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花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体

国内特許コード P06A008374
整理番号 動物バイオ-96
掲載日 2006年4月14日
出願番号 特願2004-109584
公開番号 特開2005-289929
登録番号 特許第4185880号
出願日 平成16年4月2日(2004.4.2)
公開日 平成17年10月20日(2005.10.20)
登録日 平成20年9月12日(2008.9.12)
発明者
  • 新本 洋士
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体
発明の概要

【課題】 種々の花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体を提供すると共に、該抗体を細胞外に継続して安定的に分泌することができるハイブリドーマを作製すること。
【解決手段】 花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体、花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体を分泌するマウス-ヒトハイブリドーマ、及び、前記抗体を用いることを特徴とする花粉アレルゲンの検出方法並びに検出用キット。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


花粉アレルギーの研究には、花粉アレルギーの患者血清、あるいは花粉アレルゲンで免疫した動物血清、さらにはマウスモノクローナル抗体が用いられてきた(非特許文献1~4参照)。



マウスモノクローナル抗体は、一般に、該抗体を生産するハイブリドーマを作製し、これに抗体を生産させることにより製造される。例えば細胞融合法によれば(非特許文献5参照)、増殖のできないマウス脾臓細胞と、永続的に増殖可能なマウス骨髄腫細胞(融合パートナー)とを細胞融合し、抗体分泌能力は脾臓細胞から、増殖能力は骨髄腫細胞からの双方の性質をもった融合細胞=ハイブリドーマを作製することができる。尚、細胞融合には当初、センダイウィルスが用いられたが、その後ポリエチレングリコールによる細胞融合が普及し、電気穿孔法による細胞融合も行われている。



また、ヒトリンパ球を適当なヒト骨髄腫細胞と細胞融合することによってヒト-ヒトハイブリドーマを作製し、該ハイブリドーマにヒトモノクローナル抗体を生産させることができると考えられた(非特許文献6参照)が、汎用性の高いヒト骨髄腫細胞株は、樹立されていない。
そこで、ヒトBリンパ芽球様細胞株を融合パートナーとする方法が考えられ、いくつかのヒト-ヒトハイブリドーマが樹立されている(非特許文献7参照)。しかしながら、ヒトBリンパ芽球様細胞株の多くは、それ自身が抗体を分泌することから、得られたハイブリドーマが2種類の抗体を分泌する不都合があった。



このように、花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体を安定的に生産し、これを花粉アレルゲンの解析や、花粉症の予防、治療等に応用した例は、これまでにはなかった。




【非特許文献1】Sakaguchiら,Allergy,45(4),309-312(1990)

【非特許文献2】Ganboら,Auris Nasus Larynx,22(3),158-164(1995)

【非特許文献3】Suzukiら,Acta Otolaryngol.(Suppl.)525,85-89(1996)

【非特許文献4】Sakaguchiら,Clin.Exp.Allergy,29(12),1692-1695(1999)

【非特許文献5】Kohlerら,Nature,256,495-497(1975)

【非特許文献6】Olssonら,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,77,5427-5431(1980)

【非特許文献7】Kozborら,Immunology Today,4,72-79(1983)

産業上の利用分野


本発明は、花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体に関し、詳しくは、花粉症を引き起こす種々の花粉アレルゲン蛋白質に対するヒトモノクローナル抗体、該抗体を永続的に分泌するマウス-ヒトハイブリドーマに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
マウス-ヒトハイブリドーマNF4602(FERM BP-08620)。

【請求項2】
マウス-ヒトハイブリドーマNF4701(FERM BP-08621)。

【請求項3】
マウス-ヒトハイブリドーマNF4601(FERM BP-08619)。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のマウス-ヒトハイブリドーマより分泌されるスギ花粉アレルゲンに対するヒトモノクローナル抗体。

【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載のマウス-ヒトハイブリドーマを培養することを特徴とする請求項記載のヒトモノクローナル抗体の製造方法。

【請求項6】
請求項記載のヒトモノクローナル抗体を用いることを特徴とするスギ花粉アレルゲンの検出方法。

【請求項7】
請求項記載のヒトモノクローナル抗体を含むことを特徴とするスギ花粉アレルゲンの検出用キット。
産業区分
  • 有機化合物
  • 微生物工業
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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23101_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中


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