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マグネチックスターラ及びそれに用いる攪拌容器

国内特許コード P06A008748
整理番号 11231
掲載日 2006年6月2日
出願番号 特願平10-213774
公開番号 特開2000-042393
登録番号 特許第2972192号
出願日 平成10年7月29日(1998.7.29)
公開日 平成12年2月15日(2000.2.15)
登録日 平成11年8月27日(1999.8.27)
発明者
  • 酒井 敏雄
  • 渡辺 伸久
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 マグネチックスターラ及びそれに用いる攪拌容器
発明の概要 【課題】 複数の試料の攪拌操作を同時に行うことができ、しかも小型化と占有面積の低減を図ることができるようにする。
【解決手段】 鉛直上向きの回転軸14を有する駆動用モータ6と、回転軸にS極とN極が互いに180度異なる向きで水平回転するように上下2段に配設した駆動磁石18と、駆動磁石の回転領域を取り囲むように複数の攪拌容器設置穴24を設けた攪拌容器ホルダ12と、各攪拌容器設置穴によって立設保持される有底円筒状の攪拌容器26と、棒状の永久磁石攪拌子32を備えている。駆動部10は凸型ケース20で囲った密封構造とし、攪拌容器ホルダを着脱可能とする。攪拌容器は、合成樹脂によって試験管形状をなす容器本体と楕円形状の開口部とを一体成形したものとし、開口部は弾性変形可能な長円形状とするのがよい。通常時の開口部の短径は、永久磁石攪拌子の外径よりも小さく設定する。
従来技術、競合技術の概要



核燃料の再処理施設などでは、分析セルやグローブボックス内で、複数の試料の分析作業が行われる。その分析作業のための前処理操作として、試料の攪拌、抽出あるいはサンプリングチップによる前処理試料の採取などの操作が必要となる。それには、従来から、「マグネチックスターラ」と呼ばれる攪拌装置が用いられている。

従来のマグネチックスターラは、駆動用モータによって棒状の駆動磁石を水平面内で回転させ、その水平回転する駆動磁石の上方の台上にビーカのような円形平底の攪拌容器を載置し、該攪拌容器中に棒状の永久磁石からなる攪拌子を投入する構成である。従って、棒状の永久磁石攪拌子は、倒れた横向きの状態で回転し、攪拌容器内の液体を攪拌することになる。

産業上の利用分野



本発明は、永久磁石攪拌子を回転させるための駆動磁石を縦方向に設置し、複数の有底円筒状の攪拌容器を円周状に立設することで、同時に複数の試料の攪拌操作を可能としたマグネチックスターラ、及びそれに好適な攪拌容器に関するものである。この装置は、各種の分析作業などにおいて、攪拌あるいは抽出操作を効率よく省スペースで作業するのに好適である。

特許請求の範囲 【請求項1】
鉛直上向きの回転軸を有する駆動用モータと、該回転軸にS極とN極が互いに180度異なる向きで水平回転するように上下2段に配設した駆動磁石と、該駆動磁石の回転領域を取り囲むように複数の有底円筒状の攪拌容器を立設保持可能な攪拌容器ホルダと、各攪拌容器内に投入される棒状の永久磁石攪拌子とを備え
駆動用モータ及び駆動磁石を有する駆動部は凸型ケースで覆われた密封構造をなし、該凸型ケースに対して攪拌容器ホルダが着脱可能な構造であり、該攪拌容器ホルダに複数の攪拌容器が円周状に立設可能な複数の攪拌容器設置穴が設けられているマグネチックスターラ。

【請求項2】
請求項1に記載のマグネチックスターラに用いる攪拌容器であって、試験管形状をなす容器本体と楕円形状の開口部とからなり、該開口部は長径方向に押圧力を加えることで容易に円形状に拡開し且つ押圧力の解除により復元する弾性変形可能な構造であって、前記開口部の短径は通常時に永久磁石攪拌子の外径よりも小さく設定されていることを特徴とする攪拌容器。

【請求項3】
試験管形状をなす容器本体と楕円形状の開口部とが連続した構造であって、合成樹脂で一体成形されている請求項記載の攪拌容器。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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