった、きめ細かな素子感度補正を、光学系の形状を変えることなく、ソフトウエア上で行うことを可能にし、リアルタイム処理を実施可能とする。
【解決手段】 リニアアレイセンサを用いた赤外線撮像装置により撮像したデジタル画像データの感度補正方式であって、前記リニアアレイセンサの複数のセンサ素子中で、どの素子が感度補正の必要があるかを判定するための判定ステップ#1と、感度補正が必要な素子の素子感度を補正するための補正パラメータを算出する補正パラメータ算出ステップ#2と、前記補正パラメータを用いて感度補正が必要な各素子についての画素出力を補正して画像データを出力する補正画像データ出力ステップ#3とを備え、縞模様を特徴とするノイズの無い画像データを得ることができる。
従来技術、競合技術の概要


赤外線撮像装置は、赤外線センサとして高感度なものを用いるものほど遠距離での目標の探知・識別が可能になる。現在最も高感度な赤外線センサは、液体窒素温度で動作するMCT(水銀カドミウムテルル)素子であるが、この素子は多素子化が難しく、リニアアレイセンサ(一次元配列センサ)として用いることが多い。この素子の特徴は、感度は高いが、素子感度のばらつきが大きく、素子間の感度補正の必要がある。
従来の技術では、温度が一様な高温及び低温の熱源を各素子が見ることにより、各素子出力の大きさを比較し、感度補正を行っている。しかしながら、補正後、時間経過とともに素子の感度が変化し、縞模様を特徴とするノイズが画面に現れてくる。また熱源と温度の異なる目標に対しても補正がうまくいかないことが多い。最近小型熱源を用いてリアルタイムで補正できる技術も出現し始めたが、光学系が大きくなり、小型化には不向きである。

産業上の利用分野


本発明は、航空機、船舶、地上車両等に搭載された赤外線撮像装置の感度補正をリアルタイムで行うことにより、常時、鮮明な赤外線画像を得ることが可能な感度補正方法に関する。また、リニアアレイセンサを用いたリモートセンシングにも適用可能である。

特許請求の範囲 【請求項1】
リニアアレイセンサを用いた赤外線撮像装置により撮像したデジタル画像データの感度補正方法であって、
前記リニアアレイセンサの複数のセンサ素子中で、どの素子が感度補正の必要があるかを判定するための判定ステップと、
感度補正が必要な素子の素子感度を補正するための補正パラメータを算出する補正パラメータ算出ステップと、
前記補正パラメータ算出ステップで算出された前記補正パラメータを用いて感度補正が必要な各素子についての画素出力を補正して画像データを出力する補正画像データ出力ステップとを備え、
前記判定ステップでは前記リニアアレイセンサを走査して得た各素子の画素出力の平均及び標準偏差を算出し、隣接素子間の前記平均値及び標準偏差の差にもとずいて判定することを特徴とする感度補正方法。

【請求項2】
前記平均値及び標準偏差の差をそれぞれ小さい順に各素子を並べたときに、それぞれ小さい方から一定個数の素子のうち、いずれにも含まれる素子は補正の必要無しと判定し、それ以外の素子は補正の必要ありと判定する請求項1記載の感度補正方法。

【請求項3】
前記補正画像データ出力ステップでは、補正パラメータとしてゲインを補正する第1の補正パラメータaとオフセットを補正する第2の補正パラメータbとを用い、補正前の画素出力をYとしたとき、補正後の画素出力Y’を
Y’=aY+b
で算出する請求項1又は2記載の感度補正方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1999157138thum.jpg
出願権利状態 登録
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