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弾丸暗渠形成装置及び方法並びに弾丸暗渠

国内特許コード P06A008380
整理番号 土木・建築-32
掲載日 2006年4月14日
出願番号 特願2004-143079
公開番号 特開2005-325554
登録番号 特許第4621438号
出願日 平成16年5月13日(2004.5.13)
公開日 平成17年11月24日(2005.11.24)
登録日 平成22年11月5日(2010.11.5)
発明者
  • 小野寺 恒雄
  • 藤森 新作
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
  • 株式会社パデイ研究所
発明の名称 弾丸暗渠形成装置及び方法並びに弾丸暗渠
発明の概要

【課題】 弾丸暗渠内への疎水材の投入、充填を弾丸暗渠の形成と同時に、効率よくかつ均一に行うことができ、さらに、排水性能に優れた弾丸暗渠を形成することができる弾丸暗渠形成装置及び方法並びに排水性能に優れた構造の弾丸暗渠を提供する。
【解決手段】 弾丸暗渠形成装置11は、走行可能な作業機に上下方向に移動可能に設けられている昇降部材に装着支持される作業機装着部12と、該作業機装着部に一体的に設けられた疎水材ホッパー13と、該疎水材ホッパーの下部に連設された疎水材投入部14と、該疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向前方に設けられた溝形成用のブレード部15と、疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向後方下部に設けられた疎水材投入口16と、該疎水材投入口よりも弾丸暗渠掘削方向後方に設けられた弾丸17とを備えている。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


従来から、水はけの悪い土地に排水暗渠を形成するための装置として、いわゆる弾丸暗渠形成装置が知られている。この弾丸暗渠形成装置は、例えば、下端に弾丸を設けたチゼル(土壌切開部)を地中に進入させた状態でブルドーザー等で牽引することにより、地中に弾丸暗渠を形成するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。また、溝内に暗渠排水パイプを敷設する暗渠排水工事では、排水性能を向上させるため、暗渠排水パイプ上方の溝内の所定深さまで小石や籾殻のような透水層を形成するための疎水材を投入した後、この疎水材の上に表土を投入して溝を埋め戻すことも行われている。

【特許文献1】特公昭60-17894号公報

産業上の利用分野


本発明は、弾丸暗渠形成装置及び方法並びに弾丸暗渠に関し、詳しくは、湿地での排水用等に設置される弾丸暗渠であって、特に弾丸暗渠内に籾殻のような疎水材を充填した弾丸暗渠を形成するための弾丸暗渠形成装置及びこの弾丸暗渠形成装置を使用した弾丸暗渠形成方法並びにこのような弾丸暗渠形成方法で形成された弾丸暗渠の構造に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
上下方向に移動可能に設けられている昇降部材を有する走行可能な作業機に装着され、疎水材を充填した弾丸暗渠を形成するための弾丸暗渠形成装置であって、前記昇降部材に装着支持される作業機装着部と、該作業機装着部に一体的に設けられた疎水材ホッパーと、該疎水材ホッパーの下部に連設された疎水材投入部と、該疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向前方に設けられた溝形成用のブレード部と、疎水材投入部の弾丸暗渠掘削方向後方下部に設けられた疎水材投入口と、該疎水材投入口よりも弾丸暗渠掘削方向後方に設けられた弾丸とを備え、該弾丸の前方、弾丸の中間部及び弾丸の後方のいずれか少なくとも一箇所に、土壌硬化剤を注入する土壌硬化剤注入ノズルが設けられていることを特徴とする弾丸暗渠形成装置。

【請求項2】
前記作業機装着部が、前記作業機の前進方向前部側に設けられた昇降部材に装着支持されることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項3】
前記作業機装着部が、前記作業機の前進方向後部側に設けられた昇降部材に装着支持されることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項4】
前記作業機装着部が、前記作業機に押動又は牽引される走行体に設けられた昇降部材に装着支持されることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項5】
前記作業機装着部が、前記作業機であるブルドーザの前部に設けられている、昇降部材である排土板に装着支持されることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項6】
前記作業機装着部が、前記作業機であるトラクタの後部に設けられている昇降部材に装着支持されることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項7】
前記疎水材投入部及びブレード部の地中への挿入量を規制するガイド板を備えていることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項8】
前記疎水材ホッパーと疎水材投入部との間に、疎水材ホッパーから疎水材投入部への疎水材の落下を規制する遮断手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項9】
前記疎水材ホッパーの側壁は、投入される疎水材の安息角以上の傾斜角度を有していることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項10】
前記疎水材ホッパーの上部に、疎水材補給用ホッパーと、該疎水材補給用ホッパー内の疎水材を前記疎水材ホッパー内に投入する搬送手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。

【請求項11】
請求項1記載の弾丸暗渠形成装置及び作業機を用いて弾丸暗渠形成する方法であって、前記作業機の昇降部材を下降させて前記疎水材投入部、ブレード部、疎水材投入口及び弾丸を地中に挿入するとともに、前記疎水材ホッパーに疎水材を投入した状態で前記作業機を弾丸暗渠掘削方向に走行させることにより、ブレード部が形成した溝内に、疎水材ホッパー内の疎水材を疎水材投入部の疎水材投入口から投入充填し、前記弾丸が、疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を形成する際に、前記弾丸の前方、弾丸の中間部及び弾丸の後方のいずれか少なくとも一箇所から土壌硬化剤を注入し、前記弾丸部の周壁に土壌硬化剤を注入することを特徴とする弾丸暗渠形成方法。

【請求項12】
請求項1記載の弾丸暗渠形成装置及び作業機を用いて弾丸暗渠形成する方法であって、前記作業機を、前記弾丸暗渠形成装置を装着支持した前記昇降部材を上昇させた状態で弾丸暗渠の形成開始位置より弾丸暗渠掘削方向手前側に位置させ、作業機を弾丸暗渠掘削方向に進行させるとともに昇降部材を下降させて前記疎水材投入部、ブレード部、疎水材投入口及び弾丸を地中に挿入し、ブレード部が形成した溝内に、疎水材ホッパーに投入した疎水材を疎水材投入口から投入充填し、前記弾丸によって疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を形成し、弾丸暗渠の形成終端位置で昇降部材を上昇させて疎水材投入部、ブレード部、疎水材投入口及び弾丸を地中から引き抜くことにより、あらかじめ設定された位置に、疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を有する弾丸暗渠を形成する際に、前記弾丸の前方、弾丸の中間部及び弾丸の後方のいずれか少なくとも一箇所から土壌硬化剤を注入し、前記弾丸部の周壁に土壌硬化剤を注入することを特徴とする弾丸暗渠形成方法。

【請求項13】
前記疎水材投入口からの疎水材の溝内への投入充填は、弾丸暗渠の形成開始位置から弾丸暗渠の形成終端位置までの間で行うことを特徴とする請求項12記載の弾丸暗渠形成方法。

【請求項14】
疎水材を充填した弾丸暗渠であって、疎水材を投入充填した溝の底部に疎水材が実質的に存在しない弾丸部を有するとともに、該弾丸暗渠の周壁に土壌硬化剤が注入されていることを特徴とする弾丸暗渠。

【請求項15】
前記弾丸暗渠は、水田に隣接した畑作地の縁部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠。
産業区分
  • 土工
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2004143079thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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