TOP > 国内特許検索 > 機器の診断方法

機器の診断方法

国内特許コード P06A008747
整理番号 11228
掲載日 2006年6月2日
出願番号 特願平10-208270
公開番号 特開2000-046701
登録番号 特許第3108405号
出願日 平成10年7月23日(1998.7.23)
公開日 平成12年2月18日(2000.2.18)
登録日 平成12年9月8日(2000.9.8)
発明者
  • 名倉 文則
  • 大山 信美
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 機器の診断方法
発明の概要 【課題】 機器の故障の判断が熟練者の経験や勘に頼る場合があった。
【解決手段】 機器の正常状態において動作変量を計測する(S1)。そのデータから異常状態における変量データを推定する(S2)。正常状態、異常状態のそれぞれについてARモデルを立てる(S3、S4)。ARモデルをもとに、それぞれマハラノビスの距離の式D12、D22を求める(S6、S7)。以上が準備である。機器を診断するとき、実際に変量データを計測し、ARモデルを立てる。モデルどうしの近さをもとに、正常か異常かを判断する。
従来技術、競合技術の概要



プラントにおいて、各種機器の故障の発見はいくつかの方法で行われる。機器自身が故障検出手段をもち、警告を発する等の処置を施す場合は、ある程度それに任せることもできるが、機器の側ですべての故障が想定できているとは考えにくく、必要に応じて機器外部で診断する必要が生じる。例えば回転機械の内面に微小な傷が生じた場合など、故障の検出は概して難しい。そうした場合、機器が正常なときに予め振動の周波数を計測しておき、これを運転中計測した周波数と随時比較する方法がある。比較の結果、両者の差がある程度大きくなれば、機器を検査し、故障があれば修理する。この方法なら機器を常時運転しながら診断できる点、および内部の検査が困難な機器でも実現できる点で有効である。

産業上の利用分野



この発明は機器の診断方法、とくに機器の状態を診断する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第一の状態における機器の動作変量を計測し、計測した動作変量に基づいて、第一の状態における自己回帰型の線形予測モデルであるARモデルでの予測係数を算出するとともに、この予測係数について第一のマハラノビスの距離の判別式を算出するステップと、
第二の状態における予め定められた変動により前記第一の状態における動作変量について修正を加え、第二状態におけるARモデルでの予測係数を算出するとともに、この予測係数について第二のマハラノビスの距離の判別式を求めるステップと、
機器の動作変量を計測し、その計測した動作変量に基づいて、その機器動作状態におけるARモデルでの予測係数を算出するとともに、算出した機器動作状態における予測係数を第一のマハラノビスの距離の判別式および第二のマハラノビスの距離の判別式に代入して、得られた2つの計算結果に基づいて機器の動作状態が第一の状態と第二の状態のいずれに属するかを判別するステップと、
を含むことを特徴とする機器の診断方法。

【請求項2】
第一の状態および第二の状態の2つの状態における機器の動作変量を予測し、その2つの状態における自己回帰型の線形予測モデルであるARモデルでの予測係数を算出するステップと、
その2つの状態における予測係数について、それぞれ第一および第二のマハラノビスの距離の判別式を算出するステップと、
機器の動作変量を計測し、その計測した動作変量に基づいて、その機器動作状態におけるARモデルでの予測係数を算出するとともに、算出した機器動作状態における予測係数を第一のマハラノビスの距離の判別式および第二のマハラノビスの距離の判別式に代入して、得られた2つの計算結果に基づいて機器の動作状態が第一の状態と第二の状態のいずれに属するかを判別するステップと、
を含むことを特徴とする機器の診断方法。

【請求項3】
特定の異常状態における機器の挙動を支配する方程式をもとに、その特定の異常状態における機器の挙動についての変量データを求め、求められた変量データにより、別に求められた正常状態の機器の動作変量を修正し、修正された動作変量を求めるステップと、
求められた動作変量の状態における自己回帰型の線形予測モデルであるARモデルでの予測係数を算出するステップと、
算出された予測係数についてマハラノビスの判別式を算出するステップと、
機器の動作変量を計測し、その計測した動作変量に基づいて、機器動作状態におけるARモデルでの予測係数を算出するステップと、
算出した機器動作状態における予測係数を前記マハラノビスの距離の判別式に代入して、得られた計算結果に基づいて機器の動作状態の前記想定した状態に対する近さを判別するステップと、
を含むことを特徴とする機器の診断方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close