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非対称双頭型脂質から成るチューブ状凝集体 新技術説明会

国内特許コード P06A009009
整理番号 A121P93
掲載日 2006年6月16日
出願番号 特願2001-129495
公開番号 特開2002-322190
登録番号 特許第4174702号
出願日 平成13年4月26日(2001.4.26)
公開日 平成14年11月8日(2002.11.8)
登録日 平成20年8月29日(2008.8.29)
発明者
  • 増田 光俊
  • 清水 敏美
出願人
  • 独立行政法人産業技術総合研究所
発明の名称 非対称双頭型脂質から成るチューブ状凝集体 新技術説明会
発明の概要 【課題】 安定なナノメートルスケールの微細チューブ状凝集体を形成可能な糖とカルボン酸をそれぞれ両端にもつ新規な非対称双頭型脂質を提供する。
【解決手段】 本発明は、一般式R-NHCO-(CH2)n-COOH (I)(式中、Rはアルドピラノースの還元末端水酸基を除いた残基、nは6~20を表す。)で表わされる非対称双頭型脂質、及びこの非対称双頭型脂質から形成される中空の微細チューブ状凝集体である。この微細チューブ状凝集体の外径は10~300nm、長さが0.3~10μmであり、上記非対称双頭型脂質をpH2~8の水に分散させ、次に80~100℃で加熱溶解させて、得られた水溶液を徐冷することにより製造することができる。
従来技術、競合技術の概要
長鎖メチレン鎖の両端にアミド結合を介してオリゴペプチド残基を導入した双頭型ペプチド脂質が水中で、安定なチューブ状繊維構造体を形成できることが知られている(特許第2796613号)。これらのカルボン酸含有脂質は溶液のpHによって溶解度が制御できるため、水中での分散、及びその制御が容易である。しかしこの系ではチューブの幅がマイクロメートルサイズであり、さらに微細なチューブの合成は困難であるという欠点を有している。これに対して、長鎖メチレン鎖の両端にアミド結合を介して糖残基を導入した双頭型糖脂質が水中で、安定なナノメートルサイズの幅のねじれ構造を持つ極微細繊維状構造体を形成できることが知られている(特許第2692738号、清水敏美ら高分子論文集、54、815(1997)、清水敏美、増田光俊、Journal of American Chemical Society, 119, 2812(1997))。しかしこの系では化合物によって水に対する溶解性は一義的に決まってしまうため、その利用範囲が限られてしまう欠点を有している。
産業上の利用分野
この発明は、非対称双頭型質により形成される中空のチューブ状凝集体に関し、より詳細には、機能性材料として、医薬・化粧品分野、電子情報分野、さらには食品工業、農林業、繊維工業などにおいて利用可能な糖とカルボン酸をそれぞれ両端にもつ非対称双頭型脂質により形成される微細チューブ状凝集体その製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 一般式
R-NHCO-(CH2)n-COOH
(式中、Rはアルドピラノースの還元末端水酸基を除いた残基、nは6~20を表す。)で表わされる非対称双頭型脂質を水に加熱溶解後、冷却することにより製造される、該非対称双頭型脂質から成る中空のチューブ状凝集体
【請求項2】 前記RがD-グルコピラノシル基又はD-ガラクトピラノシル基である請求項1に記載のチューブ状凝集体
【請求項3】 外径が10~300nmであって、長さが0.3~10μmである請求項1又は2に記載のチューブ状凝集体。
【請求項4】 一般式
R-NHCO-(CH2)n-COOH
(式中、Rはアルドピラノースの還元末端水酸基を除いた残基、nは6~20を表す。)で表わされる非対称双頭型脂質を水に加熱溶解後、冷却することから成る、該非対称双頭型脂質から成る中空のチューブ状凝集体の製造方法。
【請求項5】 前記RがD-グルコピラノシル基又はD-ガラクトピラノシル基である請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】 前記非対称双頭型脂質をpH2~8の水に分散させ、次に80~100℃で加熱溶解させて、得られた水溶液を徐冷することから成る請求項4又は5に記載の製造方法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 分子複合系の構築と機能 領域
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