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細胞培養装置

国内特許コード P06P003833
掲載日 2006年5月12日
出願番号 特願2004-297582
公開番号 特開2006-109707
登録番号 特許第4820979号
出願日 平成16年10月12日(2004.10.12)
公開日 平成18年4月27日(2006.4.27)
登録日 平成23年9月16日(2011.9.16)
発明者
  • 末田 泰二郎
  • 宮崎 政則
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 細胞培養装置
発明の概要

【課題】 拍動を与えながら細胞培養を行うことができ、簡単でコンパクトな構造をなし操作や維持管理が容易な細胞培養装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る細胞培養装置は、細胞の培養を行う培養室、培養液の一時貯留を行う培養液槽、培養液中の酸素及び二酸化炭素分圧の調整を行うガス交換手段、培養液の加温手段及び前記培養室に培養液を供給する培養液供給手段が導管により連結されてなり、前記培養液供給手段は、ポンプと、該ポンプの最大吐出量が制御できるとともに吐出量が周期的に変化するように制御することができるポンプ制御装置と、前記導管内を流れる培養液の流量を制御することができる流量調整弁と、を備えてなる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


心臓冠動脈や末梢動脈の閉塞疾患に対するバイパス手術において、患者の内皮細胞により被覆された血栓が形成されにくい合成繊維製の人工血管を使用する外科治療が注目されている。そのような人工血管を多くの人が利用できるようにするために、血管を構成する種々の細胞を効率的に培養することができるような細胞培養装置が求められている。



細胞培養を効率的に行うには、血液の流れや血圧などの生体環境を模した条件下で細胞培養を行うことが好ましく、そのため拍動を与えながら細胞培養を行うことができる細胞培養装置が種々提案されている。



例えば、特許文献1には、動物の心臓血管領域を形成しうる細胞または組織を収容する培養槽と、ポンプから機械弁を介して緩衝槽へ培養液が供給されるのに連動して、前記緩衝槽から前記培養槽に培養液を供給するための緩衝手段と、前記培養槽から排出される培養液を導管を通して貯蔵槽に流入させて、該培養液を、大気圧下で貯蔵槽に一時的に貯蔵するための回収貯蔵手段と、前記ポンプにより、前記貯蔵槽から機械弁を介してポンプに培養液を吸引させるとともに、該吸引に連動して前記緩衝槽に培養液を加圧して間欠的に供給するための加圧手段とを備える細胞培養装置が提案されている。



また、特許文献2には、生物の細胞を培養する細胞培養装置に於いて、循環する培養液の流量を制御する流量制御手段と、上記培養液の流量を測定する流量測定手段と、上記培養液の圧力を制御する圧力制御手段と、上記培養液の圧力を測定する圧力測定手段と、制御目標となる流量と圧力の波形情報が供給される制御手段とを具備し、上記圧力制御手段と上記流量制御手段との相互の干渉を相殺する様に制御目標に到達させる様に上記制御手段を介して制御して成る細胞培養装置が提案されている。




【特許文献1】特開2004-49185号公報

【特許文献2】特開平9-313166号公報

産業上の利用分野


本発明は、細胞培養装置に係り、特に拍動を与えながら細胞培養を行う細胞培養装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
細胞の培養を行う培養室、培養液の一時貯留を行う培養液槽、培養液中の酸素及び二酸化炭素分圧の調整を行うガス交換手段、培養液の加温手段並びに前記培養室に培養液を供給する培養液供給手段が導管により連結されてなり、
前記ガス交換手段は、酸素及び二酸化炭素分圧が所定値に保持されたガス室と、そのガス室内に収容され前記導管に連通したシリコンチューブとを有し、そのシリコンチューブを介して前記培養室及び培養液槽に供給される培養液中の酸素及び二酸化炭素分圧を調整することができ、
前記培養液供給手段は、ポンプと、該ポンプの最大吐出量が制御できるとともに吐出量が周期的に変化するように制御することができるファンクションゼネレータと、前記導管内を流れる培養液の流量を制御することができる流量調整弁と、を備えてなる細胞培養装置。

【請求項2】
ポンプは、遠心ポンプであることを特徴とする請求項1に記載の細胞培養装置。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004297582thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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