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フッ化アルコール溶液

国内特許コード P05A008147
整理番号 TDU-018
掲載日 2006年1月27日
出願番号 特願2001-139051
公開番号 特開2002-332480
登録番号 特許第4803334号
出願日 平成13年5月9日(2001.5.9)
公開日 平成14年11月22日(2002.11.22)
登録日 平成23年8月19日(2011.8.19)
発明者
  • 鈴木 隆之
出願人
  • 学校法人東京電機大学
発明の名称 フッ化アルコール溶液
発明の概要 【課題】 変色と共に粘度も可逆的に光応答性制御でき、制御に紫外光照射を必要とせず、またメロシアニン構造を安定化させる金属イオンの混合を行わないフォトクロミック化合物を提供する。
【解決手段】 下式(1)に示す(a)および(b)を必須セグメントとする共重合体がフッ化アルコールに溶解してなるフォトクロミック化合物。
【化1】ただし、式(1)中、R、R、RおよびRは独立にHまたはCHであり、Rはアルキル基またはアミド基であり、Rはフッ化アルキル基であり、Xは素原子、窒素原子または硫黄原子であり、Yは酸素原子または硫黄原子である。
従来技術、競合技術の概要
電圧の印加や電場の向きを変えることにより、可逆的な弾性率や溶液粘性の変動を示す各種化合物が提案されており、使用環境における振動を吸収するダンパー、動力伝達装置、圧力変換装置等、種々の用途に利用されている。
一方、上記した電圧の印加等の装置や操作を必要とせずに化合物が可逆的な二つの異性体の形態をとり得る現象として、化合物への光の照射により可逆的に該化合物が変色するフォトクロミズムが挙げられる。フォトクロミズムを示す化合物(以下、フォトクロミック化合物という。)には、例えば、スピロピランやスピロオキサジン分子のメロシアニン構造を利用した化合物が挙げられる。そして、スピロピランやスピロオキサジン分子によれば、色と共に粘度も光照射で変化することが報告されている(M.Irie,A.Menju,K.Hayashi,Macromolecules,1981,12,1176およびA.Menju,K.Hayashi,M.Irie,Macromolecules,1981,14,755参照)。
これらフォトクロミック化合物の光応答性の可逆的制御には紫外光を照射する必要があるため、紫外光によるフォトクロミック化合物の劣化が副生する。また、紫外光照射装置により設備が大型であることや、照射コストが高い問題があった。
そこで、紫外光を用いずにメロシアニン構造を安定化させる手法として、金属イオンとの錯形成が頻繁に用いられてきた。
特許請求の範囲 【請求項1】 フォトクロミック化合物を溶解してなるフッ化アルコール溶液であって、前記フォトクロミック化合物は下式(1)に示す(a)および(b)を必須セグメントとする共重合体であることを特徴とするフッ化アルコール溶液
【化学式1】
(ただし、式(1)中、R、R、RおよびRは独立にHまたはCHであり、Rはアルキル基またはアミド基であり、Rはフッ化アルキル基であり、Xは一個の水素原子を結合した炭素原子、または窒素原子であり、Yは酸素原子または硫黄原子である。)
【請求項2】 前記共重合体が、1´,3´,3´-トリメチル-6-(メタクリロイルオキシ)スピロ(2H-1-ベンゾピラン-2,2´-インドール)と、3-ペルフルオロオクチル-2-ヒドロキシプロピルメタクリレートとの共重合体である請求項1記載のフッ化アルコール溶液
【請求項3】 前記フッ化アルコールが1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン-2-オールである請求項1または2記載のフッ化アルコール溶液
【請求項4】 前記共重合体中のスピロピランセグメントの含有率が70mol%~90mol%である請求項3記載のフッ化アルコール溶液
産業区分
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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