TOP > 国内特許検索 > 電子透かし検出装置、それを内蔵する中継装置、及び、電子透かし検出方法

電子透かし検出装置、それを内蔵する中継装置、及び、電子透かし検出方法 UPDATE コモンズ

国内特許コード P06P002890
整理番号 K016P03
掲載日 2006年4月14日
出願番号 特願2004-230360
公開番号 特開2006-050380
登録番号 特許第4282568号
出願日 平成16年8月6日(2004.8.6)
公開日 平成18年2月16日(2006.2.16)
登録日 平成21年3月27日(2009.3.27)
発明者
  • 井口 寧
  • 榊原 憲宏
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 電子透かし検出装置、それを内蔵する中継装置、及び、電子透かし検出方法 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】 ネットワーク上で流通するデジタルコンテンツデータについて、著作権侵害やデータの不正流出を未然に防止することが可能な電子透かし検出装置、それを内蔵する中継装置、及び、電子透かし検出方法を提供する。
【解決手段】 本発明の情報提供システムS1は、ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置Rに受信されたデジタルコンテンツデータDに含まれる電子透かし中の識別子A,B,,,Xを検出する検出回路1を備える。検出回路1が電子透かし中の識別子A,B,,,Xを検出した場合は、中継装置Rからの当該デジタルコンテンツデータDの送信を停止する。電子透かし中の識別子A,B,,,Xを検出した場合は、メール等により所定の通知先に通知したり、ログを記録しても良い。検出回路1は、電子透かし中の識別子A,B,,,Xごとに独立して設けられており、検出処理の並列化が図られている。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


インターネット等のネットワーク上における著作物や書類等のデジタルコンテンツデータの不正使用を検出するための有効な方法として、電子透かしの技術が用いられている。電子透かしは、画像コンテンツや音声コンテンツなど、空間や時間やデータ数値の次元の広がりを持ちながら、ある程度の冗長性を有するデジタルコンテンツデータに、この冗長性を利用して、その権利者名やデータの提供者名や取引条件などを識別する特定情報を前記各次元の方向に分散させ、画像や音声としては人に知覚されにくい方法で挿入する技術である。この電子透かしを検出することにより、デジタルコンテンツデータの不正コピーや不正流出等のように、その不正使用を監視することができる。



かかるデジタルコンテンツデータの不正使用を電子透かしを利用して検出する方法として、探索型の検出方法が提示されている。この探索型の検出方法は、デジタルコンテンツデータにその作成者と利用者に関する電子的な証明書を電子透かしとして埋め込み、エージェントにサーバを巡回させることによりデジタルコンテンツデータを探索し、電子透かしを抽出してデジタルコンテンツデータの不正使用を検出するものである。下記特許文献1には、電子透かしを利用した探索型の検出方法の一例が開示されている。
【特許文献1】
特開2003-44446

産業上の利用分野


本発明は、ネットワーク上で流通するデジタルコンテンツに埋め込まれた電子透かしを検出する電子透かし検出装置、その電子透かし検出装置を内蔵する中継装置、及び、電子透かし検出方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
デジタルコンテンツデータの全体にわたって電子透かし中の識別子が挿入され、当該識別子はデジタルコンテンツデータを識別するためにユニークに付与された識別子であり、当該デジタルコンテンツデータが断片化されて識別子が不定位置に埋め込まれた状態の断片化デジタルコンテンツデータから当該識別子を検出する電子透かし検出装置において、
ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置に受信された断片化デジタルコンテンツデータに挿入される前記電子透かし中の識別子を検出する検出回路を備え、
当該検出回路は、電子透かし中の識別子ごとに独立して設けられ、且つ、前記識別子ごとに複数設けられており、
前記断片化デジタルコンテンツデータのビット列からビットを1ビットずつずらしながら対象ビット列を抽出し、当該抽出された各対象ビット列を前記各検出回路に入力し、各検出回路により当該入力された対象ビット列と当該検出回路にて検出を担当する識別子のビット列とが一致するか否かを判断することで、前記各検出回路を用いて前記各対象ビット列を並列処理し、前記各検出回路のうち一つでも前記識別子が検出されると、前記中継装置からの当該断片化デジタルコンテンツデータの送信を停止することを特徴とする電子透かし検出装置。

【請求項2】
デジタルコンテンツデータの全体にわたって電子透かし中の識別子が挿入され、当該識別子はデジタルコンテンツデータを識別するためにユニークに付与された識別子であり、当該デジタルコンテンツデータが断片化されて識別子が不定位置に埋め込まれた状態の断片化デジタルコンテンツデータから当該識別子を検出する電子透かし検出装置において、
ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置に受信された断片化デジタルコンテンツデータに挿入される前記電子透かし中の識別子を検出する検出回路を備え、
当該検出回路は、電子透かし中の識別子ごとに独立して設けられ、且つ、前記識別子ごとに複数設けられており、
前記断片化デジタルコンテンツデータのビット列からビットを1ビットずつずらしながら対象ビット列を抽出し、当該抽出された各対象ビット列を前記各検出回路に入力し、各検出回路により当該入力された対象ビット列と当該検出回路にて検出を担当する識別子のビット列とが一致するか否かを判断することで、前記各検出回路を用いて前記各対象ビット列を並列処理し、前記各検出回路のうち一つでも前記識別子が検出されると、所定の通知先に通知すること、又は/及び、そのログを記録することを特徴とする電子透かし検出装置。

【請求項3】
前記検出回路は、プログラムにより再構成可能な半導体素子により実現されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子透かし検出装置。

【請求項4】
ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置において、前記請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の電子透かし検出装置が内蔵されていることを特徴とする中継装置。

【請求項5】
デジタルコンテンツデータの全体にわたって電子透かし中の識別子が挿入され、当該識別子はデジタルコンテンツデータを識別するためにユニークに付与された識別子であり、当該デジタルコンテンツデータが断片化されて識別子が不定位置に埋め込まれた状態の断片化デジタルコンテンツデータから当該識別子を検出する電子透かし検出方法において、
ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置に断片化デジタルコンテンツデータが受信されると、検出回路を用いて当該断片化デジタルコンテンツデータに埋め込まれる電子透かし中の識別子を検出する方法であり、前記検出回路は、電子透かし中の識別子ごとに独立して設けられ、且つ、前記識別子ごとに複数設けられており、
前記断片化デジタルコンテンツデータのビット列からビットを1ビットずつずらしながら対象ビット列を抽出し、当該抽出された各対象ビット列を前記各検出回路に入力し、各検出回路により当該入力された対象ビット列と当該検出回路にて検出を担当する識別子のビット列とが一致するか否かを判断することで、前記各検出回路を用いて前記各対象ビット列を並列処理し、前記各検出回路のうち一つでも前記識別子が検出されると、前記中継装置からの当該断片化デジタルコンテンツデータの送信を停止することを特徴とする電子透かし検出方法。

【請求項6】
デジタルコンテンツデータの全体にわたって電子透かし中の識別子が挿入され、当該識別子はデジタルコンテンツデータを識別するためにユニークに付与された識別子であり、当該デジタルコンテンツデータが断片化されて識別子が不定位置に埋め込まれた状態の断片化デジタルコンテンツデータから当該識別子を検出する電子透かし検出方法において、
ネットワーク上でデータの送受信を中継する中継装置に断片化デジタルコンテンツデータが受信されると、検出回路を用いて当該断片化デジタルコンテンツデータに埋め込まれる電子透かし中の識別子を検出する方法であり、前記検出回路は、電子透かし中の識別子ごとに独立して設けられ、且つ、前記識別子ごとに複数設けられており、
前記断片化デジタルコンテンツデータのビット列からビットを1ビットずつずらしながら対象ビット列を抽出し、当該抽出された各対象ビット列を前記各検出回路に入力し、各検出回路により当該入力された対象ビット列と当該検出回路にて検出を担当する識別子のビット列とが一致するか否かを判断することで、前記各検出回路を用いて前記各対象ビット列を並列処理し、前記各検出回路のうち一つでも前記識別子が検出されると、所定の通知先に通知すること、又は/及び、そのログを記録することを特徴とする電子透かし検出方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2004230360thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 機能と構成 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close