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金属等のナノサイズ超微粒子を分散させた液体アルカリ金属

国内特許コード P06A008472
整理番号 11616
掲載日 2006年5月19日
出願番号 特願2003-291967
公開番号 特開2004-339461
登録番号 特許第3935870号
出願日 平成15年8月12日(2003.8.12)
公開日 平成16年12月2日(2004.12.2)
登録日 平成19年3月30日(2007.3.30)
優先権データ
  • 特願2003-115481 (2003.4.21) JP
発明者
  • 大平 博昭
  • 荒 邦章
  • 此村 守
出願人
  • 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
発明の名称 金属等のナノサイズ超微粒子を分散させた液体アルカリ金属
発明の概要

【課題】 液体金属冷却材や熱交換器の熱媒体等に用いられる液状流体について、液状流体自体の反応性や毒性を低減させること、さらには液状流体自体の流動抵抗性を高めて漏洩量を低減させること。
【解決手段】 液状流体2に金属等のナノサイズ超微粒子1を分散させる。これにより、反応性または毒性を有する液状流体の場合には、液状流体の反応性または毒性を低減させることができる。液状流体の流動抵抗性を高め、微小亀裂からの漏洩量を低減できる。熱交換器の熱媒体として使用することにより、熱交換器本来の伝熱性能と同程度以上とすることができる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


従来の高速炉冷却材は、ナトリウム等の液体アルカリ金属を用いることにより、炉心で発生する高密度の熱エネルギーを伝達できるという利点があるものの、蒸気発生器等の熱交換器におけるナトリウム-水反応やナトリウム漏洩におけるナトリウム燃焼等の激しい反応が生じる可能性が完全には排除できないという欠点があった。



また、高温側熱媒体と低温側熱媒体との接触が許されないプラント等の熱交換器や、高い反応性を有する液体アルカリ金属を扱う機器システムでは、万一生じる液体アルカリ金属の漏洩を完全に排除できないという欠点があった。

産業上の利用分野


本発明は、液体アルカリ金属の反応性を低減し、あるいは流動抵抗性や熱伝導性を向上させる技術に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
高速炉において冷却材として使用される液体アルカリ金属に金属、合金および金属化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上のナノサイズ超微粒子を分散させたことを特徴とする液体アルカリ金属。

【請求項2】
高速炉において冷却材として使用される反応性を有する液体アルカリ金属に金属、合金および金属化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上のナノサイズ超微粒子を分散させることにより液体アルカリ金属の反応性を低減させたことを特徴とする液体アルカリ金属。

【請求項3】
高速炉において冷却材として使用される液体アルカリ金属に金属、合金および金属化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上のナノサイズ超微粒子を分散させることにより液体アルカリ金属の流動抵抗性を高めたことを特徴とする液体アルカリ金属。

【請求項4】
熱交換器の熱媒体としての液体アルカリ金属にこの液体アルカリ金属より高い熱伝導率を有する金属、合金および金属化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上のナノサイズ超微粒子を分散させることにより熱媒体の熱伝導性を向上させたことを特徴とする液体アルカリ金属。

【請求項5】
前記のナノサイズ超微粒子が金属ナノサイズ超微粒子であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の液体アルカリ金属。
産業区分
  • その他無機化学
  • 加工
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003291967thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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