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固体燃料燃焼方法、固体燃料燃焼器およびそれを使用した固体燃料式エンジン 新技術説明会

国内特許コード P06A008587
整理番号 KUTLO-2004-025
掲載日 2006年5月26日
出願番号 特願2004-299740
公開番号 特開2006-112293
登録番号 特許第3702348号
出願日 平成16年10月14日(2004.10.14)
公開日 平成18年4月27日(2006.4.27)
登録日 平成17年7月29日(2005.7.29)
発明者
  • 榎本 啓士
出願人
  • 学校法人金沢大学
発明の名称 固体燃料燃焼方法、固体燃料燃焼器およびそれを使用した固体燃料式エンジン 新技術説明会
発明の概要


【課題】固体燃料として難燃性でありながら、一端燃えだすと燃焼火力が強いとされる固体プラスチック燃料を用いた固体燃料燃焼方法を提供する。 【解決手段】プラスチックの固体燃料を加熱して液状化した層に、電磁波を放射し、液状燃料を電磁波によって一気に加熱気化し、気化した燃料を燃焼することで強力な燃焼火力を得ることができる固体燃料燃焼方法である。難燃性プラスチックを固体燃料として使用することができ、この結果大きな燃焼火力を得ることができる。また、難燃性プラスチックを燃料とするため、極めて安全性が高く(燃えにくいため)取り扱いも容易である。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


従来より、固体燃料を使用したロケットエンジンは公知である(特許文献1)。




【特許文献1】特開2000-186620



上記文献1に記載のロケットエンジンは、図6に示すようにノズル103を有する燃焼器102を備え、この燃焼器102内の燃焼室105に固体燃料106が筒状に設けられている。また燃焼器102はポンプ104を介して液体酸化剤が充填されたタンク101に接続されている。このエンジンは、図示せぬ発火体によって固体燃料106に着火され、また、ポンプ104から液体酸化剤が供給されて固体燃料106を燃焼させ、燃焼ガスをノズル103から噴射することで推力を得る構造となっている。

産業上の利用分野


本発明は、固体燃料燃焼方法、固体燃料燃焼器およびそれを使用した固体燃料式エンジンに関し、特に固体燃料として難燃性でありながら、一端燃えだすと燃焼火力が強いとされる固体プラスチック燃料を用いた固体燃料燃焼方法、固体燃料燃焼器およびそれを使用した固体燃料式エンジンに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
プラスチックからなる固体燃料を加熱して液状化した相に、電磁波を放射して燃料を加熱気化させ、気化した燃料を燃焼することを特徴とする固体燃料燃焼方法。

【請求項2】
前記電磁波の放射は、固体燃料中に埋め込んだ同軸ケーブルにより行うことを特徴とする請求項1に記載の固体燃料燃焼方法。

【請求項3】
前記同軸ケーブルには、電磁波受信アンテナまたは電磁波発振器のいずれかが接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体燃料燃焼方法。

【請求項4】
前記固体燃料の燃焼部に向けて酸化剤を供給し、固体燃料を燃焼させることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の固体燃料燃焼方法。


【請求項5】
プラスチックからなる固体燃料を収納する燃焼器と、前記燃焼器に収納された固体燃料を加熱する加熱手段と、前記固体燃料が加熱され液化した相に向けて電磁波を放射する電磁波放射手段と、前記電磁波放射手段に電磁波を供給する電磁波発振器とを備え、前記燃焼器内の固体燃料を加熱して液状化した相に電磁波を放射することにより燃料の気化を促進させ、燃焼を加速することを特徴とする固体燃料燃焼装置。

【請求項6】
前記電磁波放射手段は、同軸ケーブルで構成され、該同軸ケーブルは固体燃料内に複数本配置されていることを特徴とする請求項5に記載の固体燃料燃焼装置。

【請求項7】
前記電磁波放射手段は、電磁波受信装置を備え、無線で電磁波発振器からの電磁波を受信できるように構成したことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の固体燃料燃焼装置。

【請求項8】
前記燃焼器の固体燃料燃焼部にむけて酸化剤を供給する酸化剤供給手段を備えたことを特徴とする請求項5~請求項7のいずれかに記載の固体燃料燃焼装置。


【請求項9】
酸化剤供給手段と、この酸化剤供給手段に接続した燃焼器と、前記燃焼器に連続して設けたノズルを備えてなる固体燃料式エンジンにおいて、前記エンジンは、プラスチックからなる固体燃料を収納する燃焼器と、燃焼器内に収納された前記固体燃料を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱され前記固体燃料が液化した相に向けて電磁波を放射する電磁波放射手段と、前記電磁波放射手段に電磁波を供給する電磁波発振器とを備え、前記燃焼器内の固体燃料が液状化した相に電磁波を放射し、燃料の気化を促進させ、固体燃料の燃焼を加速することを特徴とする固体燃料式エンジン。

【請求項10】
前記電磁波放射手段は、同軸ケーブルで構成され、該同軸ケーブルは固体燃料内に複数本配置されていることを特徴とする請求項9に記載の固体燃料式エンジン。
産業区分
  • 内燃機関
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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