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汚泥の乾燥方法

国内特許コード P06A008363
整理番号 有機材料-75
掲載日 2006年4月14日
出願番号 特願2004-054337
公開番号 特開2005-238167
登録番号 特許第3799422号
出願日 平成16年2月27日(2004.2.27)
公開日 平成17年9月8日(2005.9.8)
登録日 平成18年5月12日(2006.5.12)
発明者
  • 中村 真人
  • 柚山 義人
出願人
  • 独立行政法人農業工学研究所
発明の名称 汚泥の乾燥方法
発明の概要

【課題】回収作業の効率化、乾燥処理時間の短縮化および汚泥への異物の混入阻止をはかる。
【解決手段】乾燥床10は内部に排水層16を底部に排水口15をそれぞれ備えている。排水層16は砂利と粗砂とを順に投入し、下層に砂利層2Aが、上層に砂層2Bがそれぞれ形成される。この乾燥床10の排水層16上面に固形物の通過を阻止し水を通過させるポリエステル製不織布20を敷いた後、この不織布20上に含水率の高い濃縮汚泥3を投入するようにしている。不織布20は排水層16の上面より広く、濃縮汚泥3の投入時、不織布縁部を余地21を残して露出させるようにしている。汚泥3の含水率低下後、汚泥3を不織布20を用いて蒸発性能の高いコンクリート床18に移して乾燥させる。コンクリート床18では、含水率が低下した汚泥3Aを破砕して乾燥を早めるようにしている。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


従来、天日乾燥床による汚泥の乾燥は、図12に示すように、天日乾燥床に汚泥を投入して行われる。天日乾燥床は、図示しないコンクリート槽の内部に排水層2(図12の(A)参照)を形成して構成される。汚泥の乾燥処理は、天日乾燥床の排水層2上面に含水率の高い濃縮汚泥3(およそ98%の含水率)を投入し(図12の(B)参照)、濃縮汚泥3の水分を排水層2に浸透させて、底部の排水口(図示せず)から水を排出するとともに天日で時間をかけて乾燥させ(図12の(C)参照)、乾燥が終了した後(図12の(D)参照)、汚泥3を排水層2上面から掻き取って回収し、回収してから破砕するようにしている。破砕された乾燥汚泥3は肥料として農地に還元される。排水層2は、図示しないコンクリート槽の傾斜底部側に形成された砂利層2Aと、この砂利層2Aの上側に形成された粗砂層2Bとにより構成される。このように、従来、天日乾燥床による乾燥方法では、粗砂層2Bの平坦な上面に含有水分の多い濃縮汚泥3を直接投入し、排水層2で水を濾し取るとともに天日により水分を蒸発させるようにしている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。

【特許文献1】特開平7-299499号公報(第2頁、図9)

【特許文献2】特開平10-235400号公報(第2頁、図8)

産業上の利用分野


本発明は、汚泥を天日乾燥床上に投入して乾燥させる汚泥の乾燥方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
内部に排水層を備えこの排水層を透過した水を排出する乾燥床に、含水率の高い汚泥を投入して乾燥させる汚泥の乾燥方法において、排水層上面に固形物の通過を阻止し水を通過させる通水性シートを敷いた後、この通水性シート上に汚泥を投入し、投入された汚泥の含水率が低下した後、この乾燥床の汚泥を通水性シートを介して乾燥床より蒸発性能の高い蒸発床に移すことを特徴とする汚泥の乾燥方法。

【請求項2】
投入された汚泥の含水率が低下した後、汚泥を破砕することを特徴とする請求項に記載の汚泥の乾燥方法。

【請求項3】
汚泥の投入完了後、通水性シートの縁部を露出させることを特徴とする請求項1または2に記載の汚泥の乾燥方法。

【請求項4】
通水性シートを、排水層上面より広い合成樹脂製不織布により構成したことを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1に記載の汚泥の乾燥方法。

【請求項5】
排水層の上層が砂層により構成されることを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1に記載の汚泥の乾燥方法。
産業区分
  • 処理操作
  • 高分子化合物
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004054337thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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