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照射位置照合システム

国内特許コード P06A009213
整理番号 KUTLO-2005-002
掲載日 2006年7月7日
出願番号 特願2004-340568
公開番号 特開2006-149438
登録番号 特許第4344825号
出願日 平成16年11月25日(2004.11.25)
公開日 平成18年6月15日(2006.6.15)
登録日 平成21年7月24日(2009.7.24)
発明者
  • 真田 茂
  • 田中 利恵
出願人
  • 学校法人金沢大学
発明の名称 照射位置照合システム
発明の概要

【課題】照射計画に従った照射部位の位置照合を支援するための照射位置照合システムの提供
【解決手段】DRRとLGの画像を取り込み(S102)、サイズ調整(S104)、エッジ強調(S108)等を行い、アイソセンタのずれを補正して(S110)、DRRとLGのサイズや位置を合わせる。照合の妨げとなるLGのFOVエッジを除去する(S112)。その後、2値化して(S116)、LGの雑音処理後(S118)、照合対象のエッジをラベルにより選択して(S120,S122)、エッジを細線とする(S124)。DRRのエッジから作成したマスクにより、LGの照合対象であるランドマークを選択し(S126)、照合する探索範囲を決定して(S128)、照合を行う(S130)。照合した結果得られた照射位置のずれを表示する(S132)。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


近年、高齢社会の到来によるがん患者数が急増している。このために、 放射線治療を必要とする患者数の増加が顕著であり、4人に1人が放射線治療を受けるようになるとも言われている。
さて、画像診断装置の進歩により、がん発見精度は向上している。そして、放射線治療技術の進歩により、放射線治療精度も向上しており、現在は、放射線治療により、がん細胞自体に狙い撃ちが可能となっている(例:ラジオサージャリー,ガンマナイフ)。
しかしながら、照射部位の位置確認は目視によって主観的に行われており、そのために、観察者の経験による個人差や、再現性が問題となっている。そのためにも、放射線治療の照射部位の確認を支援するシステムの開発が望まれている。
発表されている放射線治療の照射部位の確認を支援するシステムとしては、非特許文献1や2がある。非特許文献1では、照合の指標を手動でトレースしてから、コンピュータでずれを計算するシステムが紹介されている。しかしながら、手動トレースしているために再現性が低いことが問題である。非特許文献2では、X線シミュレーションイメージとポータルイメージを対象して、自動的に照合の指標を決定して、コンピュータでずれを計算することが紹介されている。しかしながら、治療計画に用いた画像(DRR)を対象としておらず、必ずしも取り扱いがよいとはいえない。




【非特許文献1】John R. Van Sorensen de Koste, Hans C. J. de Boer, M.Sc., Regine H. Schuchhard-Schipper, et al: Procedures for high precision setup verification and correction of lung cancer patients using CT-simulation and digitally reconstructed radiographs (DRR), Int. J. Radiation Oncology Biol. Phys. 55(3), 804-810, 2003

【非特許文献2】赤沢博之,中森伸行,塩本敦子,他:放射線治療におけるポータルイメージの自動照合プログラムの開発.日本放射線技術学会誌,60(1),101-110,2003

産業上の利用分野


本発明は、放射線治療において、照射計画に従って照射部位の位置を合わせることを支援するための照射位置照合システムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
放射線治療計画画像(DRR)と、治療前に撮影する照射野確認画像(LG)とを用いて、照射部位の位置を合わせるための照射位置照合システムであって、
前記DRR及び照射野(FOV)形成のための形状データ、前記LGの画像を取得する画像取得手段と、
取得した前記DRR及びLGの画像のサイズと位置を合わせる前処理手段と、
前記DRRとLGの画像のエッジを強調するエッジ強調手段と、
取得した前記形状データを用いて、LG内のFOVエッジを除去するFOVエッジ除去手段と、
DRRとLGの画像を2値化する2値化手段と、
2値化したDRRとLGの画像のエッジを細線化する細線化処理手段と、
前記DRRとLGのずれを検出する照合手段と、
照合した結果を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする照射位置照合システム。

【請求項2】
請求項1記載の照射位置照合システムにおいて、
さらに、前記DRRの細線化処理後の画像で、エッジを膨張させてマスクを作成して、該マスクによりLGの不要なエッジを除去するランドマーク判定手段を備え、
前記照合手段は、前記ランドマーク判定手段で不要なエッジを除去したLGとDRRにより、照合することを特徴とする照射位置照合システム。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の照射位置照合システムにおいて、さらに、
前記2値化したLGの画像から、雑音除去する雑音除去手段と、
前記DRRの画像と雑音除去した後の前記LGの画像から、小さいエッジを除去する手段とを備えることを特徴とする照射位置照合システム。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の照射位置照合システムにおいて、
前記照合手段は、LGの照合を行う範囲(テンプレート)を定め、DRRに定めた探索範囲で、照合する位置を求めることを特徴とする照射位置照合システム。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の照射位置照合システムにおいて、
さらに、照合に使用するエッジをマニュアルで選択するマニュアル選択手段を備え、前記照合手段は、LGの選択されたエッジとDRRの選択されたエッジとを照合することを特徴とする照射位置照合システム。

【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の照射位置照合システムとして、コンピュータ・システムを機能させるためのコンピュータ・プログラム。

【請求項7】
請求項6に記載の照射位置照合システムとして、コンピュータ・システムを機能させるためのコンピュータ・プログラムを格納した記録媒体。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004340568thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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